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「信頼」に「感謝」——リモートで交わす熱い議論で、“ネットフロンティアらしさ”を厳選。ボトムアップでつくる“経営理念プロジェクト”第二弾。

こんにちは!(株)ネットフロンティア 採用担当です。

今回は、 “経営理念プロジェクト”シリーズの第二弾として、プロジェクトの進捗をWEB座談会の様子を通じて報告します。

■メンバー紹介
鈴木幸輝(すずきゆうき): ストラテジックプランニング部 部長
前田宣里子(まえだのりこ): クリエイティブ部 マネージャー
伊藤千春(いとうちはる): 管理部 シニアマネージャー

<第一弾の記事はこちらから>

他にはない"ネットフロンティアらしさ"を言葉に。ボトムアップで作り上げる"経営理念プロジェクト"がスタート。 | 株式会社ネットフロンティア
こんにちは!株式会社ネットフロンティア 採用担当です。 今回は、昨年12月よりスタートした経営理念構築プロジェクトをメンバーの内4人による座談会を通して紹介します! −メンバー紹介− 芝崎 諭(しばさき さとし) ストラテジックプランニング部マネージャー。広告のプランニングやデータ分析を担当。(写真右) 早川 理(はやかわ さとし) ...
https://www.wantedly.com/companies/net-frontier/post_articles/222232

ボトムアップで理念をつくる珍しいプロジェクト。全社メンバーの意見を吸い上げながら、基となるキーワードを決定。

——当社では昨年12月より“経営理念を一から会社全体でつくる”というボトムアップの発想のもとで、所属部署もそれぞれ異なる志願メンバーが新たな理念構築に励んでいます(参照:“経営理念プロジェクト”シリーズ第一弾)。まず、メンバーに志願した理由を教えてください。

前田:以前の理念にあまり興味を持てていなかったことを踏まえ、一から理念を作るのに参加するのは面白そうと考えて志願しました。私が参加することで「こんなメンバーも志願するんだ!」と (笑)、敷居を下げられたら良いなという想いをもって臨んでいます。

伊藤:経営理念づくりに参加できる機会はそう訪れるものではないので、ぜひ一員として携わりたいとの気持ちから志願しました。私自身が子育てと管理職を両立していることもあって、これから増えていくママ社員の代表としての意見を、理念に反映できたらと考えています。

鈴木:今まで何かを決める大きな局面で必ず発言をしてきたという自負もあり、外の世界も把握しながら、当社の良いところや歴史を知っている点で貢献できると考え、志願しました。

——スタートから半年が経過しましたが、現在はどのような進捗状態にあるのでしょうか。

伊藤:経営理念プロジェクトは、主に2段階を経て進行しています。第一段階では、まず①社員像 ②組織像 ③企業イメージ ④企業風土・文化という4つのテーマごとに、アンケートやディスカッションを通じて社員から意見を吸い上げていきます。第二段階では、コンサルタントのアドバイスのもとで優良企業の例などを参考にしながら、理念に関わるキーワードを決めていきます。それぞれのテーマ毎に、約1ヶ月をかけて吟味し、先週やっと④企業風土・文化まで決定したところです。

「理想の社員像」から「企業風土・文化」まで、アンケートやディスカッションの結果に共通していたもの。それは “人を大切にする”姿勢だった。

——具体的には、どのようなプロセスを経てキーワードを選出したのでしょうか。また最終的に決定したキーワードのなかで、特にどれが印象的でしたか。

▲実際に選出された各キーワード。当社の個性や強みが凝縮された言葉が並ぶ。

前田:①社員像では、冒頭の伊藤の話にもあるように、まず当社のメンバー全員にアンケートを実施して、「理想の社員像」を聞くところからスタートしました。その後、4人一組でのディスカッションを実施し、その内容を踏まえて、プロジェクトメンバーで最終的に7つに絞りました。印象に残っているのは、「信頼」や「チャレンジ精神」、「思いやり」や「感謝」といったキーワードです。働くうえで土台となる“人として”のあるべき姿勢に当たるものが多くありました。他にも、「前向き」や「楽しむ」といった言葉がうちの会社らしくて良いなと感じました。

