私が揚羽で働き続ける理由（Hiroaki Suzuki編）「経営メンバーに参画して見えた世界。現場とマネジメントの間で思考錯誤が楽しい」

松儀紫, 鈴木浩章

管理部人事グループリーダー, ディレクター

松儀紫

株式会社揚羽 / 管理部人事グループリーダー

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鈴木浩章

ディレクター

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on 2018/12/25

プロフィール

#めちゃめちゃ子煩悩！ヒロさん！
子ども（息子）とはお互い下の名前で友達のように呼び合う。
同じように社内でも役職などを感じさせないフラットなかかわり方で
「ひろさん！」と自然と人が集まってきます。

HIROAKI SUZUKI
神奈川県茅ヶ崎市生まれ、茅ヶ崎育ち。
Webを中心としたコミュニケーションデザインに従事して早10数年。
次世代のデジタル領域でも活躍できる人材になるべく、
2015年に中途で揚羽に入社。
波があるときは、仕事よりも波乗りを優先するのはご愛嬌で。

ｰ揚羽への入社理由を教えてください

いわゆる受託系の企業を経て、20代後半から今に至るまで約10年に渡ってWeb業界に身をおいています。前職は企業向けのインフラやITソリューションを提供する300名程度の企業でした。プロデューサーやディレクターといった役割が明確に分かれており、「もっと顧客にダイレクトに届けたい」とか「もっと大きな影響力を発揮したい」と思うようになったことと、Webだけに固執せず、デジタルという枠への挑戦という思いも強かったです。
これからの時代、○○だけ、じゃなくて、いろんなツールとの融合が必要だなって思いはじめていた時ですね、揚羽に出会ったのは。まだ50人くらいしか居なくて、銀座の古いオフィスで映像制作の色が強い時代でした。いわゆる映像制作プロダクションという感じでしたが、クライアントは大手の優良企業ばかりだし、案件数もある。「この会社、可能性があるぞ」って思いましたね。話を聞いてみると当時は、新規事業を始めようとしているけど、Web領域はまだ弱くて、単純に自分が提供出来る経験とか価値がたくさんあるな、と思いました。

ー入社直後と現在で、揚羽ってどう変化していますか？

大きく2つあると思います。 1つ目はメンバーの増加によって、やれることが多くなりました。いろんな案件のご依頼をいただき形にしていけるということは、社会に対してより大きな影響力を発揮できるということだから、人が増えるってやっぱり会社にとってはメリットありますね。 2つ目は、クオリティは着実に向上していることですね。入社当時（4年前くらい前）を50点くらいのデキだとしたら、いまは75点くらいまで底上げできています。経験豊富な中途入社者の採用やプロパー入社のメンバーが2年目あたりから戦力化してきたことが功を奏したのですが、映像案件、Web案件、グラフィック案件の割合が１：１：１というバランスになってきたことも、映像がずば抜けて強かった頃に比べて互いに刺激しあえる環境になったのが、良かったと思います。

ー現在の仕事、役割について教えてください

現在は、三足のわらじをはいています（笑）プレーヤー、Webディレクターグループのマネージャー、そして2018年10月から制作部長も兼任しています。前職でもマネージャー経験はありましたが、経営ラインへの参画は初めての経験になります。もちろん、3足のわらじは健全な状態ではないと理解しているので、次のマネージャーを育成して自分が現場から離れないといけないのですが・・・。揚羽のマネージャーはまだまだプレイヤー色が強いのが課題ですが、今は部門長という立場で経営にも関わっているため、時にマネージャーとして現場の問題に向き合ったり、一方で経営の立場から情報の伝え方に苦慮したり、立場や視点を変えながらクライアントワークから組織運営に向き合っています。　
揚羽って昔から「ガラス張り経営」をモットーにやってきた会社なのですが、メンバーが増えて、組織が構造化し、拡大してくると、透明なガラスが部分的にはすこし曇りガラスに見えてしまう場面もあります。だからこそ経営会議では、時に部長としてではなく、経営陣唯一のプレーヤーとしての意見をすることも意識しています。“立場（ポスト）が人を作る”とは、よく言ったもので、実力があるから選ばれるだけじゃなくて、その役割を担って結果を出したいと思う時点ですでに今までとは違った力がついているのかもしれません。マネージャーであれば、チームメンバーがのびのびと仕事に向き合えるように、どこからどこまで任せるのかの余白作りが仕事になりますし、部門長だと経営目線で長期的な戦略の実行と環境づくりに対して責任をもち、強さと優しさで葛藤しながら選択と実行をしていくことで人格も磨かれていくのだと実感しています。

ー今後の揚羽に必要な人、ヒロさんが一緒に働きたいと思う人は？

いま揚羽は各人の役割分担が明確になってきて、自分の職務に責任を持ちながら邁進していく、いい意味で会社らしくなってきています。でも、何事にも表と裏があるように、自分の職務にだけ目を向けていると、誰も手を付けない、または誰が手をつけたらいいのか分からないお見合い状態のような事柄がでてきます。そこをかっさらって形にできて、どこにでもハマれる人がいたらな・・・と思うことは多々あります（笑）　

反対に協調性は少し欠けるかもしれないけど、自分で提案したことを最後まで進めて形にできる人も良いんじゃないかな。揚羽にそのくらい突破力がある人って、まだまだ少ないから。「チームワークの揚羽」「仲がいい揚羽」は、どんなシーンでも必ず出てくる会社を表す代名詞ではあるのですが、単なる受託ビジネスではなくて、0から生み出す・作り上げることが揚羽の仕事です。だからこそ右脳も左脳もフル回転させて、1人が企画から制作、納品まで一気通貫でやり抜くのも、もしかしたらアリかもしれない。揚羽は掛け合わせで成長してきました。「クリエイティブ＆リサーチ」「ビジネス＆クリエイティブ」「Webと映像とグラフィック」など、何かと何かの掛け合わせが揚羽だとしたら、どこでもハマれる人でも、1人完結型でも、今いないタイプの人も積極的に受入れていくことで、新しい事業とかアイデアが生まれるかもしないな、と思っています。