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【社員インタビューvol.5】おいしい食体験を届けて“産地”に貢献したい!《産直プライム》で実現したい世界観とは?

社員インタビュー第五弾は、販売支援事業部の村尾 昌大さんです。

データ分析を踏まえたマーケティング業務を担いながらも、社内外の人から“情熱担当”として信頼を得る村尾さん。

産直EC事業のやりがい・実現したい夢について、たっぷりと語ってもらったので、1→10 10→100に挑戦したいという熱意ある方は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

──まずは自己紹介と入社の経緯を教えてください。

東京大学法学部を卒業後、新卒でWebマーケティング会社に入社し、検索エンジン経由の集客コンサルティング業務に、約6年間携わっていました。

前職に従事していたときに、知り合いから「農業系でECを立ち上げようとしている面白い会社がある」といってAGRI SMILEを紹介してもらいました。その後、2022年7月にAGRI SMILEに転職したという経緯です。


──元々農業関連のお仕事に関心があったのでしょうか?

学生時代から“地域”に貢献したいという思いはありました。災害復興に関心があり、東北や熊本によく足を運んでいました。

地方の人口減少に関する問題や就職先の選択肢が少ない状況を見聞きするうちに、「地域が活性化して日本全体を元気にできるような仕事がしたい」と思うようになりました。

東大法学部を出た人は官僚や弁護士の道に進む方が多いのですが、当時の自分は「自分で選んだ」実感がほしくてベンチャー企業に進む道を選びました。

具体的なスキルも早々に身につくのでは?という淡い期待もありましたね。
でも、“やりたいこと”から距離を置いていた時期もありました。

新卒1年目の頃は暗黒期。やりたいこととやれることのギャップにモヤモヤすることが多く、仕事に集中できていませんでした。

そこで、一度、“求められていることに徹してみよう”と思ったんです。

周囲のサポートもいただきながら、仕事や成果に対し向き合うことができ、大きな仕事も任せてもらえるようになりました。
この経験で、やりたいことから一歩引いてみることの大切さを学びました。

ただ、そうこうしているうちに、「産地」にかかわる機会も減っていったんです。
そんな折、たまたま前職で産直通販サイトの案件に携わる機会があり、農業や産地への気持ちが再燃。中道からオファーをいただいたのは、ちょうどそのタイミングでした。


──前職での経験があったからこそ、今の形に辿り着いたということですね。AGRI SMILEを紹介されたとき中道さんの印象はいかがでしたか?

コロナ禍だったのでオンラインで初顔合わせだったのですが、最初の印象は「分からなかった」です(笑)。

ECの仕事に関わることを想定してお会いしたはずが、バイオスティミュラントについて、30分ぐらい熱く語られたんですよ。

その分野は全く門外漢だったので、“分からない!”と思いながらも、仕事への情熱が強い方だということがすごく伝わりました。

日を改めて、EC事業について聞かせてもらったときには「産地を盛り上げていきたい」という思想に、すごく共感しましたね。

売ることがゴールではないEC『産直プライム』とは

──村尾さんが所属している販売支援事業部について教えてください

販売支援事業部は、各JA様とタッグを組んでDtoCサイトを運営する事業と、『産直プライム』という自社メディアをもち、「おいしい!を届けて産地のファンを増やす」仕事をしています。様々な農産物の魅力を消費者に知ってもらうことを目的として、“産地”にフォーカスした情報をお届けしています。

一般的なECは、いかに売上をあげるかということに着目するかと思いますが、我々は少し違います。

消費者が、産直プライムでの購入体験をきっかけに、農産物を生み出す“産地”に関心を持ち、スーパーで「青森県産のりんご」という括りではなく、「青森県XX市のXX地区のりんご」を選ぶようになるそんな世界観を目指しているんです。

僕たちもよく注文するんですが、産地によっておいしさが全然違うんです。僕は元々リンゴ嫌いでしたが、あるJAさんのジョナゴールドを食べたときに、あまりのおいしさに感動したことがあります。

消費者に農産物のおいしさや価値を知ってもらうことは、単価の向上にもつながります。


これは、代表の中道からの受け売りですが、
単にECで1億個売れればいいわけじゃない。市場に流すものが高く売れるようになる、それが“地域に貢献する”ということ。
販売支援事業部は単なるECサイトではなく、産地のファンになる“体験”を提供する、そんなインパクトある取り組みなんです。

新しくJA様に導入をご提案すると「まさに、それが我々のやりたいことです」とおっしゃっていただきます。

おいしい“食体験” を届ける販売支援事業部のチーム力

──販売支援事業部として村尾さんは具体的にどんな業務をしているのでしょうか?

