【トップインタビュー Vol.1】10周年を迎えて、そしてBUNKLEへ
2026年7月、当社は設立10周年という大きな節目を迎え、第二創業期をスタートしました。
そしてこのタイミングで、社名を「BUNKLE株式会社」へ変更、さらに本社オフィスも麻布十番へ移転。これまでの10年を土台に、新たなステージへ踏み出しています。
今回は第1回トップインタビューとして、代表取締役・髙橋に、創業当時の苦労から「BUNKLE」という名前に込めた想い、そして今後目指す未来についてまで、率直に語ってもらいました。
目次
第1章:たった一人からのスタート、そして10年の歩み
ーーまずは、髙橋社長ご自身について伺います。
座右の銘や常に大切にしていることばなどはありますか。
特にないんですよね....(笑)座右の銘も、好きな本とかも、明確にこれだというものはありません。
敢えてひとつ挙げるとすれば、「人生、何とかなる」でしょうか。
何も考えていないという意味ではなくて、やるべきことをやり続けていれば、最終的には何とかなると思っています。
ーー最近ハマっていることはありますか。
最近はホルモンです!(笑)
すごく気に入っているお店があって、家族や社員とも毎週のように行っています。
高級店ではないのですが、本当に美味しいんです。いろいろなお店に行っても、結局「やっぱりここだね」と戻ってしまいます。
ーーここから創業当時について伺います。
当時はどのような会社だったのでしょうか。
創業当時は一人だったので、会社の雰囲気と呼べるものはありませんでした。
最初のオフィスは、机が3つほど置ける小さなレンタルオフィスで、そこを拠点に、お客様先へ足を運び、コンサルティングなどの仕事をしていました。
まず自分が目の前の仕事を必死にやる、という感覚でしたね。
ーー創業からこれまでで、最も苦しかった時期はいつですか。
立ち上げから最初の半年間です。一番怖かったのは、お金でした。
お客様から入金がなければ、社員の給与や業務委託費を支払うことができません。一社でも入金が遅れたり止まったりすれば、会社が回らなくなる。そんな状況が半年ほど続いていました。
普段から精神的に弱いタイプではありませんし、頭では「何とかなるだろう」と思っていました。
ただ、体は正直でした。
ストレスで体調を崩したり、自分でも気づかないうちにかなり追い込まれていたのだと思います。
体力的な辛さよりも、精神的なプレッシャーの方が大きかったですね。
ーーこれまでで嬉しかった出来事や、印象に残っている成功体験はありますか。
フェーズによって違いますが、立ち上げ期でいえば、初めて案件をいただけるようになったことや、リピートやご紹介が連続したことです。
最初は必死にお願いして仕事をいただく立場。
そこから少しずつ、「またお願いするよ」と言っていただけたり、ご紹介をいただけたり、お客様の方から仕事を依頼してくださるようになった。
その時に初めて、「自分たちは必要とされているんだ」と実感できました。
それが本当に嬉しかったですね。
ーー会社が成長し続ける中で、「ここまで来たら成功だ」と感じる瞬間はありますか。
「これが成功だ」とはっきり思えるものはないと思ってます。
100人の会社をつくろうと思って、100人を達成したとしても、そこで終わりではありません。
100人になれば、100人の組織ならではの課題が出てきます。役員になれば、役員としての悩みも生まれます。
常に次のステージへ進んでいくので、一つの達成だけを切り取って「これが成功」とは言い切れません。
日々、小さな喜びを積み重ねながら、ここまで来たという感覚です。
ーー良い時も苦しい時もあった中で、会社を続けてこられた原動力は何でしょうか。
一番は、反骨心だと思います。
「このままでは嫌だ」「もっとこうなりたい」という理想が、ずっと自分の中にあって、そこに向けて挑戦し続けてきました。
