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新卒が全ての部署を経験し見つけた、「TOOLBOXで働くということ」前編

今は2023年9月下旬、いよいよ配属まで残すは1週間程度となりました。
新入社員である私たち下村と早川の2人は、半年後の本配属に向け4月〜9月の間、各チームを回りながら、実際の業務を経験しました。私たちがこの半年でどのような成長を遂げたのかをご覧ください。

ファーストステップは、社会人そしてTOOLBOXの一員になる事

ワクワクと緊張が混じった社会人初日。
入社式では私たちの緊張をほぐす為に、社会人2年目の先輩たちから歓迎の言葉をいただきました。先輩の1人が大谷選手を真似て、「憧れるのをやめましょう」と激励の言葉をくださると、会場には笑いが溢れ、スタッフ皆さんのすごく温かく、フランクな雰囲気を改めて感じました。

入社式を終えると、早速プログラムの始まりです。
まず最初は、外部講師の方を迎えての社会人基礎プログラム。
ここでは、ビジネスマナーや社会人としての心構えなど基礎を固めました。

ビジネスマナーを座学で学んだ後は、実践として私たち2人のみで取引先へインタビューへ。
そこで伺ったことを元に「TOOLBOXの特徴と強み」というテーマで社内発表を行いました。

なんとここまで、入社後たった1週間の出来事です!
入社後しばらくは座学がメインだと思っていた私は、座学、実践そしてアウトプットまでを入社後たった数日で行ったスピード感にとても驚きながらも、その学ぶ事の多さにくらいついていきました。

最初のプログラムからアウトプットを行い、先輩方からフィードバックをうけたことで、自分たちがいかに知らない事、できない事が多いかを痛感しました。学びたい・成長したいという思いがこのプログラムを通してより一層強くなりました。

次に挑戦したことは、「自社商品の特徴や他社製品との違いについて調べ発表をする」というお題です。スケジュールや比較する企業などから自分達で決めて進めるという自由度の高い内容でした。

自分達で考え決めるべき事が多く苦戦をしている中、プログラム担当の先輩とした会話をはっきり覚えています。
私が「ここも商品比較の対象にしますか?」と聞いた時に「自分たちが必要だと思ったら入れよう。」と返ってきたのです。私は耳を疑いました。

わからない事に対して、答えだけを聞こうとする受け身の姿勢は学生までなんだと痛感。
質問をするにも、自分がどう考えてどうするべきだと思っているのかを伝えた上で判断を仰ぐ事が必要だと気づきました。

そして、「目的を考え、それに向け自ら考え行動する姿勢」という価値観に出会いました。

TOOLBOXでは、この「主体性」を持って仕事に取り組むことが重要です。
オンボーディング期間から、会社の一員として、自ら考え行動できる人間に成長する事が求められました。

自分たちの仕事の先にいるのはお客様

入社して1ヶ月が経った頃から、各チームを回りながら実際の仕事を経験しました。
まず初めは、お客様から頂いたメールや電話でのお問い合わせに対応。
始めた当初、自分が考えた返信メールに多くの修正をもらってしまう日々が続きました。

先輩からは「お客様の状況を理解して、お客様一人一人に合わせたご案内が大事」というアドバイスを頂き、いかにお客様と近い目線で考え、寄り添えるかを心がけました。

お客様と近い目線で考えられるようにと、ショールームで商品の実物に触れてみたり、お客様とのやり取りの中でお客様の状況を深掘りすることを大事にし始めました。
すると、徐々にお客様一人一人に合わせた案内ができるようになり、対応を褒めてもらえることも増え、「顧客視点」を持ち仕事に取り組むことの重要性を理解できるようになりました。

何よりこの仕事で嬉しかった事が、メール対応で担当したお客様から「ありがとう」の言葉をいただいた事です。自分の仕事の先にはお客様がいると実感を持って仕事に取り組めるようになりました。

