その人を代謝(退社)させないことは、結果として“飼い殺し”につながるかもしれませんー「誰バス問題」に関わる話
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・採用したものの組織にフィットしない社員がいる
・配置換えをしてもパフォーマンスが向上しない
・辞めさせるか悩みながら関係を続けてしまっている
これらはすべて「誰をバスに乗せるか?」──通称「誰バス問題」に直結しています。
この考え方は、世界的ベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズで提唱され、多くの偉大な企業が実践するものです。
「誰バス問題」の3つのポイント
①適切な人をバスに乗せる(採用)
②適切な人が適切な席に座る(配置)
③不適切な人をバスから降ろす(代謝)
この中でも意外と見落とされがちなのが、3つ目の「代謝」。人対人の関係では、感情が絡むため、理性的に判断するのが難しい場面も多いでしょう。
しかし「バスから降ろす」ことを先送りするのは、本人の成長の機会を奪う行為にもなりかねません。
力を発揮できない状況が続けば、その人は組織の中で“飼い殺し”状態に陥ってしまいます。それこそ、本人にとっても辛い状況ではないでしょうか。
最近、採用支援をしている企業で「誰バス問題」について深く議論する機会がありました。
その中で強く実感したのは、この問いが採用だけでなく、組織全体の成長に直結する極めて重要なテーマだということ。
「今どんな採用手法が流行しているのか」や「採用コストをどう抑えるか」といった議論も確かに大切。
ただ、それらは「誰をバスに乗せるべきか?」という問いに比べれば、枝葉の話に過ぎません。
そんなことを考えながら、今回の話をシェアさせていただきました。
「誰バス問題」だけをテーマにしても、かなり深いディスカッションができそう。いつかじっくり対話できる場を作ってみたいです!