昭和41年。
四万温泉の一角に、ひとつの宿が生まれました。
名前は、四万ゆずりは荘。
国民宿舎として、
修学旅行、家族旅行、湯治、地域の集まり――
何十年ものあいだ、
「誰もが使える宿」として人々に親しまれてきました。
この町の“思い出の風景”のひとつだった場所です。
そして、令和5年。
宿は一度、灯りを消しました。
施設の老朽化。
時代の変化。
継続運営が難しくなり、
ゆずりは荘は閉館を迎えます。
「この宿も、もう終わりなのかもしれない」
そう思われた場所でした。
でも、私たちは思いました。
この宿がなくなることは、
建物がなくなることではない。
ここで生まれた時間、
人の記憶、
“また帰ってくる場所”そのものが、
消えてしまうということだと。
だからエスアールケイは、
“もう一度、人が帰ってくる宿”として
この場所を未来につなぐ決断をしました。
再生とは、建て替えではなく“関係をつくり直すこと”
ゆずりは荘は、
大規模な建て替えをしていません。
私たちが変えたのは、
「売り方」よりも
「向き合い方」。
- 1人ひとりと話す
- 旅の目的を聞く
- 滞在の過ごし方を一緒に考える
団体中心だった宿は、
“顔の見える宿”へと変わっていきました。
人が戻ると、町も少しずつ息を吹き返す
リピーターが増え、
「また来ました」という声が増え、
四万を“帰る場所”と呼ぶ人が生まれていく。
宿が変わると、
町に流れる時間も、少しずつ変わっていきます。
それは、
イベントよりも
キャンペーンよりも
ずっと確実な地方創生でした。
働くことは、「町の未来」をつくること
エスアールケイで働くということは、
ただの接客ではありません。
あなたの接客が、
誰かにとっての“四万の原風景”になります。
あなたの存在が、
この町に人が帰ってくる理由になります。
最後に
地方創生は、
大きなことをする人だけのものではありません。
ひとつの宿を、
今日もちゃんと開けること。
その積み重ねが、
町の未来をつくります。
エスアールケイで、
「人が帰ってくる場所」を、一緒につくりませんか。