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ヘッドレスコマースって何?

こんにちは。CLAVESの川嶋です。

「ヘッドレスコマース 」について代表の堀内がわかりやすくまとめました。


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どーも、代表の堀内です。

今回はEC(オンラインショップ)開発をやっている会社の代表としての
ブログになります。真面目な話ですね。

社員の中でもあまりわかっていないメンバーがいたので、
せっかくなのでこちらで。

ヘッドレスコマース」と呼ばれる仕組みがあります。

ヘッドレス=頭がない ってことですね。

※画像は全く関係ありません。

ECシステムにおいて、フロントエンドとバックエンドとよばれる範囲が存在します。

フロントエンドはお客様との接点をいいます。
ECサイトが基本ですが、概念としては、アプリやHPなんかも対象になってきます。
デバイスも様々です。

バックエンドに関しては、管理するための機能を持つ部分というのがシンプルな答えになります。

ヘッドレスというのは、
システムがフロントエンドの制約にならない、ということが一番のメリットになります。
デザインの作り込みはもとより、
アプリとの連動、店舗システムとの連動なども考えると
その自由度は大事になります。
どんなものとも容易に連携できる、という表現が良いでしょうか。

OMOやオムニチャネルと呼ばれる範囲になります。

お客様にとって、どこで買うかは重要ではなく、
自社の製品を買ってもらうことが大事、という考え方と言えます。
いつでもどこでもほしい時に買える」世界を
実現していきたいのです。

そのお店や商品がお客様のファーストチョイスになるべく、様々な企業が工夫し頑張っています。

弊社が扱っているMagentoもAPIでの受注作成や商品情報の表示などもできるので、
フロントエンドはパッケージを使わずに全てAPIで組み込むことも理論上可能で、
実施したこともあります。

※CMSの機能などは別途考えないといけませんが。

とても自由度が高く、最先端な感じがしますが、
構築するのは簡単ではないです。
全体設計を正しくできる人がいないと、その自由度は無駄になってしまいます。
ECを始めてみようと思ってる人たちには、ASPでできるEC(BASE,STORES,SHOPIFY)をオススメして、
弊社での構築をお断りすることも多々あります。

実は、自分が前職時代に考えていた理想的なECの形はヘッドレスコマースでした。

日々売り方の最新トレンドは変わっていき、他社を出し抜いて新しいことをやるためには、
ノーカスタマイズパッケージに限界を感じていました。
店舗と同じキャンペーンをやりたい」「店舗に入ったような感覚にしたい」など
叶えることができなかったのです。
自社パッケージのフロント機能を捨て、この形に持っていきたかったのですが、
会社のポリシーである「ノーカスタマイズ」の重要性に負けてしまいました。

そのころから独立を考え出したのかもしれません。

今現在、スマートフォンというデバイスが中心になっていて、
youtubeやinstagram、facebook、twitterのようなSNSでの広告が加速していますが、
5年後10年後の未来はまだわかりません。
20年前にスマートフォンがここまで普及しているのを言い当てれた人は
きっと今すごいお金持ちなんじゃないでしょうか。

眼鏡のようなデバイスが中心になることや、スマートスピーカーでの注文、
QR決済ではなく生体認証での決済などもできてくるかもしれません。
顔で鍵が開くことも昔は考えつかなかったです。

現在CLAVESでは、ヘッドレスコマースをprismatix社と連携してすすめています。

思想として自分が思っていたものを実現しようとしていたので、ご一緒させていただく機会を増やしています。
CLAVESとして、今までのEC構築やシステム間連携構築ノウハウを活かしたり、
ヘッドレスコマースの特徴を活かしたサービスを
もっと増やしていきたいと思っています。

全体設計や連携構造を構築できる会社として、
EC開発のMagentoともう一つの柱として作っていっております。

オフィスを持たない会社、店舗を持たないお店、サイトを持たないEC、
なにか新しいものを皆さんにお渡しできたら幸いです。


20210303 堀内文雄(お客様のお雛様の売上好調でした!ECでは200%達成!)

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