正直、会社を辞める・続けるという発想自体がなく、どうせ同じ時間を使うのであれば、本気でやった方がいい。同じ時間働いて給料をもらうのであれば、少しでも多く稼げた方がいいと思ってます。
あとはシンプルに、「やらざるを得ない使命」が目の前にあったからこそ、突き進むことができました。
第2章:なぜ今「BUNKLE」なのか。社名変更と移転の狙い
ーー設立10周年というタイミングで、社名変更とオフィス移転を決断した理由を教えてください。
一番大きな理由は、世の中に強いインパクトを与え、私たち自身で新しい連鎖を生み出したいと考えたからです。これは社員に対しても、お客様に対しても同じです。
10年が経ち、会社は次のフェーズへ進みました。
創業期と成長期では、戦い方が違います。
以前はできなかったことが、今ではできるようになり、人・資金・戦略など、会社として活用できる幅も大きく広がりました。
だからこそ、働き方も成果の出し方も、私たちにしかできないレベルへ引き上げたい。その意思を形にしたのが、今回の社名変更とオフィス移転です。
会社の魅力は言葉だけで伝えるより、実際に見て、感じてもらう方が伝わるものです。
環境を変えることも、私たちにとっては会社の未来をつくる重要な成長戦略の一つだと考えています。
ーー社名を変えること自体にも、かなりの労力がかかったのではないでしょうか。
もちろんかかりました。
正直、自分のことだけを考えるなら、社名変更も移転もしません。面倒ですし、お金もかかるからです。
ただ、社員や会社の未来を考えると、挑戦し続ける必要があります。
会社が挑戦をやめると、仕事は少しずつ面白くなくなります。関わる人も変わらず、考え方や仕事そのものも陳腐化してしまう。
だからこそ、会社として新しい挑戦を続けていきたい。
社名変更は、その決意表明でもあります。
ーー新社名「BUNKLE」が決まるまでに、印象的だった出来事や裏話があれば教えてください。
一番印象に残っているのは、ブランディングを支援してくださったコンサルタントの方から、
「御社は単なるIT会社ではありません。御社がやっていることは、商社と本質的には同じです。」
と言われたことです。これはかなり衝撃的でした。
私自身は、ITを軸に事業を展開している会社という認識が強かったのですが、客観的に見れば、私たちは新しい事業を生み出し続け、挑戦を重ねている会社。ITという枠に自分たちを閉じ込める必要はない。
もっと幅広い挑戦をしていく会社として、新しい名前を考えようと思いました。
ーー「BUNKLE」という社名には、どのような意味が込められていますか。
「番狂わせ」です。
私たちは大手企業でもありませんし、メーカーでもありません。
高学歴の人材ばかりが集まっている会社でもない。
そんな私たちが、世の中で成り上がっていく。その姿そのものが「番狂わせ」だと思っています。
私たちがこれから実現しようとしていることは、世の中から見れば「そんなことはできない」と思われることかもしれません。
でも、その常識を覆していきたい。
「あり得ない」と思われていることを実現し、新しい価値を生み出していく。
そんな会社であり続けたいという想いを、この「BUNKLE」という名前に込めました。
第3章:これからのBUNKLEと、新しい挑戦
ーー今後、BUNKLEをどのような会社にしていきたいですか。
これからも、多角的に事業を展開していきたいと考えています。
これまでは、自分たちで組織をつくり、自分たちで事業を立ち上げることを中心に進めてきました。もちろんそれは今後も続けていきます。
ただ、次のフェーズでは、自社だけですべてを完結させるのではなく、より大きな企業やメーカーと一緒に新しいサービスをつくる機会が増えていきます。
私たちは、ゼロから革新的な技術を生み出す天才集団ではありませんが、私たちには、これまで事業を展開してきた中で積み上げた資金や経営の知見があります。
だからこそ、優れた技術やプロダクトを持っている人たちと、互いの強みを掛け合わせながら事業を成長させていきたい。
