こんにちは。ALL-IN 広報担当の西村です。
今回は、ALL-INの新たな人材支援サービス「オールキャリアブランディング」について、弊社代表・前田に話を聞きました。
採用ブランディングやHR戦略の支援を通じて、これまで多くの企業の“選ばれる理由”を言語化してきたALL-IN。その知見を活かし、企業が持つ本質的な価値を求職者に届け、より納得度の高い採用・転職の実現を目指すサービスとして立ち上がったのが「オールキャリアブランディング」です。
社会に必要不可欠でありながら、十分に魅力が伝わっていない仕事に、どう光を当てていくのか。そして、企業と求職者の間にある情報のズレを、どう本質的な出会いへと変えていくのか。
サービス誕生の背景や、ALL-INがこの領域に向き合う理由、そして今後目指していく未来について、ぜひ知っていただければと思います。
目次
- |企業の価値を、求職者に届く形へ翻訳する
- |“知られていない”ことで、選択肢から外れてしまう仕事がある
- |採用ブランディングと人材支援をつなぎ、企業の採用課題を立体的に解決する
- |企業と求職者に、新しい出会いの循環をつくる
1.|企業の価値を、求職者に届く形へ翻訳する
──まず、「オールキャリアブランディング」がどのようなサービスなのか教えてください。
前田:一言で言えば、企業と求職者の間にある“情報のズレ”を埋めながら、企業の採用課題と求職者のキャリア選択をつなぐサービスです。
一般的な人材紹介は、求人条件や職種、経験とのマッチングが中心になりやすいと思います。もちろんそれも大切ですが、私たちが重視しているのは、その企業が本来持っている価値を、求職者が判断できる形に翻訳して届けることです。
採用ブランディングやHR戦略の支援を通じて感じてきたのは、「魅力がない企業」よりも、「魅力が伝わっていない企業」の方が圧倒的に多いということでした。
知名度や企業規模だけで選ばれる時代ではありません。求職者も、自分に合った環境や価値観をより慎重に見極めるようになっています。一方で、企業側が自社の魅力をうまく言葉にできていなければ、本来出会えるはずの人材と出会えない。
だからこそ、企業の理念や事業の強み、働く人の想いを掘り起こし、求職者に伝わる形で届ける必要があります。オールキャリアブランディングは、そうしたALL-INの強みを人材支援の領域に接続したサービスだと考えています。
──採用ブランディングを支援してきたALL-INだからこそ、取り組む意味がある領域ですね。
前田:そうですね。求人を紹介するだけではなく、その企業がなぜ選ばれるべきなのか、どんな人にその価値を届けるべきなのかまで考える。そこに、私たちがこの事業を行う意味があると思っています。

2.|“知られていない”ことで、選択肢から外れてしまう仕事がある
──このサービスを立ち上げようと考えた背景には、どんな課題意識があったのでしょうか。
前田:大きくは、採用市場において、仕事の社会的価値と求職者からの見え方にギャップがあるという課題です。
たとえば、電気・空調・物流・保守・清掃・設備管理など、生活や産業を支えている仕事があります。誰かが現場に行き、仕組みを守り続けているから、当たり前の日常が成り立っている。
でも、そうした仕事の価値は普段なかなか見えず、何かが止まったときに初めて重要性が認識されることも少なくありません。結果として、求職者からは「大変そう」「専門性が見えにくい」「キャリアの広がりを想像しづらい」といった一面的なイメージで判断されてしまう。選択肢に入る前に候補から外れてしまうことは、採用において非常にもったいないと感じていました。
──企業の魅力が、求職者に届く前にこぼれ落ちてしまっている。
前田:まさにそうです。求人票だけでは、仕事の本質までは伝わりきりません。給与や休日、勤務地といった条件だけでは、「なぜその仕事が必要なのか」「どんな人が活躍しているのか」「どんな成長があるのか」までは見えてこない。
企業の実態や仕事の魅力を正しく知ることで、これまで候補に入れていなかった業界や職種が、新しい選択肢になるかもしれない。オールキャリアブランディングでは、そうした出会いの可能性を広げていきたいと考えています。

3.|採用ブランディングと人材支援をつなぎ、企業の採用課題を立体的に解決する
──オールキャリアブランディングは、ALL-INの既存事業とどのようにつながっているのでしょうか。
前田:大きな特徴は、HR戦略コンサルティングや採用ブランディングで培ってきた企業理解を、人材支援に活かせることです。
企業の採用課題を上流から捉え、企業の価値を採用市場でどう届けるかに向き合ってきた知見をもとに、企業と求職者の出会いをより本質的なものにしていく。それが、オールキャリアブランディングの役割だと考えています。
──単に人材を紹介するだけではなく、採用課題そのものに踏み込むイメージですね。
前田:そうですね。採用がうまくいかない理由は、必ずしも「応募が少ない」「条件が弱い」だけではありません。
そもそも魅力が整理されていない。採用市場で打ち出すべき価値が言語化されていない。入社後に活躍する人材像が明確になっていない。そうした上流の課題が、採用成果に影響しているケースは多くあります。
だからこそ、私たちは人材紹介を単体の事業として切り出すのではなく、HR戦略コンサルティングや採用ブランディングと連動させていきたい。企業の採用課題を構造的に捉えたうえで、必要な人材との接点をつくる。そこに、ALL-INがこの事業を行う意味があると思っています。
──まさに、コンサルティングと人材支援のシナジーですね。
前田:はい。ALL-INは、採用戦略を支援する会社であり、クリエイティブの会社でもあります。だからこそ、人材紹介においても「誰を紹介するか」だけではなく、「どんな採用課題を解決するのか」「その人材が入ることで事業がどう前に進むのか」まで考えたい。
企業の採用課題を上流から捉え、ブランディング・クリエイティブ・人材支援を連動させながら解決していく。オールキャリアブランディングは、そのための新しい接点だと考えています。

4.|企業と求職者に、新しい出会いの循環をつくる
──サービスとして、今後目指していく未来を教えてください。
前田:企業と求職者の双方にとって、「この出会いがあってよかった」と思える機会を増やしていきたいです。
採用は、企業にとっては未来をつくる活動ですし、求職者にとっては人生を前に進める選択です。その接点に立つ以上、私たちは短期的なマッチングだけでなく、入社後の納得感や活躍まで見据えて支援したい。
立ち上げフェーズのサービスではありますが、社会を支える企業の魅力を正しく届けることで、これまで選択肢に入っていなかった仕事に光を当てられるはずです。
企業が自社の価値に改めて気づき、求職者が新しい可能性に出会う。オールキャリアブランディングを通じて、その循環を一つずつ生み出していきたいと思っています。
<広報から一言>
今回の取材を通して印象的だったのは、前田が語っていた「魅力がないのではなく、伝わっていないだけ」という視点でした。
社会を支える仕事に正しい光を当て、企業と求職者の新しい出会いを生み出す。この記事を通して、ALL-INの新しい挑戦の一面を感じてもらえたら嬉しいです。