株式会社アグリゲートでは、HR事業として社内外に対し「旬八大学」という学びの場を提供しています。
今回はそんな「旬八大学」の具体的な内容についてお伝えしたいと思います!
アグリゲートは、企業ミッションに「未来に“おいしい”をつなぐインフラの創造」を掲げ、それを果たす手段として、生産から販売までつなげるSPF (=Specialty store retailer of private label food)という戦略を立て、日々オペレーションと人材マネジメントの構築に邁進しています。
SPFの起点は、お客様接点となる「販売」です。
食農業界にビジネスポテンシャルの高い人たちを巻き込み、まずは自分たちが圧倒的な成長企業(生産性高く働いた方に利益が還元されている状態)となりたいと考えています。その先に、食農業界が成長産業になる道筋があると私たちは信じています。
現在アグリゲートでは、旬八青果店で働く最前線のメンバーが、仕入・製造・販売の損益構造を理解し「従業員がSPFを体現できる」状態を目指そうとしています。この実践を通じて得られた知見や具体的なノウハウを、オープンな学び場として「旬八大学」で公開しています。
食や農業に興味がありキャリアを模索している方、既に食農業界で働いていて広く深い知識に触れたい方などが、旬八大学をきっかけに一歩を踏み出したり、ご縁があって一緒にミッションを追求する仲間になってくれたら…という想いで、現在は無料講座も実施しております。気になる方はぜひこちらからお申込みください◎
直近で開催した旬八大学の講座内容をいくつかご紹介します!
【社内講座-➀:ロジ講座】講師:代表 左今
店舗に商品を円滑に無駄なく運搬するには、ロジ(ロジスティクス)が必要です。
どのような背景や課題があり、その中でアグリゲートはビジネスモデルのSPF(食のSPA)を活用しているのかを具体的な例を交えながら学び、普段何気なく受け取っている商品が届く裏側を知ることができました。
【社内講座-➁:青果基礎講座】講師:バイヤー 松根
旬八青果店で勤務する中で、青果の基礎知識が不可欠です。
まずは、日常的に目にしている青果たちが、
「分類上どう分けられるのか」
「可食部は植物のどの部分なのか」
を知るところから始めます。
そのうえで、
「ではどのように保存するのが良いのか」
「何に気をつけながら販売をする必要があるか」
という現場ですぐいかせる知識を学ぶ場となりました。
【社内講座-③:青果の規格とどう向き合うか】講師:バイヤー 松根
こちらも旬八青果店で勤務する中で沢山触れ合う「規格」についてです。
「そもそも青果規格はなぜできたか」
「規格は歴史の中でどう変化していったか」
「旬八としては規格にどう向き合っていくのか」
上記のような観点から、規格品・規格外品のどちらも扱う旬八青果店ならではの視点を知る機会になりました。
【社外講座-❶:小型小売ビジネスのPLを学ぶ】講師:代表 左今
PL(損益計算書)は、事業が儲かっているのかを確認するために必要なもので、八百屋のような小型小売ビジネスはPLを日々確認しながら短いサイクルでPDCAを回すことが可能です。
この講座では、PLの基礎知識と、旬八青果店立ち上げ時期からの売上遍歴や、なぜその売上になったかの施策導入についてなど、旬八青果店のPLが安定するまでの流れをお見せしました。参加者は、実際に小売をされている方もいらっしゃり、具体的な質問も出て有意義な講座となりました。
【社外講座❷-❸:市場流通について学ぶ、産地流通の構築方法】講師:代表 左今
アグリゲートでは、大田市場での仕入れと、産地直送の仕入れを併用しています。
まず第2回は、市場流通の全体像についてです。
「中央卸売市場・地方卸売市場の違い」
「買参権とは」
「安定した仕入れに必要なこと」
上記を中心に解説がありました。
また、第3回は、産地流通の構築方法について。
「フェーズごとの産地直送仕入れ方法」
「その時に必要な具体的な対応事項」
アグリゲートもフェーズごとに仕入れの仕方を変化させてきているので、具体的な方法も交えながらの解説となりました。
社外向けの無料の旬八大学は、全6回のうち残り3回ありますので、少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください!(12/13時点)
お申込みはこちらからお願いいたします。