きっかけは「自分が変わりたい!」『サンクスター』開発秘話 その4 ~コンセプト編~
見えた!!僕らができること。それはつまり、今までやってきたこと。
新たなものを開発すると言うと、とてつもないことをやらなければ?と考えがちだけど
『組み合わせればいいんだ』僕らができることを。
その組み合わせを、お客様のニーズに合わせて、業界の常識を疑いイノベーションする!
コンセプト発見に至るまで
あっ!!飲み物無くなってるじゃないか。 おかわりしよう! 「すいませ~ん」
平 田「赤羽根君。おかげで見えたよ。僕らができることで、お客様も喜び、
自社の課題も解決するミラクルな契約が!!(笑)」
赤羽根「どういうことですか??」
平 田「何かを開発すると言うと、とてつもないことをやらなければ?と考えがちだけどさぁ
僕らが今までやってきたことを組み合わせて作ればいいんだよ。」
「いいかい?僕らの知識って、【ビジネスホン】【複合機】【パソコン】【サーバー】
【防犯カメラ】などあるけれど、それぞれのいいとこどりができると思うんだ。
電話が着信したら顧客情報がでてくるCTIは、【電話】【パソコン】の技術を
使ってるよね?
先ほど出てきた【情報共有】は顧客情報がポップアップしてくれるからほぼ解決
できるとして震災の時から始めている【仮想サーバー】の技術を生かし小型化
させる。」
「独自性は・・・・」
「そうだ!コピー機だ!着信したらポップアップする仕組みに着目し、カウンター料金
で支払ってもらえれば、我々も安定収益だし、お客様も使った分だけ支払えることに
なれば気に入ってくれるはず。業界の常識を疑い、長期のリース契約の習わしを
捨てて、開発費を最初に投資することで解決できるんじゃないか??
(もの補助のお金もあるし)」
赤羽根「平田さん、いいですよ!それ!いけますよ!!」
平 田「うんうん。オレもそう思う。なんか燃えてきた(笑)」
赤羽根「ただ、そのポップアップしたら課金するっていうのが、他社も真似してくるんじゃ
ないですか?」
平 田「・・・・ありえるね。う~~~ん。そうだ!!特許取っちゃえばいいんだよ!!」
赤羽根「特許??取れるんですか?僕らが??」
平 田「わからないけど、電話が着信したら課金するって、他であるか??」
赤羽根「ないっすねぇ~」
平 田「でしょ~??考えてみれば意外とないもんだ。いけるんちゃう??(笑)」
赤羽根「そうっすね~。やってみましょう!!」
そしてコンセプトの発見
平 田「あとさぁ、どんなコンセプトにしようか??それけっこう重要だと思うんだよね。」
赤羽根「やっぱり人材育成になるようにしたいですね。」
平 田「!!!」
「そうだよ。それ忘れちゃいけないね。このCTIを使うことで、お客様の人材育成になり
お客様のお客さんが喜んでもらえるみたいな?」
平 田「あっ!!!」
「赤羽根君、そういえばうちの経営理念って知ってる??」
赤羽根「えっ??・・・・・・・。なんでしたっけ??」
平 田「・・・・・」
「お客様のことをお客様以上に理解し、心に響く価値あるイノベーションを
もたらします(当時。今は変わってます。)だよ・・・。」
赤羽根「あはははは。そうでしたね!」
平 田「そうだよ。頼むよ~。覚えてくれよー。その経営理念である、【お客様以上】を
このCTIを使ってより追求できるし、お客様がCTIを使うことで、お客様も自分の
お客さんに対して、【お客様以上】を我々に代わって追求してくれるじゃないか!!」
赤羽根「!!!!!そうですよ!!すごいですね!!!!」
平 田「うわぁ~。完全に見えた。きたよ。これ。最高。明日さっそく見積もりとって
もの補助の申請書を書き直してみるわ。」
赤羽根「お願いします!!」
平 田「CTIの名前どうする??(笑)」
赤羽根「何がいいですかね~??」
それからの数日間、二人の間のLINEはCTIの名前合戦でもちきりとなり、
心地よい早い応対を意味する【スイートレスポンス】と決定するのでした。
この続きは、次回、~システム設計編~ をお楽しみに!