Nagisaのデザインチームは、アーティストグッズからサイトデザイン、イベントの会場装飾、立体物の設計、さらにはノベルティ企画まで、多岐にわたるデザイン業務を一手に担っています。
今回は、デザインチームを率いるリーダーの日暮、多様な現場を経て圧倒的なスピードと引き出しを誇る渡邉、そしてデザイン事務所での洗練されたクオリティ追求を経た井野の3名の対談をお届けします。
それぞれのキャリアの歩みから、Nagisaだからこそ実現できる「モノづくりの面白さ」、日常からのインプットや学びの姿勢、そしてチームのリアルな雰囲気や求める人物像について語り合ってもらいました。
それぞれのNagisaへの入社経緯
──まずは皆さんのこれまでの経歴や、Nagisaに入社したきっかけからお伺いできますか?
日暮: 私はもともとデザインの専門学校に通っていて、何かデザイン系の職業に就きたいと思っていました。そんな時、先にNagisaでインターンをしていた知人から「UIデザイナーのインターンを探している」と紹介されたのがきっかけです。
インターンを経てアルバイトとして入社し、当時はゲーム事業部でスマホゲームのUIデザインやヒットモーションの制作、ガチャ用のアイテム素材の作成などを担当していました。その後、ゲーム事業部の撤退という大きな転換期を迎えます。他のメンバーが去っていく中で「漫画事業部で広告などを作る」という選択肢をもらい、1人残って漫画事業部へ移籍しました。
そこで漫画アプリのバナーや広告を制作しているうちに、2.5次元俳優さんの配信を担当する部署からグッズデザインの依頼が舞い込むように。当時は「カットラインって何?」「PANTONEって何?」という状態からのスタートでしたが、独学で一から知識を深めていきました。UIデザインもバナーもグッズ制作も、未知の領域に挑んでは勉強を重ねて自身の幅を広げ、今に至ります。
渡邉: 私はキャリアが長くて、最初のキャリアはゲーム会社からスタートしました。当時は就職氷河期で非常に厳しい時代だったので、学生時代にアルバイトをしていた会社に入った形です。最初はガラケーの待受画面のイラスト制作や、漫画作品の素材を使ったコンテンツ制作、ミニゲームのUI、ドット絵の絵文字制作などをしていました。
その後、ガラケーの衰退に伴い、インターネット通販(EC)を立ち上げるアパレル会社へ転職。サイト立ち上げから店頭手伝い、モデルさんのスカウト、コーディネートまで何でもやりました。出産を機に一度退職し、交通系の会社で乗り物系の操作・予約システムなど、UI関連の実験的なプロジェクトに携わった後、子育てが落ち着いたタイミングで「もう一度モノづくりをやろう」と思い玩具メーカーへ。企画・開発・デザインを中心に、営業、生産管理、経理まで必要なことは全般を担当しました。
Nagisaには、推し活ブームの波を感じていたのと、「これまでのモノづくりやデジタルの経験がすべて活かせそう」と感じてご縁があり入社しました。
井野: 私はNagisaが2社目になります。前職はデザイン事務所に7年間在籍していました。そこは中学生の頃から「絶対ここで働く」と決めていた憧れの事務所で、グラフィックデザイナーという仕事を知ったきっかけの事務所でもありました。新卒時は募集がなかったものの自分からポートフォリオと熱意でアタックしました。募集がなかったため、新卒時の入社は叶わなかったものの、少し経ってから求人が出たのを見つけて改めて応募し、数ヶ月の実務トライアルの選考を経て採用されました。
前職では、大手事務所のアーティスト・アイドルのCDジャケット、ライブ・舞台のロゴやグッズ、代理店の広告、店頭ディスプレイなどグラフィックデザイン全般を担当し、プロとしてのクオリティを徹底的に叩き込まれました。尊敬するアートディレクターのもとで、多くのことを学ぶことができた職場でしたが、毎日終電まで働くような過酷な環境でもあったため、7年目に入った時に「働き方を見直したい」と考え転職を決意しました。
Nagisaを選んだのは、デザイナー以外の職種がいる事業会社のインハウスデザイナーとして働きたかったこと、1番楽しめたエンタメ分野のデザインに関わり続けられること、当時デザインチームのリーダーをしていた隈谷さんと、日暮さんの面談の際のオープンな空気感から、人間関係の良さを感じたからです。
働き方も改善することができました。
クオリティ派×スピード派×万能型。絶妙なチームバランスと役割分担
──それぞれ全く異なるバックグラウンドをお持ちですが、現在の仕事内容やチーム内での役割分担はどのようになっているのでしょうか?
