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「お客様と会社の成長に“本気”だからこそ、社員との衝突もある」TSM社長が語るメンバーへの想いと採用の基準

こんにちは!株式会社TSM採用担当です。

「人」を通じてTSMの魅力をお伝えするインタビュー企画。
初回は、TSMの顔ともいえる石原社長にお話を伺いました。

  • TSMを立ち上げた経緯
  • 経営者として大切にしていること
  • 今後の展望
  • これから入社するメンバーに期待していること

などなど、盛りだくさんに語っていただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。

石原 靖之 プロフィール

株式会社TSM 代表取締役

学校を卒業後、機械のメンテナンスを行う会社に技術職として入社。その後3回の転職を経て太陽光発電のメーカー企業に入社し、技術職から営業職にキャリアチェンジ。2014年に株式会社TSMを創業し、代表取締役を務めている。

45歳、3児の父。「自分の限界を自分で決めたくない」「夢を持って諦めなければ叶うという姿を子どもたちに見せたい」という想いから、中学生の頃に夢中になっていたラグビーを5年前に再開し、日本代表を目指して日々奮闘している。


起業のきっかけは「“社長”ってカッコよくない?」

ーTSMを立ち上げるまでのご経歴を教えていただけますか?

学校を卒業した後、機械のメンテナンスを行う会社に技術職として入社しました。
その後何回か転職して、直近で働いていたのが太陽光発電のメーカーです。もともとはそこにも技術職として入社したんですが、ある日いきなり「今日から営業よろしく!」と言われて(笑)30歳のとき、右も左も分からない状態で営業としてのキャリアがスタートしました。

実際に営業として働いてみると、それがものすごく面白かったんです。
技術職として働いていた頃は、機械を直すことができればそれが100点だったんですよね。だけど、お客様のニーズを把握して提案する営業という仕事には100点がない。そのうえ、100点を目指すための道筋は無限にある。負けず嫌いかつ「人のために何かしたい」という想いが強い私にはそれがすごく魅力的に見えて、「天職だ!」と思いました。

その企業に5年間勤めた後、友人の中崎とともに株式会社TSMを立ち上げました。

ー会社を立ち上げるきっかけは何だったんですか?

社長になりたい!」という気持ちです(笑)

当時、とあるきっかけがあってメンタリングの勉強を始めて、大人数での研修を受けていたんです。そこに来ている方々が私以外みんな経営者だったのですが、その方々がものすごくキラキラ輝いているように見えて。「私もこうなりたい」と思いました。

ー事業内容はどのように決めたんですか?

最後に勤めていたのが太陽光発電のメーカーだったので、必然的に太陽光発電を取り扱うことを決めましたね。ただ、当時は会社を立ち上げるだけの資金がなかったので、お金がなくてもできる個人向けの訪問販売をしようと思っていました。

そんな中、会社を立ち上げる直前になって尊敬する先輩から「それ(訪問販売)って石原が得意なことなの?」と何気なく聞かれて。その方からしたら他意はなかったと思うのですが、ものすごく衝撃を受けたんです。実際、お金がないことを言い訳に消去法で事業内容を決めてしまっていたので・・・。

やれないから消去法で考えるのではなく、やれる方法を考えよう!」と考え直して、商社という形で事業をスタートさせました。この考えは今の私の根本にもなっているものなので、気付かせてくれた先輩には頭が上がりません。

ちなみに会社名は、「Total System Make」の頭文字を取ってTSM。全てを一つのパッケージ(仕組み)にしてお届けすることで、お取引先が手間なく安心して取り組める環境を作りたいという想いが込められています。

会社を辞めようとしたことで気づいた一緒に働くメンバーの大切さ

ー起業当時のエピソードがあれば教えてください。

創業してすぐ15坪程度の事務所を借りたのですが、当時は私含めてメンバーが3人しかいなかったので、広すぎる机で毎日のびのびと仕事をしていました。

とはいえお金は全然なかったので、家庭用のコードレス電話やプリンター付きのFAXなどを使っていましたね。業務用ではないので、プレゼン資料を印刷するのにものすごく時間がかかったりして(笑)

会社を立ち上げて半年後に専務が家族の転勤で3年間福岡に行ってしまったのも、今振り返ると良い思い出です。当時はかなり焦りましたが・・・。

ーそこから、どんどんメンバーが増えていったんですね。

順調に・・・と言いたいところですが、そうでもないかもしれません。

実は私、会社を立ち上げて5年くらい経った頃に一度会社を辞めようと思ったことがあるんです。会社を経営していくって本当に大変なことが多いし、当時は私が売上やお客様のことだけを考えすぎていたせいで、社員からの意見みたいなものも一定数あって。

ただ、一度辞めようと思うと、すべてのことをフラットに見られるようになったんですよね。そこで改めて「自分にとって一番大切なのは何だろう?」と考えて。もちろん売上も大事だけれど、もっとも優先すべきは一緒に働くメンバーかもしれないと思い、それからメンバーの採用に力を入れるようになりました。

ただ、同時にお客様へ提供するサービスの価値は落としてはいけないと思っていたので、これまでよりも自分や会社の「想い」をメンバーに伝える機会も増やしました。

ーメンバーの中には、石原社長や中崎専務の強い想いに惹かれて入社される方も多いですよね。

そうだと嬉しいです。同じ方向を向いて頑張っている仲間がこれだけいるということを実感できて、そしてその仲間が少しずつ成長していく姿を間近で見れる。経営者の醍醐味だと思っています。

