こんにちは、プライベートAIラボラトリー代表の山田健太郎です。
元ヤフー株式会社のエンジニアとして大規模システム開発に携わってきた視点から、現在は富裕層や投資家、経営者の方向けに、完全隔離型の「プライベートAI(ローカルLLM環境)」を構築・提供する活動をしています。
本日、ビジネスSNSであるこのWantedlyの場をお借りして、これからの時代を生き抜くビジネスパーソンにとって避けては通れない「知能の主権」についての考察をシェアしたいと思います。
きっかけは、今朝のタイムラインを賑わせていた「20代の5割が、調べ物で検索エンジンを使わない」という民間調査のニュースでした。
ひと昔前は「ググる」という言葉が当たり前でしたが、気がつけばその言葉すら、少しずつ耳にする機会が減ってきているなと感じます。
なぜ、みんな検索エンジンを使わなくなっているのか?
理由はシンプルで、今のネット検索は広告やSEO対策された記事ばかりで、本当に欲しい情報にたどり着くまでに時間がかかりすぎるから。いわゆる「タイパ(タイムパフォーマンス)」が悪いんですよね。
今は、キーワードを頭でひねり出して探す時代から、「AIに聞いて、一瞬で要約・整理してもらう時代」へ、完全にシフトしています。
海外の識者の言葉に、非常に本質を突いたものがありました。 「検索は人々に情報を与えた。AIは今、彼らに方向性を与え始めている」と。
これ、本当にその通りだと思います。 これからのAIは、単に「優れた回答をくれる道具」ではなく、自身のビジネスの文脈(コンテキスト)を理解して、「次にどんな行動をとるべきか」を一緒に決めてくれるパートナーになっていくんですよね。
ただ、ここで一つだけ、経営層や投資家として絶対に気をつけたいポイントがあります。 AIの答えだけで100%納得してしまうと、公式情報の確認や、複数ソースでの「裏取り」が弱くなるというリスクです。便利になればなるほど、実は「最後にどこで確認するか」という、自分自身の直感やインフラの信頼性が大事になってきます。
だからこそ、巨大テックの都合やネットの雑音(ノイズ)に振り回されない、「自分だけの信頼できる純粋知能(プライベートAI)」をローカル環境に持っておくことが、これからの激動の時代をスマートに勝ち抜く最大のライフハックになるはずです。
みんなが検索窓に向かってキーワードを打ち込んでいる間に、自分だけの強力な相棒と対話して、一歩先の「方向性」を決めていく。 そんな贅沢な知能の使い方が、これからのリーダーの標準装備になると確信しています。
筆者プロフィール&活動詳細 巨大テック(GAFA)への情報流出を防ぎ、オーナーの思考を次世代へ遺す「完全秘匿型AI要塞」の構築思想については、こちらのポートフォリオに詳しくまとめています。ご興味のある方は、ぜひ一度ご覧ください。
※この記事は、筆者のnoteコラムをWantedlyのビジネス読者向けに再構成したものです。