日暮: Nagisaのデザイナーは、Web、会場装飾、グッズ、バナー、パッケージ、CDジャケットなど「デザインに関するあらゆる仕事」を担当します。この3人は基本的に全員何でも対応できますが、それぞれ得意分野や強みが違いますね。
例えば、井野さんはデザイン事務所出身ということもあり、クオリティの高さや世界観の構築力が圧倒的です。特に世界観の深いアーティスト案件や大型案件では、相手のさまざまな粒度の要望に対して、SNSや作品を深掘りして魅力を最大化するデザインを生み出してくれます。
井野:アーティストの方々の世界観を深掘る作業が好きというのもあります。前職ではハート1つ取っても意味を持たせるようなデザインを求められ、アーティストやアイドルの方々の発信や楽曲、ライブのテーマなども参考にしながら世界観掘り下げてデザインをしていたので、その経験が、今も生きていると思います。
渡邉: 日暮さんはイラストも描けますし、UIやWeb、グッズ製作のプロセスも熟知していて、全体をハイクオリティで万能にこなせるリーダーです。
日暮:例えばチラシ制作で文言が決まっていない時でも、漫画広告を作っていた経験から「こういう言葉を入れたら引きが強くなるな」とキャッチコピーを自ら考えて提案したり、ゲームUIの経験から「ここを押したらこういうアニメーションが動いたら面白そう」とUXの観点で発想できたりします。会社の変化に対応し、学び続けたからこそだと思っています。
渡邉さんは、「とにかく手が早い」のが特徴ですね。1人が1案件終わらせる間に3人分くらいの案件を進めています!すごいスピードでクオリティが高いデザインがどんどん出てくるので、本当に感動します!立体物の構造や工場の仕様、安全基準なども頭に入っているので、立体チャームや特殊な形状のグッズの設計・監修も得意です。
井野: 渡邉さんがどんどん進行してくれるからこそ、私は世界観を作り込むようなこだわる案件に集中させてもらえていて、本当に感謝しています。
渡邉: 生産管理や営業、経理などをこなしながら、納期に間に合うようにデザインを出す経験や、子育ての経験がスピードにつながっていると思います。また、何でもやってきたからこそ、デザイン以外の領域でもこれまでの経験を活かすことができています。
日暮: 今回対談に参加していないメンバーもそれぞれ異なる強みを持っていて、誰か1人に負担が偏るのではなく、「今回はこの強みを活かして〇〇さんがメインでやろう」「厳しそうならみんなで分担しよう」と自然に助け合える環境です。
チームとしてのバランスがすごく良いと感じています。
街を歩くことも、看板を見ることも。「無意識のインプット」がデザインの引き出しになる
──偏ることなく、それでいてハイスピード・ハイクオリティなデザインを日々生み出している皆さんですが、日々どのようにデザインのアイデアや知識をインプットされているのですか?
渡邉: 私はSNSでチェックするのもそうですが、実際街に出て「歩く」ことを大事にしています。ちょっと気になったものを見に行ったり、歩いている人を観察したり。インドアでもアウトドアでも「面白そうだな」と思ったものを情報として掴んでおいて、「この案件はあのデザインとあのアイデアを組み合わせたら面白そう」と論理的にリンクさせて引き出しから出しています。
日暮: 井野さんは美術館に行ったりもしてますよね!
井野:そうですね。美術館や展示を見に行ったりもしますが、街を歩いていると看板や広告等の文字詰めやフォントの選定が無意識に目に入り、ついフォント名を呟いてしまったりして、友人から「何言ってるの?」と驚かれるくらい日常からインプットが自然と入ってきます。
日暮: お店のメニューとかも「夏だから涼しげなフォントにしてるんだろうな」とか、無意識に意図や構造を想像して分析しちゃいますね。
日頃から身の回りのデザインやカルチャーに触れて無意識に思考・学習を続けているからこそ、それがそのまま仕事の引き出しや説得力のある提案力に繋がっています。
デザイン会社と事業会社の違い、そしてNagisaで働く面白さ
──制作会社やデザイン事務所からNagisaに入って、ギャップや面白さを感じた部分はありますか?
井野: 目的の違いです。前職のデザイン事務所では「デザインの完成度や発想の斬新さ」を極限まで突き詰めることが求められていました。
Nagisaに来て感じたのは、クオリティが高いことは大前提の上で「デザインを通じてどう事業に貢献するか」という視点の大切さです。最初は戸惑いもありましたが、状況に応じてどこにこだわり、どこを優先すべきかを判断する柔軟性が身につきました。最近では、前職の「突き詰めるデザイン」を活かせる場面も増え、どちらの良さも発揮できるようになっています。
あとは、いろんな職種の方がいるので、デザイナー以外の視点を得ることができたことも大きな学びに繋がっています。
渡邉: 元々アーティストさんやタレントさんのデザインを数件しかやったことがなかったため、肖像を活用したデザインをすることで新たな視点が生まれています。アーティストの方々をより魅力的に見せるデザインの幅が広がっています。
また、Nagisaに入って一番感動したのは「デザインに集中できる環境があること」です。今やっと好きなモノづくりに集中できてデザインを楽しめています!
