現在、20:18。
残っているタスクは、ワイヤーフレームの作成、次回の打合せ資料の修正、クライアントからの依頼確認と指示内容の取りまとめと……。
待って、今日私帰れないのでは?
いや、帰れないのはまずい。
仕方ないからPCを持って帰って、家で続きを……(涙)
――なんていう時代が、弊社にもございました。
Web制作の仕事は、なかなか予定通りには進みません。
急な依頼や仕様変更、複数案件の同時進行。
特に会社がまだ小さかった頃は、
「できるだけ応えたい」
「自分でやった方が早い」
「とりあえずみんなで話そう」
そんな善意と勢いで乗り切ることも少なくありませんでした。
でも、頑張れる人が頑張り続けないと回らないなら、そもそも仕事の進め方に無理があるのでは?
そう考えるようになってから、少しずつ働き方が変わってきました。
「どうやって全部やる?」の前に考える
忙しいときほど、
「どうやったら全部終わる?」
と考えてしまいます。
でも今は、その前に、
「そもそも、この進め方でいい?」
と考えるようにしています。
たとえば会議。
定例だから集まるのではなく、何を決めるのか、誰が参加するのかを考える。
以前より多くの会議が時間内に収まるようになりましたが、「もっと短くできたよね」と思うことは今でもあります。
案件内の細かな仕事も同じです。
「15分くらいだし、自分でやった方が早い」
そうやってディレクターが拾い続けると、気づけば“何でも屋”になってしまう。
だから、「できる人がやる」ではなく、誰が担うのが一番いいのかを考える。
そして、仕事を任せたら終わりでもありません。
案件数や進捗をチームで見えるようにして、本人から「助けて」が出る前にも気づける状態をつくる。
会議も、役割分担も、タスク管理も。
何か特別なことを始めたというより、
誰かの頑張りで成立していた仕事を、一つずつ見直している。
という方が、私たちには近いかもしれません。
減らしたいのは、仕事ではなく「無理」
私たちは、仕事を楽にしたいわけではありません。
Webディレクターは、クライアントと向き合い、複数の案件を動かし、デザイナーやエンジニアと一緒に考え、ときには難しい判断もする仕事です。
むしろ、その難しさが面白い。
だからこそ、
「誰かが頑張ればなんとかなる」で生まれる忙しさは減らしたい。
その分、
クライアントが本当に解決したいことを考える。
もっと良い提案をする。
チームでもっと良いものをつくる。
そんな、Webディレクターとして本当に向き合いたい仕事に時間を使いたいと思っています。
まだまだ、変えている途中です
ここまで書くと、全部うまくいっているように見えるかもしれません。
全然そんなことはありません(笑)
「この会議、もっと短くできたよね」
「また仕事が偏ってない?」
「もう少し早く気づけたかも」
今でもあります。
でも、以前と変わったのは、
うまくいかないことを「仕方ない」で終わらせないこと。
忙しいから、もっと頑張る。
ではなく、
忙しいなら、どこか変えられないか考えてみる。
誰かが困っていたら、一緒に考える。
やってみてダメなら、また変える。
完成された組織ではないからこそ、自分たちの仕事の仕方も、自分たちでつくっている途中です。
「Web業界だから仕方ない」で終わらせず、ちゃんと仕事に向き合って、ちゃんと自分の時間にも戻る。
まだまだですが、そんなチームでありたいと思っています。
もし、
「もっと良い仕事の仕方を、一緒に考えたい」
と思っていただけたなら。
ぜひ一度、AIコミュニケーションに会いに来てください!