皆さんこんにちは！アノテーション株式会社、採用担当者の入江です。

「らしく働く、らしく生きる」をミッションとするアノテーションでは、ダイバーシティへの取り組みを積極的に行っています。特にLGBTQの方への配慮は環境整備に留まらず、福利厚生の制度として確立しています。アノテーションに関わる誰もが「らしく働く、らしく生きる」ことを目指すアノテーションは、時代とともに求められる働き方に柔軟に対応します。本日はLGBTQ関連の制度とその確立のプロセスについてご紹介いたします。

アノテーションで取得できる
LGBTQ関連の社内制度

アノテーションでは法的な婚姻関係の有無にかかわらず、同性婚や事実婚でも下記の福利厚生を取得することができます。
（※会社が指定する情報及び書類を、会社が指定する方法により届け出て承認を得る必要あり）

■　義父・義母に対する介護休暇
パートナーや両親の介護を行う際には特別休暇を取得することができます。

■　産休・育休制度
産休や育休が必要なケースが発生した場合には特別休暇が取得できます。

■　結婚休暇・お祝い金
事実婚や前のパートナーとの子どもが結婚する場合にも特別休暇やお祝い金が支給されます。

プロジェクトストーリー
ダイバーシティ制度が整うまで

ダイバーシティへの取り組みが “制度”として整備されたのは、社員からの働きかけがきっかけです。福利厚生としてどこまで整えることができるのか――新たなプロジェクトに関わったサンニさんと田邊さんに話を聞きました。

プロフィール

▮　SIMONEN SANN（シモネン　サンニ）さん
不動産業界から転職し、2019年入社。現在は契約事務ユニットリーダーを務め、特に電子契約の業務を行っている。TOEIC 955点。「まずは契約事務のプロになり、そこからは可能性無限大！先に何があるのかまだ分からないからこそ、楽しみ」と語る。

▮　田邊友恵さん
2017年に地方オフィスの総務業務担当者として、時短パートで入社。現在は、グループ会社を含めたバックオフィスを担当する。

ダイバーシティ制度が整備されたきっかけを教えてください

サンニ：私が入社したきっかけも、アノテーションがLGBTQ関連イベント「レインボープライド」に協賛していて「ダイバーシティを大切にしている企業がある」と知ったからです。
入社してみて、実際にアノテーションには多様性を大切にし、理解する風土がありました。しかし、「LGBTQに関する制度」はまだ整備されていませんでした。そこで、自ら声を上げることにしたのです。
それに対して上長の田邊さんが私の想いをしっかりと受け止めてくださったので、社内プロジェクトとして整備していくことになりました。

サンニ：最初はまずはさまざまな企業のダイバーシティに対する取り組みを調べるところからスタートしました。具体的な取り組みを行い、公開している企業が少なかったので、最初は苦戦しました。

制度を整備するにあたって、難しかった点はありますか

サンニ：ダイバーシティに関する土壌が社内にすでにあったので、制度をつくること自体は難しいとは思いませんでした。制度を導入している企業も制度の具体的な内容を開示されていなかったため、制度の土台に悩みましたが、「同じような境遇の人がもっと働きやすい環境にしたい」という強い想いがあったからこそ、突き進むことができました。

田邊：アノテーションは設立当初からダイバーシティに対する理解が深く、プロジェクトが立ち上がるとすぐに多方面の協力を得ることができました。とくに、代表の渡邉は社労士に相談するなど積極的に制度の検討を進めました。

制度ができて社内に変化や効果はありましたか？

サンニ：「制度ができたから何か変化した」と言うより、「社風に制度が追いついた」のだと思います。

田邊：アノテーションはメンバーのライフワークバランスやキャリアの考え方を尊重する会社です。福利厚生などの制度を整えることはもちろん、メンバー同士が互いにフォローし合っているからこそ、高い有給消化率や短い残業時間が叶えられています。ここなら、プライベートも仕事も大切にする、そんな働き方が実現できるのです。

サンニ：ダイバーシティ制度が整うまでの手順をグループ会社・クラスメソッドの技術ブログ「DevelopersIO」にも掲載しました。土壌づくりはもちろん、制度を設けることで、自分が会社から大切にされていると感じることができます。今後、多くの企業がアノテーションを参考に制度を整えてくれたらうれしいですね。

アノテーション株式会社は「LGBTリーディングカンパニー」認証（大阪市）、「LGBTフレンドリー企業」（札幌市）に登録されました！

今後もアノテーションは、関わる全ての人の「らしく働く、らしく生きる」の実現を目指します。