過去の職場では、デザイン以外にも電話対応、書類作成、お問合せ対応など、マルチタスクに追われて作業が中断されることが日常茶飯事でした。Nagisaでは、MDやエンジニア、プロデューサーなど他部署の皆さんがしっかりと自分の役割を遂行してくれているので、デザイナーが本来の業務に没頭できます。
ワンフロアでエンジニアや他部署と物理的・心理的距離が近く、「こういう表現って技術的にできる?」とフランクに相談できるのも魅力ですね。
日暮: 企画やアイデア段階から他部署と直接コミュニケーションを取れるので、「こうしたらもっと面白くなるのでは?」という提案が通りやすいのもNagisaの特徴です。自分の描いたイラストやアイデアがグッズやWebサイトとして形になり、ファンの手元に届く手応えは大きなやりがいに繋がっています。
──チームとしてでも、個人としてでもこれからNagisaで挑戦したいことについて教えてください。
日暮: 基本的にはすでに挑戦させてもらっています。私個人の目標としては、自分が描いたイラストを立体化するっていうのがずっとやりたかったことだったんですよ。イラストをフィギュアにしたり、ぬいぐるみにしたりですね。ただ、それに関しては今まさにやらせてもらっていて、実現しているところです。
井野: 私も、やりたいことはすでにやらせてもらっている感覚が強いです。Nagisaは本当に自由度が高い環境で、どんなものを提案しても面白がってくれることが多いんですよ。予算さえ合えばやらせてもらえることが多いので、今後はクライアントから「こんなの見たことない!」と驚かれるようなデザインを作っていけたらいいなと思っています。 それに加えて、私たちのデザインを通して「Nagisaさんにお願いしたい」とご指名いただけるような仕事が増えていけば嬉しいですね。
日暮: たまに「デザインがいいって言ってもらえてこの案件来たよ」って言われることがあるんですけど、それが一番やる気に繋がりますね。
渡邉: 2人が言うとおり、本当に挑戦しやすく、ちょっとした新しい提案も、他部署のみんなが「どうしたら叶うか」という視点で考えてくれるのでアイデアが出しやすいです。
より多くの挑戦をするために、色々な分野に興味や調べる探究心をもっと育てていきたいです。
チームの課題と、これから求める人物像
──現在のデザインチームが抱える課題や、今後どんな人と一緒に働きたいか教えてください。
日暮: 一番の課題は、「Webデザインに特化したスペシャリスト」の不足です。
チームメンバーはグラフィックやグッズ、UIなどの領域に強みを持っていますが、今後、現在よりもオリジナリティの高いWebサイトや、動き・アニメーションも含めた魅力的なWeb体験をデザインできるデザイナーの存在が必要不可欠になっています。
「ユーザーがボタンを押した時にどうなったら面白みがプラスされるか」「どうすれば世界観に没入できるか」といった、ユーザー視点でワクワクする仕掛けを論理的に考えられる方にぜひ来ていただきたいです!
井野: 求める人物像としては、「デザインが好きで、遊び心と柔軟性を持っている人」ですね。
指示されたものをただこなすのではなく、「こうすればもっと良くなる」とプラスアルファの提案ができる方や、相手の意図をしっかり汲み取る柔軟性やコミュニケーション力がある方が向いていると思います。
渡邉: Nagisaはプライベートの時間も大切にできる環境が整っています。業務時間内でいかに集中してアウトプットを出すか、タイムパフォーマンスを意識しながらプロとしてモノづくりを楽しめる方であれば、非常に働きやすい職場だと思います!
日暮: デザインチームは仲良く、楽しく、挑戦する心を忘れないということを大事にしています。比較的挑戦をさせてくれる会社なので、挑戦したい案件があれば任せることも多くあります。ちょっとしたひと工夫や新しい案件など、全員が常に挑戦しているのでお互いにリスペクトができているんだと思います。
上下関係が良い意味でなく、お互いの強みをリスペクトし合える温かいチームです。エンタメやモノづくりが好きで、UXファーストなデザインに挑戦したい方をお待ちしています!
わいわい意見を出し合いながら作業をされている姿がとても印象的なデザインチーム。noteのサムネイルや会社イベントのグッズ、タペストリーのデザイン、表彰スライドなど、社内の依頼も快く引き受けてくださり、想像以上のクオリティーを実現してくださる皆さんには感謝しかありません!
Nagisaのデザインチームは、それぞれの強みを活かしてエンタメの熱量を最大化するデザイナーが集まるチームです。
アイデアをダイレクトに形にできる環境で、読者やユーザーの心を動かすWeb・グラフィックデザインに挑戦してみませんか?
「少し話を聞いてみたい」「チームの雰囲気を知りたい」という方も大歓迎です。 ぜひお気軽にお申し込みください!
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