「常に、足りなさを感じていたい」-ALCHEMY社長インタビュー

ALCHEMYの長嶋です。
今回の社長インタビューは「社長の夢や野望」に関してです。
どういう思いでALCHEMYを創業して、最終的に何を目指しているのかなどを聞いてきました。

ー都築さんて夢とか野望、死ぬまでに達成したいことってあるんですか?

都築:うーん、特に無いですね。

ー無いんですか?

都築:つまらない答えですが、本当に無いです。

ー会社って、創業者の夢とか野望があって、創業されるものだと思ってましたが…。

都築:もちろん、会社の事業計画みたいな話であれば中長期的に実現したいことはありますよ。
でも個人的に、夢とか野望とか、死ぬまでにこれを成し遂げよう!みたいなのは無いですし、必要性も感じていません。
むしろ志半ばで人生を終えられる方がよほど幸せだろうなと思います。

ーというと?

都築:僕の場合、たぶん死ぬ間際まで
「あと1年あれば、あれを完成させられたのに」
「あれとかこれとか、やりたいこと沢山あったのに」
「もう少し、生きてたかったなぁ」
って思ってるんだろうなって。
で、そっちの方が絶対良いですよ。
過去の栄光にすがって「あの時の俺は凄かったんだぜ」みたいな生き方は嫌です。
過去に絶頂期を置き去りにしたまま日々を生きることにモチベーションが湧きません。
常に今日より明日、明日より明後日、もっとその先を考えながら、いまこの瞬間を全力で生きたい。

ーなるほど。

都築:チャーリー・チャップリンの、めちゃくちゃカッコいい話があって。
既に多くの名作を残していた晩年のチャップリンが、
“あなたの最高傑作ってなんだと思いますか?”
っていうインタビューに対して
“Next One(次の作品だ)”
って答えるんです。最高にカッコいいですよね。

ーそれは確かに格好良いです

都築:どれだけ他人から賞賛されようと、まだ成し遂げてはいないんですよ。
完成することはないんです。
もっと良いものが作れると信じて、努力し続けていく。

ー満足することが無いから、終わりがないんですね

都築:そうです。僕自身、自分に対して不満が沢山あるんですよ。

ー社長がそんなこと言わないでください(笑)

都築:でもそれはネガティブな意味では無くて、もっと良くなれるはずだ!っていう意味です。
もっと考えなくちゃいけないし、行動しなきゃいけない、学ばなきゃいけない。
だから社員からの意見もたくさん欲しい。
もっとレベルアップして欲しい。その方が面白いから。
逆に
「社長!凄いですね!」
「社長最高です!ついていきます!」
とか言われると気持ち悪いんですよ。
今の俺に満足しないでくれ、と思ってしまうし、満足させようともしないで欲しい。
変な言い方ですが、常に、足りなさを感じていたいんですよ。

ー世間一般でいう社長のイメージとはかけ離れてます。

都築:一般的に、壮大な野望を持って、自信がみなぎっていて、豪腕を振るって会社経営しているのが社長のイメージでしょうけど、全てが自分の思い通りになることに、僕は楽しさを感じないんです

ーそういう風に考えられるのって、珍しいですよね。

都築:そういう意味で、変わっていくことは良いことだと思ってます。
変化を楽しめる人と一緒に仕事したいですね。
会社のビジョンや方向性、状況は変わったとしても、一緒に働く人は変わらないわけだし。
苦しいことも辛いことも、それを前進している力に変えていきたい。

ーなるほど。

都築:変化に適応出来る人は、世界で一番強い人です。
自分の信念や野望に固執して、世の中の流れに逆らってばかりいると、置いていかれてしまう。
かといって何も考えずに流れに付いてくだけではアイデンティティを見失ってしまう。
変わっていくことを歓迎しながら、どうすれば一番楽しめるかを考えたいんですよね。

ーよく分かりました。ありがとうございます。

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