「サラリーマンじゃなくてもいいのに」日本人の働き方固定観念を問い直す
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「サラリーマンじゃなくてもいいのに」日本人の働き方固定観念を問い直す
― “安定信仰”の正体(工藤正一・館長の視点)
正直に言うけど、日本人って「サラリーマンじゃなきゃダメ」って思い込みすぎじゃないか。
いや、全員とは言わない。でも、空気としてそうなってるのは事実だろ。
いい大学入って、いい会社入って、定年まで働く。それが“正解”みたいな顔してる。
でもさ、それって本当に安定なのか?
俺はそこにかなり疑問を持ってる。
■ サラリーマン=安定という幻想
まず最初にハッキリさせたい。
「サラリーマン=安定」っていうのは、もう半分幻想だ。
昔は違ったよ。終身雇用が機能してた時代は確かに安定だった。
会社にいれば給料は上がるし、クビにもならない。老後もなんとかなる。
でも今はどうだ?
・リストラは当たり前
・副業しないと将来が不安
・年金も怪しい
・会社は守ってくれない
これで「安定してる」って言えるか?
むしろ、“会社に依存してる状態”のほうがリスク高いだろ。
■ なぜ日本人は会社にしがみつくのか
じゃあなんで、ここまでサラリーマンに固執するのか。
理由はシンプルで、「安心したいから」だ。
・周りと同じルート
・親もそうだった
・説明しやすい肩書き
・世間体がいい
つまり、自分で考えて選んでるというより、「外れない選択」をしてるだけなんだよな。
これ、日本人特有の傾向だと思う。
空気を読む文化、同調圧力、失敗を極端に嫌う性質。
全部が合わさって、「無難=正解」になってる。
■ 肩書きで生きるか、実力で生きるか
ここで考えたいのが、「何で自分の価値を証明するのか」って話だ。
サラリーマンは基本、会社の看板で評価される。
どこの企業にいるか、それがほぼ全て。
でも、会社を外れた瞬間どうなる?
極端な話、何も残らない人も多い。
一方で、会社に属さない生き方をしてる人間は違う。
肩書きじゃなくて、「何ができるか」で勝負してる。
ここに本質的な差がある。
■ 安定とは「環境」じゃなく「能力」
多くの人が勘違いしてるけど、安定って環境の話じゃない。
本当の安定は「どこでも生きていける能力」だ。
・スキルがある
・人に価値を提供できる
・どこでも稼げる
こういう状態のほうが、よっぽど強い。
逆に、会社に依存してるだけの状態は、会社が傾いた瞬間に終わる。
つまり、「会社に守られてる=安定」じゃなくて、
「会社がなくても成立する=安定」なんだよ。
■ 「普通」という名の思考停止
もう一つ言いたいのは、日本人は「普通」に弱すぎる。
・普通は就職する
・普通は正社員になる
・普通は会社辞めない
この“普通”って、誰が決めてるんだ?
冷静に考えたら、ただの多数派でしかない。
でも、その多数派から外れることを異常に怖がる。
だから、やりたいことがあっても動けない。
これ、かなりもったいないと思う。
■ サラリーマンを否定しているわけじゃない
ここで誤解してほしくないのは、俺はサラリーマンを否定してるわけじゃない。
向いてる人もいるし、組織で力を発揮できる人もいる。
それ自体は全然いい。
問題なのは、「それしか選択肢がないと思ってる状態」だ。
選べるのに選んでないのと、
知らないから選べないのでは、全然違う。
■ 自分の人生を他人基準で決めるな
結局のところ、一番ヤバいのはここだと思う。
「他人基準で人生を決めること」
・親が安心するから
・周りがそうしてるから
・変に思われたくないから
これで選んだ仕事を、何十年も続けるのか?
正直、かなりリスク高いと思う。
だって、自分で納得してない選択って、どこかで歪むからな。
■ 小さくてもいいから“自分で稼ぐ”経験を持て
じゃあどうすればいいのか。
いきなり会社辞めろとは言わない。
そんな極端な話じゃない。
まずは、小さくてもいいから「自分の力で稼ぐ」経験を持つことだ。
・副業
・スキル販売
・コンテンツ発信
何でもいい。
重要なのは、「会社以外でも価値を生み出せる」という感覚を持つこと。
これがあるだけで、世界の見え方はかなり変わる。
■ まとめ:サラリーマンじゃなくてもいい
最後にもう一度言う。
サラリーマンじゃなくてもいい。
でも、サラリーマンでもいい。
大事なのはそこじゃない。
「自分で選んでいるかどうか」だ。
安定を求めるのは悪くない。
でも、その“安定”が幻想だったら意味がない。
これからの時代は、
会社に守られる人間じゃなくて、
どこでも生きていける人間が強い。
その現実から目をそらさないほうがいい。