伊藤:②の組織像も進め方は一緒でしたが、限られたディスカッションの時間でまとめることに苦戦していました。例えば、「誠実」を出したメンバーが複数いたとしても、どうしてその言葉を選んだのか、その背景によって言葉の意味まで違ってくるケースもあります。時間を気にするあまりシンプルにまとめがちだった反省から、より深いところまでしっかり確認できるプロセスに改善する必要性を感じました。

特に印象に残っているのは、「失敗を恐れず、チャレンジする社員を応援する」です。業務を遂行するうえではどうしても“失敗をさせない”という発想になりがちですが、そこであえて「失敗を恐れない」という言葉を持ってくるのは良いですよね。

鈴木:③の企業イメージからは、②での改善点からアンケートの取り方を少し変えて、なぜそのキーワードが出てきたのか、背景までしっかりと集約できるように工夫しました。社員の本音や生の声を薄めず吸い上げるために、全アンケートの結果をプロジェクトメンバーでしっかりと考察したうえで決定するプロセスに変更しました。印象に残ったのは、社員・クライアント・社会も含めて、「人を大切にする」というキーワードです。当社の雰囲気や人の良さを前面に打ち出したいという意見が多く寄せられました。④の企業風土・文化の「技術志向」と「文化志向」というキーワードと合わせると、人を大切にしながら、新しいものをスピーディに取り入れ、選ばれる価値のあるものを提供して社会に貢献していこうとする当社のあり方が浮かび上がってきます。

——①の社員像で見られた、“人として”のあり方を大切にする姿勢とも重なりますね。

鈴木:そうですね。やはり当社の魅力は、メンバーが優しく、相手を思いやれるところです。変な競争もなく、お互いに本音を言い合える会社はめずらしいと思っています。

前田:良い意味で個性的で、“人として”面白い人が多いですよね。

伊藤:確かにそうですね。アンケートのなかで頻出するキーワードはあるのですが、コンサルタントの方のアドバイスを参考に、4つのカテゴリーのなかでは被らないように留意しながら、最終的に選出していきました。

折り返し地点を迎えたプロジェクト。吸い上げた意見を活かしながら、みんなが納得できるものを作っていきたい。

——ちょうど③のプロセスの頃から、コロナウィルス流行の影響でリモートでのプロジェクト進行となりました。具体的にはどのように作業を進めたのでしょうか。

伊藤:ミーティングはZOOMで、それからMuralというオンラインツールを使って、普段は模造紙に付箋を貼り付け、マッピングなどの作業をしていたものをオンラインで実施するようにしました。

鈴木:便利ではあったけれど、オンラインなので、空気感をみんなで共有できないというもどかしさもありましたよね。

▲Muralを活用してマッピング。実際の画面です。

——その他にも苦労した点などはありましたか。

鈴木:これはまだリモ—トワークに突入する前の話なのですが、ディスカッションを行っていた①社員像や②組織像の抽出の際は特に、どう進行したら本音や背景まで深く聞けるのかしっかりと考えた上で、部署などが被らないようなグルーピングを心がけました。より意見が言いやすい環境を設定する点で、苦労したなと感じます。

——今後の進行ステップや意気込みを教えてください。

前田:今後はコンサルタントの方より助言をいただきながら、経営理念の“理論”にあたる部分をプロジェクトメンバー間で議論を重ねていきます。経営メンバーへの提案は、7月となる予定です。

鈴木:通常、こうした経営理念の決定はトップダウンが多いと思いますが、本プロジェクトはボトムアップ型で、全社メンバーの意見をできる限り吸収しながら遂行していることが大きな特徴です。吸い上げた意見をしっかりと活かしながら、みんなが納得できるものを作っていきたいと思います。

伊藤:“経営理念プロジェクト”は今、折り返し地点まで来ています。理念って、作ることによって、今いるメンバーの人生観や価値観も変えていくような礎になるものだと思うんです。しっかりと意見を出し合って、出し切って、より良いもの作っていきたいです。

※プロジェクトの進捗に併せて今後も続きを公開していきます!

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