今後は、そうした共創型の新規事業が増えていくと思います。
ーーこれからの5年間で、最も大切になるテーマは何でしょうか。
「どれだけ挑戦できるか」です。
会社としてもそうですし、社員一人ひとりにとっても同じです。
新しい事業やプロジェクトが生まれた時に、自分から手を挙げて飛び込んでいける人が増えてほしいと思っています。
IT業界や人材業界という枠にとらわれず、会社としてさまざまな挑戦が増えるからこそ、若手が活躍できる機会や、新しいキャリアを築ける選択肢も増えていきます。
ーー新しい事業や挑戦が増える中で、どのような人に仕事を任せたいですか。
一番は、想像を超えてくる仕事ができる人です。
私たちは常に新しいことに挑戦しています。
想定内の行動や結果だけでは、新しい事業は生まれません。
相手の想像を超える成果を出すからこそ、お客様の満足度につながり、次の仕事や新たな挑戦へとつながっていきます。
もちろん、任された仕事を正確にやり切ることは大前提です。
ただそれだけではなく、「もっと良くするにはどうすればいいか」「相手が次に求めるものは何か」まで考え、自ら行動できるかどうかが大切だと思っています。
「期待以上」「想像以上」を体現できる人に、これからの挑戦を任せていきたいですね。研修や教育を通じてスキルを身につけることも大切ですが、最後は自分で考え、自分から一歩踏み出せる人が成長していきます。
BUNKLEは、挑戦する人を応援する会社です。
ただ、挑戦とは、自分のやりたいことだけを追いかけることではありません。
会社やチームが目指す方向を理解した上で、自分の強みを活かし、期待以上の価値を返す。
そんな挑戦ができる人と、一緒に新しい未来をつくっていきたいと思っています。
第4章:自分だけが得をしない。「三者三様」で考える
ーー社長が、仕事や人生で最も大切にしている考え方を教えてください。
常に「三者三様」で考えることです。
自分だけが得をする選択ではなく、自分・相手・会社、それぞれにとってメリットがあるかを考える。それが一番大切だと思っています。
もちろん、その中には目先では自分が損をする選択もありますが、私はもっと長い時間軸で物事を見ています。
今は損かもしれないけれど、1年後、5年後には、大きな信頼や信用となって返ってくるかもしれない。
だから、自分の利益を優先するのではなく、まずは周りが良くなる選択をする。
その積み重ねが、結果として自分の成長にもつながると信じています。
仕事も人生も、結局は「やるか、やらないか」。
面倒なことを面倒くさがらずに続けられる人が、最後は一番強いと思っています。
ーー最後に、社員の皆さんや、BUNKLEに興味を持ってくださっている方へメッセージをお願いします。
まず伝えたいのは、自分だけの「勝ち筋」を見つけてほしいということです。
ホームランを打てない人が、無理にホームランバッターになる必要はありません。
売上を一番上げることだけが活躍ではありませんし、マネジメントをすることだけが成功でもない。
人にはそれぞれ、自分らしく価値を発揮できる場所があります。
そして、そのために必要なことは、まず自分自身を知ること。
自分は何ができるのか。どんな場面で力を発揮できるのか。どんな役割ならチームに貢献できるのか。
その上で、「会社が目指す方向に対して、自分の強みをどう活かせるか」を考えてほしいと思っています。
今のBUNKLEは、大きく変化しているタイミングです。
人生も仕事も、チャンスはずっと続くものではありません。
だからこそ、「今、自分に何が求められているのか」「期待以上の価値を出すには何ができるのか」を考えながら、一歩踏み出してほしいですね。
挑戦したい人にとって、今のBUNKLEは本当に面白い環境だと思います。
うまくいかない時も、次の一手を考えながら、仲間と一緒に世の中を驚かせるような"番狂わせ"を起こしていきたい。
そんな挑戦を、一緒に楽しめる仲間と出会えることを楽しみにしています。