一方で、私や役員陣が大切にしている想いに共感できず、途中で去ってしまう仲間もいますよね。次のステップに進むことを応援する気持ちはもちろんあるのですが、やはり寂しいなと思ってしまいます。

だからこそ、私や会社の想いに共感して一緒に働きたいと思ってくれた仲間には幸せになってもらいたいし、幸せを感じられる場所を提供したいと考えています。そのための労力は惜しみません。

私自身、昔から「人に助けられているな」「恵まれた環境で成長できているな」と感じることが多いんです。今度は私が誰かを助けたり、成長する場を与えられるような人になりたい、そんな想いで仕事をしています。

世の中の変化に対応しながらお客様の課題解決に取り組む会社でありたい。

ー石原社長が考える、TSMの強みを教えてください。

社名の由来でもあるように、太陽光販売における全ての工程をパッケージ化してお客様に届けられること。販売方法から工事の段取り、アフターメンテナンスまでを一貫して仕組み化しているので、お客様は安心して依頼することができます。実際、一度お取引いただいたお客様には、ほとんど継続していただいているんですよ。

それから、世の中の課題解決ができること。人でも企業でも、必ず何かしらの課題を抱えていますよね。提供する商品を通してその課題を解決できる仕組みを作れることこそが、TSMの強みです。

ー今後、太陽光市場はどのように変化していくと思いますか?

環境省を中心に世の中では今、2050年カーボンニュートラルの実現に向けたさまざまな取組が行われています。そんな中、太陽光のような再生可能エネルギーの役割はますます大きくなっていくはずです。

と同時に、ここ10年もそうだったように、お客様の購入の方法や事業に関する制度は必ず変化していきます。市場が拡大していく中でお客様に価値を提供し続けるためには、世の中の変化に柔軟に対応していくことが大事だと考えています。

ーそんな中でのTSMの展望を教えてください。

経営理念にもあるように、私たちが成し遂げたいのは「世の中の問題解決をすること」です。事業としては、地球環境に関する課題解決のためにできることは何かを常に考え、取り組んでいきます。

身近なところでは、お客様やそこの担当者、社内のメンバーもいろんな課題を抱えているはずです。規模の大きさに関わらず、身近にいる人それぞれが持っている課題を解決していくことこそが、我々の役割だと考えています。

とはいえ、TSMの市場規模は、愛知県のみで5%程度。関東ではほとんど0%なんですよね。なので、ひとまずは太陽光事業を拡大し、お客様との信頼関係を構築していくのが目標です。

お客様の満足や感動を第一に考えられる人と一緒に働きたい

ーTSMで働くメンバーには、どんな方が多い印象ですか?

手前味噌ですが、真面目で一生懸命なメンバーが多いです。

その中で活躍しているメンバーは、「私は」ではなく「会社は」「お客様は」という目線で物事を考えられる人。「こうしたらもっと会社が良くなると思います」「お客様のためにはもっとこうすべきです」と経営陣にも臆さず意見を伝えてくれる人には、どんどん仕事を任せたいと思いますね。

ー逆に、お客様や会社のことを第一に考えられないとTSMで働くのは厳しいでしょうか?

もしかしたらそうなのかもしれませんね。私含め、今一緒に働いているメンバーは、「要望に応えたい」「満足していただきたい」「想像以上の感動を与えたい」とお客様のことを第一に考えながら働いている人が多いです。

なので、「自分の理想の働き方を叶えたいから」「お給料くらいの仕事ができればいいかな...」と考えている人には合わないかもしれません。実際、このような価値観が合わずに辞めていったメンバーも過去にいますし、TSMの想いを大事にしないメンバーには厳しいことを言うケースもあります。

ただ、もちろん残業を強制したり、パワハラが横行しているわけではないですよ。むしろ、メンバーに聞くと「TSMは他社と比べるとものすごくホワイトだ」と言ってくれることが多いです。休みもしっかり取れますし、プライベートときちんと両立できているメンバーが多いんじゃないかな。

プライベートや遊びを全力でするために、仕事も全力で行う。ホワイト企業という環境にあぐらをかくのではなく、その環境を活かして仕事でも良いパフォーマンスを出す。私自身も大切にしていることですし、一緒に働くメンバーにも意識してもらいたいことです。

ー最後に、未来の仲間に向けて一言メッセージをお願いします。

TSMでは、会社の理念や行動指針に共感してくれるかどうかを重要視して採用しています。実際に業界未経験で入社しているメンバーがほとんどなので、「事業には興味があるけど未経験だし大丈夫かな・・・」という方からの応募も大歓迎です。

ただし、自社やお客様の「想い」は絶対に大事にしてほしいなと思います。私自身、自分たちの想いはもちろん、お取引いただくお客様の想いも大切にしたいという気持ちがものすごく強く、営業時代からかなり大切にしてきました。メンバーにも、ただ単に商品を提供するだけでなく、期待以上の満足や感動を提供することを大切にしながら働いてほしいですね。

個人的には、「せっかく働くのであれば自分自身を成長させたい」と思っている人と一緒に働きたいなと思います。そしてそのために私ができることは全力でやるつもりです!

ー石原社長、ありがとうございました!

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