自分の仕事は誰かの笑顔に繋がっている

お問い合わせ対応の後は、実際にショールームに立って接客を行いました。
toolboxの接客は、欲しい答えを教えるのではなく、お客様が自ら家づくりの答えにたどり着くために側にいるようなスタイルです。
お客様の思い描く理想を具体的なものにしていくための、手助けとなるようなコミュニケーションが必要になってきます。

最初は、聞かれた事に答えるのに必死で、先輩たちのような接客ができる日は来るのか?と不安な気持ちでいっぱいでした。このままではいけないと、空き時間にショールームに行ったり、サイトをチェックして知識をつけていくことで、だんだんとお客様との会話ができるように。

あるとき、『スクエア洗面器』を見ているお客様から「他の色はある?」と尋ねられご案内していると、なんだか付いている水栓があまり好みではなく、悩まれている様子。
そこで、「水栓は洗面器の取付穴のΦに合わせて変更できますよ」と説明をして、展示されている他の水栓と付け替えてご案内しました。
最終的にオプションにある別の水栓をお選びいただき、お客様の理想の洗面を探すお手伝いができました。

接客によって、お客様が新たな気づきを得て、お客様自身が「好き」と言える答えを見つけてくださった事がとても嬉しく、自分自身の成長を感じた大きな経験でもありました。そしてお客様が喜ばれている様子から、「自分の仕事が誰かの笑顔に繋がっている事」を身に染みて感じ、自分の仕事へのやりがいを強く感じました。

まずは自分の考えを説得力のある言葉で伝える

ショールーム研修と並行して、6月からは4ヶ月間にわたる商品企画の仕事がスタートしました。
商品企画では、実際に販売する1つの商品を選び、サイトにアップし販売までを行います。最初は、「本当に自分たちにできるのか?」という心配が大きかったです。

まずは、選んだ商品にしかない魅力や価値、どんな人や空間にオススメしたいか?販売サイズや表面仕上げなども自分たちなりに考え、先輩方にプレゼンを行いました。プレゼンを終えると、先輩方から「最初に何を良いと思って、この商品を選んだの?」や「早川くんが好きだから、そうしたいと言っているように聞こえる」などのコメントが。

その商品の魅力はどこにあって、お客さんは何を求めているのか?
サイズひとつとっても、なぜそのサイズでの販売が良いと考えたのか?
担当商品について自分が深く考えていなかった事に気付かされました。
そして質問に答えられなかった経験から、説得力のある言葉を話すには、根拠を持って物事を考える事が大切なんだと学びました。

と決意したのも束の間…
販売するサイズを数十種類の中から選ばなくてはいけないのに、何を基準に選べばいいのか?
表面仕上げも同じく、質感に凝るのか、サビに強いように加工をするのか?
答えのない問いかけは、学校のテストとは比にならない難しさでした。

ここでも顧客視点に立つ事を参考に、実際に使用する場所から考えてみたり、置くものを想定してみたりと、気が付くと寝ても覚めても担当商品のことを考えていました。

できる準備は全て行い迎えた2回目のプレゼン、先輩方からは、「よく考えたね」との言葉に続き、「大きいサイズを追加した方が良さそう」など、自分の考えを元により良い商品にする為のアドバイスをいただく事ができました。

この経験から、まずは自分の考えを根拠と共に伝える事が重要であり、たとえその考えに至らない所があったとしても、それに対して目標達成の為にチームでより良くして行く事が、「仕事のやり方」なんだと気がつきました。
また、商品の一つに関わる事で、TOOLBOXの一員になったんだという実感と責任感をより一層強く持つ事ができました。

挫折を経験したものの、多くの学びがあった商品企画。
担当商品が発売され、お客様に購入していただける日が楽しみです。
そして、愛着ある家づくりの一役を担うことができたら嬉しいです。

半年間にわたるオンボーディングは、まだまだ続きます。
後編はこちら!

新卒が全ての部署を経験し見つけた、「TOOLBOXで働くということ」後編 | 株式会社TOOLBOX
今は2023年9月下旬、いよいよ配属まで残すは1週間程度となりました。新入社員である私たち下村と早川の2人は、半年後の本配属に向け4月〜9月の間、各チームを回りながら、実際の業務を経験しました。...
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