どうもこんにちは 安久津です。 Remindのブランド戦略責任者をしています。 まあ、どんなことしてるのかって言われたら。 会社の課題解決の遊撃担当的なやつです。 過去の記事でもAIについて結構ざっくりベースですが触れてきています。
様々なAIが出てきていて、今なお発展を続けているAIの分野になりますが、 どうしても小難しいだったり、怪しいであったり、 最大限活用できているのはテック系の企業や、プログラマー・エンジニアの一部でしかないのが 現状です。(例外ももちろんありますよ?)
さて、今回は経営層・マネジメント層がAIを活用すべき、だなんて ビジネス書とかビジネスニュース系のタイトルっぽくしちゃっていますけれども。 言いたいことはただ一つ、 「人と向き合うためにAIを活用して、人と向き合う時間を作りましょう」
うわっ偉そうなこと言っちゃってる。 でも実際これはそうだなと。(人を大事にしたいタイプの企業は) どうしても責任を多く持つ立場の人は雑事が増えてしまいます。 それに伴って、どうしてもマネジメント、という部分で会社の利益であったり、 そういった部分には目がいくけれども、どうしてもマネジメントにおける個々人の管理 向き合うといった部分は大事だけれども時間を割き切れていない現実があります。
偉そうなこと言ってごめんなさい(でも本当です)
この「人と向き合うためにAIを活用する」って言葉、ちょっと上から目線に聞こえるかもしれませんね。それはごめんなさい。でも、現場で日々奮闘しているマネジメント層の皆さんなら、この言葉の本質に共感していただけるんじゃないかと思うんです。
だって考えてみてください。あなたの1日はどんな感じですか?朝から晩まで会議、レポート作成、メール返信、データのチェック...。そんな中で「今日はちゃんとチームメンバーと話せたかな?」と自問自答して、ちょっと胸が痛む経験、ありませんか?
AIが解放する「人間らしい時間」
ここでAIの登場です。でも「AI導入しましょう!」って言われても、「はいはい、またトレンドの話ね」って思っちゃいますよね。
でも考え方を少し変えてみてください。AIは単なる「効率化ツール」ではなく、「人間らしい時間を取り戻すための味方」なんです。例えば:
- 毎週作ってる定例レポート? AIに下書きさせて、あなたは分析と判断に集中
- 議事録作成に追われる? AIに音声起こしと要約を任せて、あなたは会議中の表情やニュアンスに注意を向ける
- メールの山に埋もれる? AIに仕分けと下書きを手伝ってもらって、あなたは本当に重要なコミュニケーションに時間を使う
「でもそんなの、業務効率化の話でしょ?」って思いますか? いいえ、これは単なる効率化ではありません。これは「人と向き合う時間を創出するための戦略的投資」なんです。
人間にしかできないこと、AIにはできないこと
正直な話、AIが得意なのはデータ処理や反復作業です。でも人間にしかできないことって何でしょう?
- メンバーの表情から本当の気持ちを読み取ること
- 言葉にならない不安や期待を感じ取ること
- チームの雰囲気を良くするためのちょっとした声かけ
- 一人ひとりの強みを見抜き、最適な役割を見つけること
どんなに優秀なAIでも、こういった「人間同士のつながり」は生み出せません。だからこそ、私たちはAIに任せられることは任せて、人間にしかできないことに集中すべきなんです。
小さく始めて、大きく変える
「AIを活用しましょう」って言っても、どこから手をつければいいのか分からないですよね。私も最初はそうでした。だから小さなステップから始めてみましょう:
- まずは自分の「時間泥棒」を見つける:一週間くらい業務を記録してみて、「これってAIでできないかな?」と思うことをリストアップ
- 一つだけ試してみる:例えば、週次のレポート作成や、会議のサマリー作成から始めてみる
- 効果を実感したら少しずつ広げる:チームにも共有して、組織全体で少しずつAI活用の文化を育てる
- 浮いた時間の使い方を決める:「毎週金曜の午後は1on1ミーティングの時間に充てる」など、具体的な目標を立てる
「AI vs 人間」じゃなく「AI × 人間」
よく「AIが導入されると、人間味のない組織になるんじゃないか」という懸念を聞きます。でも実は逆なんです。AIが雑務を引き受けることで、組織はむしろより人間的になる可能性があります。
例えば:
- マネージャーがチームメンバーの成長により多くの時間を割ける
- 経営層が現場の声に直接触れる機会が増える
- 従業員が創造的で意味のある仕事により集中できる
これって素敵じゃないですか?
技術は手段、目的は人
最後に言いたいのは、AIはあくまで手段であって、目的ではないということ。「AIを導入すること」自体が目的化してしまっては本末転倒です。
大切なのは「なぜAIを活用するのか?」という問いへの答え。それが「人と向き合う時間を増やし、より良い関係性を構築するため」であれば、その取り組みは必ず組織に良い変化をもたらすはずです。
私たちRemindも日々試行錯誤を重ねています。完璧な答えはまだありませんが、一つだけ確信していることがあります。それは、どんなに技術が発展しても、ビジネスの中心にあるのは常に「人」だということです。
偉そうなことを言うつもりはありませんが、もしあなたが「もっと人に向き合いたいけど、時間がない」と感じているなら、AIという新しい味方を味方につけてみませんか?
一緒に、AIを使って、もっと人間らしい組織を作っていきましょう。
マネジメント層のためのAI活用実践ガイド:具体的なツールと使い方
経営層・マネジメント層の皆さんが今日から使える、具体的なAIツールとその活用法をご紹介します。複雑な設定は不要で、すぐに時間創出効果を実感できるものを厳選してみました。
1. 会議効率化:Notta もしくは tldv
何ができるか: 会議の自動文字起こし・要約・タスク抽出
具体的な使い方:
- Zoom/Teams/Google Meetとの連携設定(数分で完了)
- 会議中はNotta/tldvが自動で録音・文字起こし
- 会議後、AIが自動生成する「会議サマリー」と「アクションアイテム」を確認
- 議事録作成時間が不要に
人との時間創出効果: 週5時間の会議をこなすマネージャーの場合、議事録作成に費やしていた約2〜3時間が解放されます。さらに会議中にメモを取る必要がなくなり、参加者の表情や発言内容への集中度が上がります。
自分のオリジナル議事録フォーマットに割り当てたい場合は、ここで文字起こしだけして、あとはプロンプトを組んだ生成AIに文字起こしをぶち込んで議事録を作るスタイルでもよし。

