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すべてのストーリー

2026年 急成長AIスタートアップ10選─「AIに投資すべきか」ではなく「どのAIと組むか」を問う時代へ

数字よりも、「何を解いているか」を見る2026年、AIスタートアップへの資金調達は空前の規模に達しています。Dealroomのデータによれば、2025年だけで約2,161億ドルがAI分野に流入し、2026年はさらにそのペースを超えています。しかし、数字だけを追っていても「産業の何が変わっているのか」はわかりません。CVCや事業会社の担当者にとって本当に重要なのは、「AIが盛り上がっているから何かやらなければ」という焦りへの対応ではなく、「どの企業が、どんな課題を、どんな方法で解いているのか」を把握することではないでしょうか。今回は、2026年の急成長AIスタートアップ10社を、カテゴリ別...

「試して終わり」を脱却する ー「PoC止まり」と「事業化成功」を分ける決定的な差

「PoC墓場」という言葉が、業界の共通語になりつつあります。オープンイノベーションに取り組む大手企業の担当者と話すと、「スタートアップと複数のPoCを進めているが、どれも本格展開に至っていない」という声が、業種を問わず繰り返し出てきます。PoC自体は成功している。技術的には証明できた。でも、事業化に進まない。なぜ、「PoCの先」に進めないのか。この問いは、オープンイノベーションに関わる多くの担当者が抱える、共通の課題です。問題は、技術ではなく「最初の出会い方」にあるPoCが事業化に繋がらない理由を、多くの担当者は「社内説得が難しい」「予算が取れない」「事業部が動かない」と語ります。でも、...

日本とシリコンバレーのVC文化に見る「リスクと価値」の捉え方

「なぜ日本のスタートアップは、まだ世界を変えられていないのか。」この問いに向き合うたびに、資金の話ではなく、文化の話だと気づかされます。米国全体のVC投資総額は約29兆円。日本の約8,900億円と比べると、実に32倍の差があります。でも、この数字だけを見て「資金が足りない」と結論づけるのは、少し早い。本当の問題は、その数字の裏にある「失敗の意味」の違いにあるのではないでしょうか。シリコンバレーでは、失敗した起業家の方が評価されるシリコンバレーには、一度失敗した起業家に再び投資が集まる文化があります。「あの人は一度やり切った」「失敗から何かを学んでいる」—そういった視点で、次の挑戦者への資...

事業会社が今探している技術とは?─「DXしたい」の先にある、本音のニーズ

「DX推進」「AI活用」「オープンイノベーション加速」─スタートアップのピッチ資料にも、事業会社のプレスリリースにも、この言葉が踊らない日はありません。ただ、私がCVCコミュニティの現場で日々感じるのは、「言葉が先行して、ニーズの中身が見えにくくなっている」という現実です。事業会社は本当に、何を探しているのでしょうか。「課題」より「文脈」が先にある事業会社が抱える技術ニーズは、業界の構造変化と密接に結びついています。物流業界では、ドライバー不足や送料無料モデルの限界が表面化し、「配送の最終工程をどう変えるか」という問いが現場レベルで急浮上しています。製造業では、カーボンニュートラル対応と...

PerplexityはGoogleを超えられるのか

「PerplexityはGoogleを超えられるのか?」この問いを、最近よく耳にするようになりました。数字だけを見れば、答えは明快です。 Googleの検索シェアは91%。Alphabetの四半期売上は1,198億ドル、そのうち検索広告収入だけで633億ドル。Gemini搭載のAI検索は月間10億人が使っている。一方のPerplexityは、まだ上場もしていないスタートアップです。Webトラフィックは2025年10月のピークから減少傾向にあり、主要AIアシスタントの中でも定着率は最も低い水準にあります。規模で比べれば、勝負にすらなっていない。それでも、私はこの問いの立て方自体に、違和感を...

CVCとVCの違いを5分で解説!スタートアップが知っておくべき「出資元の選び方」と事業成長のリアル

スタートアップが成長を加速させる上で、切っても切り離せないのが「資金調達」です。資金調達の相談を受ける中で、起業家のみなさんからよくいただくのがこんな悩みです。「VCからの出資と、大企業のCVCからの出資って、お金の出どころ以外に何が違うんですか?」「自社のフェーズには、どちらから投資を受けるのが正解なんですか?」「投資家から資金を得る」という点では同じに見えますが、VC(ベンチャーキャピタル) とCVC(コーポレートベンチャーキャピタル) は、目的も、投資後の関わり方も、エグジット(出口)に対する考え方もまったく異なります。今回は、CVCとVCの違いを5分で理解できるよう整理しつつ、ス...

「世界で最も勢いのあるVC10選」ー2026年スタートアップ投資のリアル

2026年、グローバルなスタートアップ投資の現場で、かつてない規模の地殻変動が起きています。2026年前半における世界のVC投資額は5,100億ドル(約76兆円)に達し、そのうち実に86%をAI関連領域が占める結果となりました。さらに注目すべきは、新規に集まった資本の約半数(48.1%)が、たった3つのメガファンド(a16z、Thrive Capital、Founders Fund)に集中しているという事実です。単なる一時的なトレンドではなく、資金・技術・才能が特定のトッププレイヤーに爆発的な勢いで集約される時代。公開情報や各種データ(Midas List、PitchBook、Crunc...

「10の注目テーマ」から見る、CVC投資の現在地

日本のCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)のあり方が、大きな転換期を迎えています。2026年上半期、国内スタートアップの資金調達総額は5,000億円を超え、そのうち研究開発型ディープテックが35%を占めるまでになりました。一昔前のように「話題のITサービスに広く浅く出資する」というスタイルは姿を消し、国家の産業戦略や高度な技術研究と連動した「テーマ集中型」の投資へとシフトしています。今回は、2026年現在、日本のCVCが最も熱視線を送るテーマTOP10から、この市場で起きている本質的な変化を紐解きます。2026年にCVCが注力する主要10セクターAI・生成AI(バーティカルAI...

