技術力か、コミュニケーション力か。SS事業部がエンジニアに大切にしてほしいこと
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エンジニア採用や育成の場面では、「技術力が大事なのか、コミュニケーション力が大事なのか」という話がよく出ます。
もちろん、どちらも大切です。
ただ、辰巳電子工業SS事業部では、それらを単純に比べるのではなく、技術を土台にしながら、チームで価値を出すためにどう働くかを大切にしています。
実装する力。仕様を読み解く力。レビューを受けて改善する力。分からないことを抱え込まずに確認する力。
こうした一つひとつの積み重ねが、エンジニアとしての信頼につながっていきます。
今回は、SS事業部がエンジニアの成長やチーム開発をどのように捉えているのかを、採用広報の視点からお届けします。
技術力は、エンジニアとして仕事を任せるための土台です
SS事業部では、エンジニアとして働くうえで、技術力や経験を大切な判断軸として見ています。
これは、コミュニケーションが不要という意味ではありません。
開発の仕事は、ひとりで黙々と手を動かして終わるものばかりではないからです。
仕様を確認する。
実装する。
レビューを受ける。
テスト結果を見る。
不具合があれば原因を調べ、必要に応じて修正する。
この一連の流れの中で、会話や共有は必ず発生します。
一方で、エンジニアとして業務を任せる以上、実装力、調査力、設計理解、バグの切り分け、レビュー指摘を修正に反映する力など、技術的な土台は欠かせません。
話すことが得意かどうかだけで、エンジニアの評価が決まるわけではありません。
たとえ口下手でも、仕様を確認できる、分からない点を質問できる、担当範囲を最後まで進められる。そうした行動ができる人は、チームの中で信頼を積み重ねていけます。
SS事業部が見ているのは、表面的な話しやすさではなく、任された仕事を前に進めるために、技術と行動をどう使えるかです。
コミュニケーション力は、技術力の代わりではありません
採用や育成の場では、「人柄が大事」「ソフトスキルを重視している」という言葉が使われることがあります。
それ自体は間違っていません。
ただし、その言葉だけが先に立つと、「コミュニケーション力があれば、技術力は後から何とかなる」と受け取られてしまうことがあります。
もちろん、技術は後から伸ばせます。
経験の浅い方や、別領域からチャレンジする方が、現場経験を通じて力をつけていくこともあります。
ただ、現時点でどの作業を任せられるのか。
どこまでレビューで支えれば進められるのか。
どの範囲なら自分で判断できるのか。
そこを見極めるには、やはり技術力を見る必要があります。
SS事業部では、ソフトスキルを「技術力の代わり」ではなく、技術力をチームの成果につなげるための力として捉えています。
たとえば、要件が曖昧なときに確認する。
レビューで指摘された意図を理解しようとする。
実装で迷った点をチケットやコメントに残す。
不具合が出たときに、再現条件やログ、環境差、直近の変更点を整理して共有する。
これらは、単に愛想よく話すこととは違います。
開発を前に進めるための、実務上のコミュニケーションです。
「できない」を責めず、現在地として分けて見る
技術力を重視するという話をすると、今の自分のスキルに自信がない方は、不安に感じるかもしれません。
ただ、SS事業部では、技術力を固定的なものとして見たいわけではありません。
技術力は、あくまで現時点の状態です。
経験が浅い方。
異業種からエンジニアを目指している方。
これまでと違う開発領域に挑戦している方。
ゲーム開発やWeb開発の現場感に、まだ慣れていない方。
そうした方が、最初からすべてを自信満々に進められるとは限りません。レビューで指摘が続けば、「自分は向いていないのではないか」と感じることもあると思います。
そこで大切なのは、できていないことを人格の問題にしないことです。
仕様の読み取りで迷っているのか。
実装方法の選択肢が少ないのか。
エラーやログの見方に慣れていないのか。
レビューで受けた指摘を、次の作業に活かすところで詰まっているのか。
このように分けて見ることで、本人も周囲も次の行動を決めやすくなります。
「技術が足りない」で止めるのではなく、
「今はこの確認が足りていない」
「この種類の実装経験がまだ少ない」
「次はここを意識すると進めやすい」
と具体化していく。
この姿勢は、SS事業部が育成やチームづくりで大切にしている考え方のひとつです。
チームで働く力は、成果物と進め方に表れます
開発現場におけるコミュニケーション力は、雑談が上手いことや、場を盛り上げることだけではありません。
むしろ、成果物や仕事の進め方に表れるものだと考えています。
仕様の認識がずれていれば、画面の挙動や処理の結果に違いが出ます。
レビューの意図が伝わっていなければ、修正後も同じ観点で指摘が残ることがあります。
テストで再現条件が整理されていなければ、原因の切り分けに時間がかかります。
こうした場面では、技術力とコミュニケーション力をきれいに切り分けることはできません。
技術的な理解があるから、相談の粒度が合う。
状況を整理して共有できるから、レビュー担当者が確認しやすくなる。
指摘を受け止め、次の実装に反映できるから、同じミスを減らしやすくなる。
SS事業部が大切にしているのは、ひとりの能力だけで完結する開発ではありません。
仕様、実装、レビュー、テスト、運用といった一連の流れの中で、チームとして認識を揃えながら、少しずつ品質とスピードを上げていく働き方です。
そのために必要なのは、派手な自己アピールよりも、日々の仕事を丁寧に前へ進める姿勢です。
技術で信頼をつくり、チームで価値に変えていく
エンジニアは、技術で信頼を得る仕事です。
ただし、その技術は、ひとりで抱えているだけでは十分に価値になりません。
仕様を理解し、実装し、レビューを受け、テストし、必要な共有を行う。その積み重ねの中で、技術はチームの成果につながっていきます。
SS事業部では、技術力とコミュニケーション力を同じ軸で比べるのではなく、それぞれを分けて見ています。
エンジニアとして任せられる技術の土台があるか。
担当範囲の仕様を理解し、実装し、修正できるか。
分からない点を抱え込まずに確認できるか。
レビューで受けた指摘を、次の作業に反映できるか。
チームの中で、認識のずれや判断の遅れを減らせるか。
このように見ることで、技術がある人の強みも評価しやすくなります。
そして、今はまだ経験が足りない人に対しても、次に何を伸ばせばよいのかを一緒に考えやすくなります。
大きく見せすぎる必要はありません。
できること、まだ難しいこと、これから伸ばしたいことを分けて見ながら、現場の中で一歩ずつできる範囲を広げていく。
SS事業部は、そうした実務に根ざした成長を大切にしています。
おわりに
辰巳電子工業SS事業部では、エンジニアが安心して長く働ける環境づくりに取り組んでいます。
「今の経験で応募できるか知りたい」
「どんな案件や働き方があるのか聞いてみたい」
「自分の技術経験がどう活かせるのか相談したい」
そんな段階でも大丈夫です。
まずはカジュアル面談で、これまでのご経験や、これから伸ばしていきたいことをお聞かせください。
SS事業部の考え方や現場の雰囲気が、少しでもご自身の価値観に近いと感じた方は、ぜひ一度お話ししましょう。