自動文字起こしサービス | Notta

tl;dv.io | AI Meeting Note taker for Zoom, Google Meet & MS Teams
2. メールと日程調整:Superhuman + Reclaim.ai
何ができるか: AIによるメール分類・返信サポート・自動スケジューリング
具体的な使い方:
- Superhuman:AIがメールを「緊急」「要返信」「情報共有」などに自動分類
- 定型的なメールには返信案を自動生成
- Reclaim.aiと連携して「1on1ミーティング」「集中作業」などの時間を自動確保
- 「30分あれば返せるメール」に時間を取られることがなくなる
人との時間創出効果: 平均的なマネージャーがメール対応に費やす1日90分の時間が約40分に短縮。特に「了解しました」系の短いメールや、ミーティング調整のやり取りが劇的に減少します。

Superhuman | The most productive email app ever made

Reclaim - AI Calendar for Work & Life
3. 資料作成:Microsoft Copilot / Google Gemini / Claude
何ができるか: プレゼン資料・レポート・企画書の下書き作成
具体的な使い方:
- 「先週の営業数字をまとめたスライド10枚」など具体的に指示
- AIが生成した下書きをベースに編集(ゼロから作るより3倍速く完成)
- データの自動可視化(「この表をグラフにして」と指示するだけ)
- 既存の社内文書をAIに読み込ませて「当社の文体」に合わせた文章生成も可能
人との時間創出効果: 週次・月次レポート作成時間が従来の1/3に。特に定型的なレポートほど効果が高く、データの収集・整理・可視化の工程がほぼ自動化されます。

Microsoft Copilot: Your AI companion
Gemini
4. チーム管理:Notion AI + Slack
何ができるか: タスク管理・情報整理・チーム情報のインサイト抽出
具体的な使い方:
- Notionでプロジェクトやタスクを管理(AIが自動でタスク提案)
- Slackの会話をAIが分析し、重要な決定事項を自動抽出
- 「先週のマーケティングチームの進捗は?」と質問するだけでレポートが自動生成
- チームの情報共有と進捗確認の工数が大幅に削減
人との時間創出効果: プロジェクト管理と進捗確認に費やしていた週4〜5時間が半分以下に。浮いた時間をチームメンバーとの1on1や、現場確認に充てられるようになります。

Wiki、ドキュメント、プロジェクト機能をすべてつなげたワークスペース | Notion (ノーション)

AI による業務管理とプロダクティビティツール
5. カスタマーインサイト:MonkeyLearn / Viable
何ができるか: 顧客の声を自動で分析しインサイトを抽出
具体的な使い方:
- 顧客フィードバック、サポートチケット、アンケートなどをAIに読み込ませる
- AIが自動でテーマ別に分類し、感情分析や主要な課題を抽出
- 「最近増えているクレームの傾向は?」などの質問に直接回答
- 膨大なVOCデータを手作業で読む必要がなくなる
人との時間創出効果: カスタマーサクセスチームなら、データ分析に費やす時間が週に5〜6時間から1〜2時間に削減。浮いた時間で重要顧客との関係構築に注力できます。

MonkeyLearn
6. 自己開発・情報収集:Feedly AI / Pocket
何ができるか: 情報のキュレーション・要約・重要ポイント抽出
具体的な使い方:
- 業界ニュースや専門記事をAIが自動収集
- 長文記事も3分で読める要約を自動生成
- 「我が社に関連する内容だけ教えて」と指定も可能
- 情報収集の効率が飛躍的に向上
人との時間創出効果: 情報収集に費やす1日30分が10分程度に。しかも網羅性は向上し、重要なトレンドの見落としが減少します。
ま、ここにこの前書いたObsidian&Cusorって選択肢もあります。
CursorでObsidianの情報を整理しようね。

Feedly AI | Feedly
始める際のポイント:小さく始めて成功体験を積み上げる
- まずは1つのツールから: 一度に全部導入しようとせず、最も効果を実感しやすい1つ(例:会議効率化)から始める
- 具体的な目標を設定: 「週に2時間の1on1時間を確保する」など、浮いた時間の使い道を先に決めておく
- チームに共有する: 自分の成功体験をチームにシェアし、組織全体で時間創出の文化を広げる
- 定期的に振り返る: 「本当に人と向き合う時間が増えたか?」という視点で効果を測定する
人間らしさを取り戻すためのAI活用。それは複雑なテクノロジーの話ではなく、「大切なことに時間を使う」ための単純な戦略です。今日から、あなたも始めてみませんか?
ってね、毎回こう真面目に書いた後に自分で振り返るわけですけれども。大事なのはただ一つ。
時間がない!!!!
ではまた。