【フーモア1月採用振返り】各サービスのスカウト返信率、応募数公開、脱！迷走期、少しずつPDCA回せてきた気がするぞ|ω゜)
2018年初月は怒涛のように過ぎ去りました！年末は意気揚々と忘年会祭りしていた私、なんとまだ一度も新年会なるものに参加しておりません。なんで？みんなやってないの？やってるよね？絶対はみごされてますよね？いじめ？というわけで、お誘い超絶お待ちしております♡
さて、フーモアは2017年11月から7期目に突入しました。現在社員数45名、この1年間でで68名体制を目指し採用を進めていきます。
現状は初月11月応募から1名入社、12月応募から2名内定の承諾可否待ち、1月応募から1名入社決定です。そのほか数名、非常に残念ながら辞退となってしまった方も。これまで内定→入社の流れになんら滞りなく採用できていたのですが、ここにきて新たな壁に出会いました。こんにちは、壁。素敵な方にお会いさせていただいていますので、他社さんからもオファーがあって当然、ご縁だから仕方ないと思う反面、やっぱり悔しいです。そしてそんな中、フーモアに入社を決意いただいた方には最大の敬意と感謝を持って迎えます。
そして12月は、アセット化とは？優先順位とは？検証とは？と悩んでおりましたが、解消されつつあります。やったことは、過ぎてみれば本当にごく当たり前のことばかり。あまりに当たり前ですが、もし参考になればと数値報告の後に細かく書いてみたので興味のある方は読んでみて下さい。というわけで、3か月目である1月度の採用活動を以下の通り振返ります。
総括
今回からダイレクトリクルーティングと掲載媒体の定義を変更します。フーモアからスカウトして応募いただいた場合をダイレクトリクルーティング、ダイレクトリクルーティング媒体への掲載応募は掲載媒体カウントにします。年末年始の季節要因もあってなのか、中盤まではスカウトがうまく行かずでしたが、掲載媒体が伸び、1月の全体応募数はこれまで最多の106名（前月比＋33）でした。内訳は以下です。
１）ダイレクトリクルーティング：9名 ビズリーチ・キャリアトレック・Green・Wantedlyスカウト
２）掲載媒体 ：70名 上記に加え、転職ナビ、その他無料掲載媒体
３）人材紹介 ：25名 13社
４）リファラル ： 2名
１）ダイレクトリクルーティング
スカウト→応募率（弊社からのアプローチのみ）は以下の通りです。
■ビズリーチ ： 送信数少ないので割愛
■キャリアトレック ： 2.9% 全体平均16.0%
■Green ： 送信数少ないので割愛
■Wantedlyスカウト：22.2％ 全体平均20.0%
■TECH ACADEMY ：7.0％ NEW！
引き続きWantedlyスカウト返信率、そこからの面談設定率も高めです。ただ、採用要件をDiv.、職種、事業フェーズごとに明確に定め直したことで、スカウト数を増やすのがちょっと難しくなりました。Wantedlyではユーザーごとに記載内容のバラつきがあり確認したい内容が書かれていないことも多いためです。ところで、今月からはキャリアトレック強化と新しくテックアカデミーキャリアを利用開始しました。まずキャリアトレックについては、新規求人の作成、類似職種で効果の高かった求人タイトルやメッセージ内容の例などアドバイスいただき、スカウト配信数を定めて運用しました。結果、スカウト返信率はまだ良くないけどフーモアに合う素敵な方にお会いすることができました。更に掲載応募数も増加しました。求人を掲載し続けてデータが貯まるほど求職者の方へのレコメンドなど精度が上がっていくので、今後に大きく期待です。次にテックアカデミーキャリアは、オンラインプログラミングスクールテックアカデミーさんが新しく始めたサービスで、テックアカデミー受講者で転職を検討されている方をスカウトできるサービス。お値段もお安めで、WEBディレクターを募集している弊社にもってこいです。求職者の方を受講コースで検索でき、当然WEBコースを受講されている方はWEB系職種への意向が高い。元々テック系の職種で働かれていてテックアカデミーで他言語を学んでいる方もいらっしゃるので、実務経験必須の企業さんも活用できそう。他媒体と比較し、求職者の方の総数は多くないですが、テックアカデミーキャリアしか登録していない方に出会えます。まだ採用には繋がっていませんが今後に期待大です。
２）掲載媒体
これね、49名／70名がBizreachさん経由です。ありがとうございます。Bizreachのマーケティングスペシャリストの特集に掲載させていただき、沢山ご応募いただきました。応募いただいた中には超大手企業の管理職クラスの方や現在ご自身で経営なさっている方などもいらっしゃって、本当恐縮です。ありがとうございます。さすが、層がBizreachらしいです。一方、Wantedlyがちょっと落ち込み気味です。週１でリライトなり求人追加なりしてみましたが、あまり効果が出ず。リライトの方向性が悪かったかしら。営業さんにおすすめのフリーワードとかお伺いしてリライトしようと思います。
３）人材紹介
レバテックさん経由で内定に繋がりました！ありがとうございます！レバテックさんは書類通過率が高く、営業さんがかなり丁寧にフォローしてくださるので本当にありがたい。紹介数が最も多かったのは先月に引き続きリクルートキャリアさんでした。基本的には「まずお会いしたい！」と思っています。ランチでもお茶でも、社長・役員・人事・現場と適切な人間がご対応させていただきますので、是非引き続きご紹介いただければと思います。よろしくお願いいたします。
悩んでいること
冒頭にも記載いたしましたが、ここにきて、内定辞退となるケースが目立って参りました。仕方ない、みなさん本当に素敵な方で、仕方ない、と思いながらもまるで失恋のような胸がキュッとする感覚・・・。人事、現場、そして経営陣と総出の採用をしておりますので、みんなで失恋の痛みを分け合っています。どうにか振り向いていただくにはやっぱりエモい感じで熱くそして誠実に向き合わせていただくしかないのかなと思っているのですが、何か秘訣をお持ちの方はぜひご相談させてください。
