こんにちは、アットイン採用担当です!
今回はアットインの運営部インテリアコーディネート課で、マンスリーマンションのお部屋づくりを手がけるチャンさんにお話を伺いました。
インテリアコーディネート課の仕事は、借り上げたお部屋に置く家具・家電を選び、搬入の手配から写真撮影までを担うこと。エリアの特徴や滞在する方の過ごし方を想像しながら、「ここに住みたい」と思ってもらえるお部屋をかたちにしています。
ベトナム・ハノイから日本の大学へ進学し、2022年に新卒でアットインに入社したチャンさん。外国籍のお客様のサポートを経て、自ら希望してインテリアコーディネート課へ移った経緯と、物件ごとに考え方が変わるお部屋づくりの面白さを語ってもらいました。
プロフィール
チャン
ベトナム・ハノイ出身。日本の大学で、日本の経済や人材育成について日本語と英語で学ぶ。2022年に新卒でアットインに入社し、外国籍のお客様の生活をサポートするCBRJ(Cross Border Relocations Japan)に配属。1年ほど経験したのち、自ら希望して運営部インテリアコーディネート課へ。現在は、マンスリーマンションの家具・家電の選定から搬入の手配、お部屋の撮影までを担当するほか、会社の英語版Instagramの運用も手がけている。
3つの言葉で、誰かの力になりたい。ハノイから日本へ渡り、新卒で歩み出したキャリア
――まずは、これまでの経歴を教えてください。
ベトナムで生まれ育ち、日本の大学へ進学しました。大学ではグローバル人材の育成を専攻し、日本の経済や人材育成の考え方を日本語と英語の両方で学んでいました。
卒業後、2022年に新卒でアットインへ入社。最初の1年ほどは外国籍のお客様の生活をサポートするCBRJで働き、その後インテリアコーディネート課に移って今に至ります。
――日本への留学は、どのようなきっかけで決めたのですか?
両親の知人が、日本にはこんな学校があると教えてくださったのがきっかけです。
その話を聞くうちに両親も日本に興味を持つようになり、「留学してみたらきっといいことがあるよ」と背中を押してくれました。
自分でも日本について調べるうちに魅力を感じ、留学を決意。そこから日本語の勉強を始め、半年ほど準備して来日しました。
――就職活動では、どのような仕事を探していたのでしょうか?
ベトナム語・英語・日本語の3つの言葉を活かして、海外から来たお客様をサポートできる仕事を探していました。
アットインに出会ったのは、就職サイトで求人を探していたときです。外国籍のお客様の暮らしを支える事業があり、まさに自分がやりたかったことだと感じました。
実際に面接を受けた際、仕事内容を詳しく伺うほど魅力を感じ、迷わず入社を決めました。
就職活動の早い時期に「ここで働きたい」と思える会社に出会えたのは、本当にありがたいことだったと思います。
好きだったものが、仕事の軸に変わるとき。自ら手を挙げて、インテリアの道へ
――CBRJからインテリアコーディネート課へは、どのような経緯で移ったのですか?
自分から上長に相談して、異動させてもらいました。
面接では、空港へのお迎えや区役所への付き添い、通訳など、お客様に直接寄り添う仕事だと聞いていたのですが、入社した頃はちょうどコロナ禍で……。海外からのお客様がほとんどいない時期だったので、実際は事務作業が中心に。
お客様に直接寄り添いたいと思って入社したぶん、毎日の仕事とやりたいことの間に少しずつ距離を感じるようになりました。コロナ禍と入社の時期が重なってしまった、本当にタイミングの問題だったと思います。
そんなとき、会社で、家具を置いて暮らしのイメージを見せるモデルルームの事業に取り組んでいることを知り、ぜひ挑戦してみたいと思ったんです。ちょうどインテリアコーディネート課で人を必要としていたこともあり、希望を叶えてもらえました。
――もともと、インテリアにはどのような興味を持っていたのでしょうか?
いろいろなお部屋やインテリアを見るのが好きで、とくに惹かれていたのが色の使い方です。
色について勉強もしていましたが、あくまで趣味の範囲だったので、仕事で通用するスキルだとは思っていなかったんです。
だからこそ、趣味として続けてきたことを、今は仕事で活かせているのが嬉しいですね。
空っぽのお部屋に、新しい暮らしの景色を。依頼を受けてから撮影まで、一貫して手がけて
――インテリアコーディネート課では、どのような仕事をしているのですか?
アットインが借り上げたお部屋に、家具・家電をそろえるのが私たちの仕事です。
アットインは、管理会社からお部屋を借りて、マンスリーマンションとしてお客様にご提供している会社です。
借りたお部屋には家具・家電を入れる必要があり、何を置くかを決めるところから、お部屋の撮影までを担当しています。お部屋に置く家具は、物件のエリアや予算、どんな方が滞在するかの想定に合わせて、一部屋ずつ選んでいます。
オフィスと物件で過ごす時間は、だいたい半分ずつ。新しく借りるお部屋が多い時期はほぼ毎日外出しますが、落ち着いているときはオフィスでの事務作業が中心になります。
――1つのお部屋が完成するまでには、どのような流れがあるのでしょうか?
