研究職になる道から大学を中退して、エンジニアになったわけ。【社員インタビュー】 | Yoom_社員インタビュー
こんにちは!Yoom(ユーム)の人事担当、宮川です!今回はエンジニアとして入社したみやしたさんにインタビューをしました!入社してオンボーディング期間も終わり、実務に入っているこのタイミングで、社...
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こんにちは!Yoom(ユーム)の人事担当、宮川です!
今回はCSチームのテクニカルサポート担当として働く冨永さんにインタビューをしました!経歴がなかなか特殊で、タイトルにもある通り一度無職を経験して、なぜ再度正社員を選んだのか、ぜひぜひご一読ください💁
冨永 美沙希 Tominaga Misaki
熊本生まれで14~18歳までバンコクに在住していた経歴をもつ。元々新卒で正社員をしていたが、人生の本質を考えてふと無職を体験してみることに。自動化大好き!を活かして今はYoomのCS。猫溺愛家。野良猫を8匹保護し、里親探しするくらい猫好き。
新卒で、キャンパスノートで有名な文具・オフィス家具メーカーに入社しました。オフィスの設計から家具、文具まで幅広く手がけている会社で、当時はマーケティング部に配属されました。
入社してすぐ、社長肝入りの新規プロダクト専任チームに入り、新卒なので、資料コピーから関係各所との日程調整まで、あれやこれやとなんでも屋のように動き回っていましたね。いわゆる「ちゃんとした会社員」だったと思いますが、役員の方からは愛を込めて「じゃじゃ馬」扱いされていた気がします(笑)。
ただ、新卒3年目に入る頃に「人生って、会社で働き続けるものなんだっけ?」と思ったんですよね。仕事が嫌だったわけでは全くないんですが、企業勤めという枠の中では見えない世界もある気がして、「無職になってみたいな」と(笑)
「そうだ、無職になろう。」と思ってもご飯は食べないといけないので、友人に紹介されて一度はコワーキングスペース関連の仕事を挟みつつ、「でもやっぱり無職になりたいんだよな」と思い、最終的には本当に無職になります。
そのタイミングで「都心で月10万の家賃を払うより、田舎に住んだほうが楽しくないか?」と思い、新潟で古民家を購入し、やってみたかったブックカフェを始めました。
年齢の節目もあったんですけど、「もう一回、ちゃんと組織の中で働いてみよう」と思ったのが一番の理由です。
まあ、素人が田舎でカフェをやって、簡単に生活していけるかといったらなかなかそうではなくてですね。一旦、個人事業を一緒にやっていた人に譲渡して、リモートでスタートアップ企業の仕事を行うようになって、その中で担当していたのが、オンボーディング業務でした。フルタイムで働かせていただいてたんですけど、何千人分もの案内メールを、人が手作業でコピペして送るみたいな感じだったので、自分でGASとかをいじって勝手に業務効率化もやらせていただきました。
オンボーディング自体も好きだったんですけど、それ以上に自動化とかAI活用して業務効率化させていく方に自分の情熱が結構入っていくのを感じたんですね。
ある程度自動化もやりきっちゃったので次どうしようかなと思ってて、30歳っていうのもあるし、そろそろ本当に腰を据えて会社勤めというものをしてみたい、自分の10年間を賭けたくなる会社を探そうと思って、Yoomを見つけました。
IndeedでYoomを見つけて、コーポレートサイトから応募しました。
いざ自分で書いた履歴書を見返すと、無職→古民家→カフェ→自動化と、我ながら意味が分からない経歴で、「これはもし書類で落ちてもしょうがないな」と思っていました笑
でも面接では、「自動化好き、Yoomにかなり合いそうですね」と言ってもらえて今に至ります。
We make timeに共感したことと、これまでのCSのキャリアを活かしながら自動化のプロになれると思ったのが、Yoomに決めたきっかけです。
結果的にオンボーディング経験の延長でテクニカルに関われるポジションに立てているので、かなりしっくりきた転職になったなと思います。
現在はテクニカルサポートとして、主にユーザーさんからのチャット対応や、一緒にフローボットを作るなど、技術的なサポートを担当しています。
チャットでやり取りするよりも、ミーティングのほうが早く解決できるケースもあり、そういった場合はチーム内で役割分担をしながら、直接口頭でサポートすることもあります。
「エラーが出ちゃいました」「思った通りに動きません」といったご相談は日常的で、
セキュリティの観点から画面を共有できないこともあるなか、いただける限りの情報やスクリーンショットを手がかりに、「今、何が起きているのか」を推理しながら解決方法を探していきます。ユーザーさんごとにフローも使っているツールもまったく違うので、毎回ほぼ初見の“謎解き”です。
ただ、連携先でエラーが起きていたり、設定が少し違っていたりすることもあるので、その過程で「じゃあ、このツールを自分でも使ってみよう」となり、実際に手元で検証することも多いです。結果的に、Yoom以外のさまざまなSaaSにも自然と詳しくなっていきます。
フルリモートで、最近新潟から京都に引っ越しました〜
住んでみたかった街だったので、私生活でもいろいろな発見があって楽しいです!