新しいお客さんを集めて、おいしい食体験をしてもらい、ファンを増やし、再購入につなげていくというのが、販売支援事業部の役割です。

僕は産地紹介の記事を書いて魅力をユーザーに届けたり、Web広告を配信したり、農産物の売上アップをはかるSNS企画を考えたり、いわゆるWeb集客業務を幅広く担当しています。

そのほか、エンジニアさんとコミュニケーションを取りながらECサイトの機能改善を行ったり、他のプロダクトの集客に関わったりすることもあります。

各産地の担当者さんにご提案や打ち合わせをするため月2回ほど出張もあります。徳島、沖縄、北海道、新潟、山形など、全国各地をまわるので、色々な地域の特色を知れるので楽しいですよ。

産直プライムではJAさんが扱っている農産物を商品にさせていただくので、JAさんと直接対面でお会いできる出張ではコミュニケーションをすごく大切にしています。

──販売支援事業部はどんなメンバーで構成されていますか?

販売支援事業部にはbiz担当やエンジニア、デザイナーやライター、パートさんと多くのメンバーがいます。

業務自体は、それぞれ専門性をもったメンバーがそろっているので、僕が指揮を執るというよりかは、一緒に作り上げていくようなスタンスです。

slackで連絡を取りながらのリモート業務が基本ですが、月に一回は顔を合わせてミーティングを行ったり、半年に一回全社員で集まる機会があったり、ボードゲームや読書など色々なテーマの部活動を行ったり、コミュニケーションはとれる環境です。

チーム感を大切にしたいので、ざっくばらんな話もしながら、和気あいあいとした雰囲気作りができていると思います。

新たな挑戦で1→10 10→100を目指せる環境

──この仕事を通して感じるやりがいはどんな部分ですか?

新しい取り組みに挑戦しながら、JAさんが感じている「どうせできない」を「やってよかった」に変えていけることが、1番のやりがいです。

JAさんが以前ECに挑戦したときに、リソース不足だったりパートナーがいなかったりで、諦めてしまったことがあったそうです。

そういった「やりたいけどできない」部分を提案すると、賛同してもらえることが多いんです。

僕が企画した案件を例にすると、三ヶ日みかんを“受験生応援セット”といった形で売り出してみました。
受験生って親からキットカットとか渡されちゃうと、プレッシャーになって喜べないこともあるんですが、みかんならさりげなくて素敵だなという思いで企画しました。
歴史ある三ヶ日みかんをどう売り出すかという課題に対して、デザイナーさんに協力してもらったり、素材を探したりしながら、新しい価値を生み出せたと思います。

情熱を持って「これやってみましょう」と提案したことが成果につながると、本当に嬉しいです。

この仕事をしていると、スーパーに並んでいる農産物など、当たり前にあるものが実は当たり前じゃないと気づくことができます。

まだまだ成長しなきゃいけないなとプレッシャーを感じるときもありますが、JAさんから「村尾さんを信頼しています」と嬉しい言葉をいただいたこともあるので、頑張っていきたいですね。


──AGRI SMILEの新しい取り組みが、農業界ならず世界を変えていくことを楽しみにしています。そんな夢を一緒に叶えていきたいのはどんなメンバーですか?

農業に関する専門性があるメンバーは他にいますし、農業に対する情熱も自然と湧いてくると思います。

それよりも、他業種のスタンダードを持ち寄ってコラボしたときに、大きなインパクトを生み出せることがあるので、異分野の経験や専門性のある人たちと協働していきたいですね。

マインド的なところでいうと、謙虚で相手を尊重できる、愛のある人を求めています。

関わる方に気持ちよくお仕事していただけるように、色々な要望に思いやりや愛を持って応えられる度量の大きさが大切だと思います。


─村尾さん、素敵なお話をありがとうございました!また、読者の方も最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。好奇心を新たな挑戦に変えられる環境、AGRI SMILEにご興味をお持ち頂けた際は、エントリーを心よりお待ちしております。副業希望の方も大歓迎です!


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