「それ、僕がやりますよ」── 社長と役割を分け合う、右腕の3つの立ち回り
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「この社長はこう動くから、僕はこう立ち回ったほうがいい」。
いろんな社長の隣で仕事をしていると、その人の強みと、立場上どうしても手が回らない領域が見えてきます。その空いたピースを、その都度引き受ける。決まった型はありません。「いま社長が手を回せていないところ」を拾う ── それが僕の仕事です。
具体的に、僕がどう立ち回っているか。3つ紹介します。
1.「電話より文章で進めたい」社長なら、僕が電話をかける
論理的に話すのは得意でも、取引先に「あの件どうですか」と直接電話を入れるのは後回しになる ── そういう社長がいます。だったら僕が引き受けたほうが、事業のスピードが出る。
「先日メールした件、ニュアンスを伝えたくてお電話しました」。この一本で、その後のやり取りが一気に円滑になることは少なくありません。社長は本来、もっと大きな意思決定や対外折衝に時間を使うべきです。ここは僕が代わる。
2.「大局を見る」社長には、僕が細部の番人になる
大きな絵を描くのが速い社長ほど、細かい論点や詰めきれていない議論が流れてしまう。性格ではなく、経営者の仕事の構造上、当たり前に起きることです。
だから誰かが意識的に「細部の番人」になる必要がある。「先々週の件、どうなってますか」「この目標設定で本当に大丈夫ですか」── あえて細かく確認し、進言する。社員だと社長に気を使いすぎて言えないことを、外部の僕だからこそ、事業のために言い切れます。
3.「優しい」社長の会社では、僕が嫌われ役になる
社長が滅多に怒らない会社は、社員も怒れない空気になりがちです。「それは違う」と正面から言う役割が、構造的に欠ける。
だから僕が、ミーティングで思い切りぶつかる。一度は空気を凍らせたこともありました。それでも踏み込めるのは、「社長がフォローしてくれる」という信頼があるから。関係を壊す覚悟でものを言えるのも、外部の右腕の強みです。
電話を代わりにかけたり、細部の番人になったり、嫌われ役を引き受けたり。役回りは会社ごとに違います。火付け役、論点整理役、本音の吸い上げ役 ── 場面に応じて、何にでもなる。
共通しているのは、社長一人では手が回らない領域を、自分のパワーを使って引き受けること。事業を前に進めるためなら何でもやる。そういう仕事です。
社員じゃ拾えない。コンサルじゃ動かない。フルタイムでCXOは雇えない。そのあいだに、確かに仕事は存在しています。
「うちにもこういう人が隣にいたら」と思った方、まずは気軽に話しましょう。