物件の借り上げが決まり、仕入れチーム(物件の借り上げを担当する部署)から家具・家電の手配の依頼が届くところから始まります。
そこから先は、大きく3つの段階に分かれます。
1つめは、お部屋の設計。家具・家電を選び、完成したお部屋のイメージ図(パース)を作って、上長に確認してもらいます。
2つめは、発注までの社内手続き。パースの承認が下りたら見積もりを取り、社内で申請して決裁が済めば、いよいよ発注です。
3つめは、現場での仕上げ。搬入日を調整して設営を行い、最後にお部屋を撮影します。撮影まで終われば、お部屋づくりはほぼ完了です。
滞在する方を想像することが、すべての出発点。エリアを調べ、ターゲットに合うお部屋をかたちに
――お部屋のコンセプトやターゲットは、どのように決まるのですか?
仕入れチームがターゲットを決めている場合と、私たちが考える場合があり、割合はおよそ半々です。
特徴のある物件だと、仕入れチームから「こういう方に向けたお部屋にしたい」という希望が届くことが多く、最近はそうしたケースが増えてきました。仕入れチームからの希望がある場合は、ターゲットに合わせてお部屋をつくります。
一方で、ターゲットが決まっていないお部屋は、自分たちでコンセプトから考えます。案件によっては、「こんなお部屋をつくりたい」という自分の想いからコーディネートを組み立てることもありますね。
――ターゲットを一から考えるときは、どんなところから手をつけるのでしょうか?
まずは、物件のある場所を調べるところから始めます。
Googleでエリアを検索して、周りに何があるかを確かめます。観光スポットがたくさん出てくれば観光で訪れる方向け、あまり出てこなければ観光以外の目的で滞在する方向けと考えるんです。
たとえば浅草なら海外からのお客様、銀座なら高級感を求める方。都心から離れたエリアで、お仕事のために滞在される方が多そうなら、手頃な価格の家具を選びます。
エリアと、そこに滞在しそうなターゲットに合わせて、お部屋の方向性を決めていくのが基本です。ターゲットを自由に考えられるのも、この仕事の面白さですね。
――海外からのお客様を想定したお部屋では、どのような点を意識しているのですか?
家具のサイズと、海外の方が思い描く「日本らしさ」です。
海外の方向けのお部屋では、家具は大きめのサイズを選びます。また、海外の方は和の雰囲気を感じる「ジャパニーズテイスト」の家具を好む方が多いので、海外の方がイメージする日本らしさを「コーディネートで表現すること」もポイントです。
物件の個性を、暮らしやすさで引き立てる。ペットと過ごす家族に向けた、思い入れのある一部屋
「アットイン赤羽志茂」です。
内覧に行ったときから共用部の豪華さが強く印象に残っていて、とても高級感のある物件なんです。赤羽エリアで、ここまで高級感のある物件はアットインでも初めてかもしれません。
ペット可の物件なので、家具選びにはいつも以上に気を配りました。特に悩んだのがソファです。2LDKと3LDKのファミリー向けのお部屋なので、3人以上で座れるサイズが必要ですし、ペットがいても傷みにくい生地を選ばなければいけません。生地選びには本当に苦労しました。
色味は黒を基調にして、汚れが目立ちにくいように工夫しています。価格帯も高めの物件なので、家具・家電にも高級感のあるものを選び、ゆとりのある間取りに合わせて配置しました。
――公開してから、どのような反響がありましたか?
公開から1か月も経っていませんが、今ではほぼ満室になっています。
間取りが広く賃料も高めなので、正直なところ、なかなか申し込みが入らないかもしれないと思っていました。しかし、お客様にお部屋をご案内するインフォメーション課の方々が、積極的に提案してくれたおかげで、多くの方に選んでいただけるお部屋になりました。
最近は、自分がデザインして撮影したお部屋にどれくらい予約が入っているかを頻繁に見るようにしています。契約の詳細を見て、想定していたとおり海外からのご家族が3〜4人で滞在されていると分かると思わず嬉しくなりますね。それが、次のお部屋づくりのモチベーションにもなっています。
物件の個性を読み取り、滞在する方の目線で家具を選んでいく。一部屋ごとに考えることが変わるところに、この仕事の奥深さを感じています。
いかがでしたでしょうか?
前編では、ベトナムから日本へ渡り、自ら希望してインテリアコーディネート課へ移ったチャンさんのこれまでと、エリアや滞在する方を想像しながら進めるお部屋づくりの仕事をお届けしました。
続く後編では、インテリアコーディネーターとして働くチャンさんの、やりがいと成長に迫ります。
7つのお部屋のプランすべてを手がけた物件でのチャレンジや、お部屋が完成するまでの苦労、そして気軽に相談し合えるチームの存在など、インテリアコーディネート課で働く日々を詳しくご紹介します。
インテリアや空間づくりの経験を活かしたい方、物件を見るのが好きな方は、ぜひ後編もご覧ください!