FIRST CVCが目指す、新しいM&Aのかたち

M&Aの世界には、ある種の「当たり前」があります。リストをつくり、テレアポをかけ、アポを獲り、面談をして、案件を追いかける。M&A仲介会社のビジネスモデルは、長い間この構造の上に成り立ってきました。私たちはその「当たり前」を、意図的に手放すことにしました。テレアポで生まれる信頼の限界従来型のM&A仲介には、構造的な矛盾があります。売り手と買い手のどちらも、「M&Aを前提にして初めて出会う」という点です。相手のことを何も知らないまま、財務数字を見る。事業内容を確認する。デューデリジェンスを行い、条件を交渉し、クロージングする。その過程で、双方が良い面だけを見せようとする。その結果として成立...

「考えてすぐ動く」─FIRST CVCの意思決定基準

「この施策、一度試してみても大丈夫ですか?」FIRST CVCでこの質問をすると、たいてい「いいよ、やってみて」で終わります。 稟議書も、決裁フローも、ありません。自分で考えて動きたい人にとっては、これ以上ない環境です。意思決定に「役職」は関係ない私たちの組織はフラットです。といっても、それは「みんな仲良し」という意味ではありません。 役職や年次に関係なく、根拠があれば誰の提案でも実行に移される、ということです。逆に言えば、「上に言われたからやる」は通用しません。 自分がなぜそれをやるのか、何を検証したいのか、どうなったら次に進むのか。 それを自分の言葉で説明できること。それが、ここでの...

鉄道・航空FORUMレポート|インバウンド好調の裏で、各社が向き合う「次の事業」の問い

鉄道・航空業界は今、コロナ禍からの回復という追い風を受けながらも、静かに構造的な岐路に立っています。インバウンド需要の急回復で足元の業績は過去最高水準を更新する会社も多い。しかし同時に、日本全体の人口減少という長期トレンドの中で、本業だけに頼り続けることへの危機感も確実に高まっています。7月7日、BASECAMP 鉄道・航空FORUMに、鉄道・航空各社のCVC・イノベーション担当者が集まり、「移動インフラを担う企業が、次の事業をどう作るか」という問いをテーブルに乗せて、本音で語り合いました。事業拡張か、飛び地かこの日のフォーラムは、参加各社の「スタンスの整理」から始まりました。各社が自社...

「業界別FORUM」はなぜ生まれたのか─単一イベントではなく、プラットフォームとして

CVCコミュニティを運営していると、ある場面に何度も出くわします。「同じ悩みを抱えている人が、こんなにいたとは思わなかった」初めて顔を合わせた鉄道会社のCVC担当者と航空会社のCVC担当者が、互いの葛藤を打ち明け合う。ファッション企業の事業開発担当が「社内でAI活用が承認されない」と口にした瞬間、他の参加者が大きくうなずく。エネルギー系CVCの担当者が「出資を目的にしすぎていた気がする」と振り返るとき、場の空気が変わる。こうした瞬間を積み重ねてきた中で、私たちが確信したことがあります。業界の中にいる人ほど、業界の外に話せる場を持っていない。「とりあえず開催する」イベントには限界があるBA...

CVCネットワークはなぜ500社まで広がったのか

きっかけは、あるCVC担当者から漏れた「本音」でした。「VCやコンサルから情報は山ほど来る。でも、自社の事業部を納得させられる『生の情報』がどこにもないんです」その言葉を聞いたとき、「この人が困っているのは、情報の量ではなく、使える情報の種類だ」とすぐに気づきました。CVCが本当に困っていたことCVCは、投資のプロであると同時に、社内の強力な調整役でもあります。有望なスタートアップを見つけることよりも、「なぜ今、この会社と組むのか」を社内に説明し、現場を動かすことのほうが、実ははるかに難しい。多くの担当者が、同じ壁にぶつかっていました。 情報の非対称性と、社内巻き込みの構造的な難しさ。 ...

「効率のリモート」と「熱量のオフィス」の両立ーFIRST CVCの「環境への投資」

「フルリモートOK」という言葉は、もうどこにでもある。でも実際のところ、「リモートでもオフィスと同じ温度感で仕事できていますか?」と聞かれると、正直に答えられる会社は少ないんじゃないかと思います。私たちFIRST CVCは、それを本気で実現しようとしているチームです。「ルールで縛るのは、やめよう」私たちのスタンスはシンプルです。出社日数を決めない。 強制もしない。 その代わり、どこで仕事しても「同じ熱量で動ける環境」をつくる。それが私たちの答えです。スタートアップに柔軟性は不可欠です。 出社を強制した瞬間に、チームの空気は変わる。 そう考えて、私たちは「ルール」ではなく「環境への投資」を...

イノベーションの『密度』を設計した、BASECAMPのこだわり

「あ、それ。さっきホワイトボードに書いた図がそのまま使えそう」誰かの呟きで、止まっていた議論が猛スピードで動き出す。私たちのオフィス『JAPAN CVC BASECAMP』では、日常茶飯事で見られる光景です。「ただの箱」を作るのはもうやめようプロジェクトが始動したとき、チーム全員が最初に自問したのは「あえて集まる意味」でした。リモートやデジタルによる効率化が当たり前になった今、画面越しで完結するスマートな業務スタイルは、私たちの組織にとっても不可欠な基盤です。だからこそ私たちは、あえて「デジタルをさらに加速させるための、圧倒的なリアル」にこだわることにしたのです。日頃のテキストコミュニケ...

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