人生の「転機」で身につけたスキル
「なんでこんなにうまくいかないのだろう」
私の転機はまさに「子育て」でした。
子どもを産むまではそこそこ器用に生きてきたし、自分が叶えたいことは
結構叶えてきたほうで。
だから、子育ても「なんとなくできる」と思っていたんです。
だけどまぁ実際にやってみたら…
子育てってなんでこんなに思い通りにいかないんでしょ!
やりたいことができないのに、やらなきゃいけないことに忙殺される
自分で決めて行動するより、子どもに合わせて行動することがほとんど
独身時代、自由を謳歌してきた私にとっては本当に、本当にストレスでした。
生まれて初めて、「こんなにもうまくいかないことがこの世にあるんだ!」と打ちのめされた。
子育てで壁にぶち当たって、自分のことが大嫌いになって
もう何も楽しくない
夜が来るのが嫌(子どもが寝なくてイライラするから)
朝が来るのはもっと嫌(また怒涛の1日が始まるから)
希望なんて持てるわけないじゃん
いつまでこれ続くの?
と悶々とし続けた時期があります。
なんとか、現状を打破したい。
手探りで育児に係る本を読み漁り、最終的に心理学・脳科学・NLPに辿り着いたことが私の人生に大きな転機をもたらしてくれました。
その学びの中で得たものは
「諦める覚悟」
だったんです。
例えば子どもに良く言い聞かせる、とか
声かけを変えるなど、自分なりに工夫することで
子どもに望ましい行動をとってもらう確率をあげることはできます。
でも、最終的にどうするかは子ども次第で、100%完璧にコントロールするのは難しいんですよね。
当時の私のしんどさは全部うまくやろうとしていたことにありました。
子育て本の声かけを真似れば、子どもがすんなり動いてくれると信じていたし、子どもたちの個性とか関係なく私が思う「いい子」に育てようと必死だった。
でも、子どもたちには持って生まれた個性があって、それを伸ばそうと必死なんです。
自分が持って生まれた良さを、親に潰されてなるものかと必死なんです。
そりゃぶつかるしうまくいかない。
仮に親がその勝負に勝ったとしてもそれはそれで不幸で。
だから、
自分がどうにかできること(うまくいく確率を高めること)に力を注いで
自分がどうにもできないこと(子どもが自分で決めること)は
「自分の努力の範疇外だから仕方ない」
「自分はここまでやり切ったから最後は仕方ない」
と諦める
諦める覚悟
割り切る潔さ
手放す強さ
これを得られたのが、私にとっての大きな「転機」でした。
「諦める」はネガティブな意味ではなく、「明らかに見る」
物事をあるがままに見て、「そういうものだ」と受け入れる、とても前向きな姿勢だと今は思っています。
子育ての話ですが、子育てだって「人間関係の一つ」なので、この転機があったおかげで、夫婦関係、自分の親との関係、友人との関係、仕事で出会う人との関係…すべての人間関係がラクになったように思います。
そしてこの経験が、「同じように子育てで悩むお母さんの力になりたい!」と自分を奮い立たせてくれて、今の道(個人事業主として子育てサポートを実施)を選ばせてくれた。
子育てでうまくいかなくて、本当に良かったと心から思いますし、私を変えてくれた子どもたちに心から感謝しています。