都市生活を求めて引っ越したのに、つい自然を求めてしまいます。京都は紅葉が綺麗です。
Yoomの機能や連携サービスの幅広さは、入社前からもちろん想像していました。
ただ同時に、「こんなに幅広いものを本当にサポートできるんだろうか」というのは不安でしたね。「結局APIって何だ...?」「私、エンジニアでもないのにここまで技術寄りな領域に踏み込んで大丈夫なのかな」っていう。といいつつ、「自動化のプロになれるかな♪」というワクワクのほうが大きかったですが笑
実際に入社してみて、Yoomではユーザー対応の中に技術的な要素がとても多くあるので、CSでありながらも自分は「自動化」という領域における一種のスペシャリストとして、この会社にいるんだと思えるようになりました。自分にとって新しい強みが一つ増えたと思っています。
これまでやってきたオンボーディングや業務効率化の経験を、漏れなく今の業務でも使えている。
前職では情シスに移動させてもらえるほどの専門性はないし、かといって開発がしたかったわけではなかったのでエンジニアになるのもなんか違うなと多少宙ぶらりんだった自分が、今では情シスのユーザーさんにも何人も対応してるっていう夢のような状況です。CS×業務効率化っていうスキルの掛け算がうまく噛み合ってますね。
Yoomは自由度が高い分、「どう作るか」を自分で考える必要があるツールなのでサポートがめちゃめちゃ難しい!
少しでもプログラミング的な考え方や、ロジックを組み立てる力がないと、使いこなすのが難しいリスクは今のところあると思っています。「自動化したいけど、何もわからない」という方が、どうやったらもっと簡単に自動化できるようになるかは、Yoomとしても大きな壁だなと感じています。
誰も正解を持っていないので、みんなで悩みながら、解を探し当てたいです!!!
一言で表すなら、「自由と責任」ですね。
Yoomはマイクロマネジメントをまったくしない会社ですし、一人ひとりの自律的な判断に委ねることこそがチームで仕事をする意義だと、本気で思っているんだろうなと感じます。
自分がもし経営側だったら、自分が大事に育ててきたサービスをいきなり「はい、任せます」って委ねるのは、めちゃくちゃ勇気がいると思う(笑)
明確なゴールは、実はあまり決めていないんですよね〜。
今の自分にとっての最大の目標は、たぶん「会社員をちゃんとやること」なんですよね。
個人事業主やフリーランスとして働いていた頃にある種の“頭打ち感”があって、個人でできることへの限界があるって感じたんです。
人が人と一緒に仕事をする中でどうしても生まれる摩擦みたいなものこそ、人が人と関わる理由であり、成長のために必要なものなんじゃないかと思って正社員という選択を取ったので、それをもう一度ちゃんとやり切るっていう。
40くらいになったらまた独立したいので、そのために自分の持っているカードをできるだけ増やして、いろんなことに挑戦していきたいと思っています!
Yoomとしての目標は、めっちゃ有名なサービスを作り上げることです!遠くまで行きたいなら、みんなで!
「できない」をいかに「できた!」にするか...を楽しめる人です。
個人的にCSの仕事で好きなのは、自分ひとりでは解決しきれない場合はSlackで「たぶんこうじゃないかな?」とチームに投げてみるんですが、そこからみんなで「じゃあこうしたらどうだろう」「これはできる?できない?」っていう大会が始まります。
そうやってやっていくと、工夫次第で「できない」が「できる」に変わる瞬間が必ずあってそれが楽しいので、“できない状態”からの出発を楽しめる人がいいです!
とにかくフッ軽な冨永さん、思考もインパクトがあって聞き飽きないインタビューでした。次の社員インタビューもお楽しみに!
Yoomでは、企業の業務自動化を支援するCSポジションを募集しています!!チームでできないことを解決するのが好きな方、まずはカジュアルにお話ししましょう👇️
⬇️前回の社員インタビューはこちらから