12月の悩みを解消するためにやった4つのこと（長め）
①採用要件の見直し
採用要件を一律に定めていたのですが、この「一律」が社内混乱の元になっていました。不変の「フーモアらしさ」である資質評価と、職種＆フェーズによって変化するスキル評価の2軸にしました。（※もともと2軸でしたが、スキル評価も「一律」に不変＆共通にしたためにモヤッとしてたんで、職種＆フェーズごとに明確にしました）フーモアは職種ごとの業務が異なるだけでなく、同職種でも担当する事業によって業務が異なります。更に多事業展開しており、数年に渡り主幹事業としてやってきたイラスト事業、近年立上げた漫画やアプリ、コンサルティング事業、新たに大々的に動き始めたクリエイターさんのタレントマネジメント事業など、それぞれフェーズが異なり、採用したい人材のタイプも異なります。ここを分かっていながら定義しないまま「フーモアらしさ」で一律の採用要件を設定したため、「採用要件に照らすと通過だけどご活躍の場を提供できないのでは？」というケースが発生しました。その結果、要件を無意識に信用できなくなり、面接官の所属するDiv.や職種、役職によって経験重視、スキル重視、人柄（自分と合うか）重視、カルチャーフィット重視と偏りが出るようになりました。そして社内で意見が割れた際、結局誰の意見が是なのか？というのを決めていなかった・・・。「やばい、なんかふわっとしてるけどどうしたらいいんだ」という精神的な焦りと混乱で勝手に自分にプレッシャーかけてたみたいです。
②年間採用計画の細分化と役割分担
期初に立てた年間採用計画に加えて、状況に応じて流動的に採用できるようより短期で区切って細分化しました。（②で採用要件を一律でなくしたのでできるようになった）まずDiv.主体で「いつまでに・誰を・何人・なんで・採用するのか」を設定、要件入力シートに入力してもらって、会社全体で「採用発生条件：何がどうなったらこの採用をGOとするか」を設定し、それに沿った動きを人事がする、という役割分担に。これまでの2か月は「これは人事の判断でいいのか？」で迷ったり、「誰を優先的に採用すべきなんだ？」で迷ったりしていたので、これでスッキリしました。
③一定のルール化と採用フロー見直し
①・②で役割分担と採用職種の優先順位が明確になったところで、再度フローとルールを見直しました。立上げ期で応募獲得から入社に至るまでの一連の採用フローについて手探りでやって参りましたが少しずつフーモアらしいフローにたどり着きつつあります。フローを整理したことにより、フローに照らして緊急度の高い作業が見えるようになりました。「あれ、この場合誰に選考お願いするんだろう、最初の決めたフローではこの人だけど実際あの人の方が適切じゃない？」みたいな、その時の判断で対応を変えてしまっていたことが自分の作業の優先順位や、重視すべき情報の優先順位をわからなくしていたようです。2か月ほど迷いつつも走り続けてたまったデータや経験値から、少し自社のパターンが見えてきたので、「この場合はこう」とルールを改めて設定し、もう一度フローを整理しました。
④管理シート類の見直し
2か月間やってみた所感と①～③の採用要件やフローに合わせて、面接シートとDBシートと書類格納ルールを変更しました。面接シートはチェック項目を減らし（多すぎたから）、必須質問事項を設定（情報がバラついたから）、②で見直した可変要件を追加しました。DBシートと書類格納ルールは個人的に運用が面倒だったとこを修正。あとシートは候補者さんの対応漏れに気付きにくい設計にしてたので修正、あとは重かったから最低限の情報のみにしました。あと選考ステップも人によってまちまちなんで、応募→書類OK→選考中→内定→承諾可否の5個だけ数値取ることにしました。面談有無とか1次に何人とかの管理はフーモアの場合あまり意味を為さなかったわりに手間がかかってたのでなしにしました。（出そうと思えば出せる状態にした）本当は職種別に管理した方が更によいと思うけどちょっと後回し。（笑）※長々と悩んでいるATS問題は休憩中。もう少し悩みます。HRMOS、HERP、kintone。
さて以上の4つでほんとなんでこれが最初からできなかったのかと思うことばっかりですが、もう人事というかもはや人間として自分を見限りかけたほどの悩みが思ったより早く収拾ついて安心しました。今も完成形ではないのでまた悩むと思いますが、何度壁にぶつかっても何度迷子になってもその都度見直して最適なものに変化させていきたいと思います。それができるんだなって思えた良い1ヶ月でした。人間としても人事としてももうちょっと頑張れそう。
2月に絶対やること
1月に絶対やるといった⓪迷走期からの脱出 Clear！①社内の採用要件を明確にする Clear！②リファラルの設計を一旦やってみる：絶対やることにずっと入れてますがまだやらないことにした。見直した採用要件が浸透してからにします。まだ時ではない。③採用管理方法の確立 Clear！ということで順調な新年幕開けでした～。2月は今回新しくいろいろ整えたものの安定運用に加え、なんだかんだ11月しかできてなかった基礎の基礎、毎週全媒体で必ず10件以上スカウト送ることを徹底します。
さてフーモアではWEBディレクターを超絶募集しております。HTML/CSS、UI/UX、LP制作、WEBデザインなどの知見のある方、まずは気軽にお茶しながらお話させていただけませんか？一緒にエンタメ業界の常識を変えましょう！
あとアルバイトも複数名採用することになりました！有名ゲームタイトルの制作に関われるかも★ゲームやアニメなどエンタメコンテンツが好きな方、まずは気軽にランチでも行きませんか？
