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企画は最初からみんなで作ってはいけない理由
Photo by Patrick Perkins on Unsplash
ここ最近、新しい施策や企画を考えて、チームで動くことが多いのですが、やってみてうまくいかないときは大体、最初から多数決で企画を進めようとするときです。
なぜみんなで企画を始めてはいけないのか
企画をみんなで作り始めるとなぜいけないのか。
前提確認ができていないため、議論の生産性が非常に落ちるからです。
企画がまだ真っ白な段階で、何かを進めるとき、参考にすべき過去のデータもなければ、いつまでにやるべき施策なのか、予算はいくら使えるのか、そういった前提条件が一切ありません。
その結果、お互いが知らない制約条件などを一切無視して議論が進むため、実現性も何もない結果にたどり着きます。
本当はどうするべきか
では、どういう風に新しい企画を進めていけばよいのでしょうか。
①最初に責任者1人がたたき台を作る
それは、責任者を1人決めて、議論のたたき台を作るところから始めるのがオススメです。
責任者となった人は、
・背景
・目的
・目標
・施策内容の共有
・承認者に期待するアクション
などをまず最初に考えます。企画書の書き方については、過去記事にまとめました。
②たたき台をもとに議論を進める
次に、そのたたき台=企画書をもとに議論を進めます。
背景や目的などがあらかじめチーム全体で共有されている場合だと、得られるインプットの質が上がりますし、ミーティングの時間対効果も上がります。
最後に
共通認識を持っていない議論ほど生産性のない時間はないので、ある施策を進めるときは、暫定的でもいいので責任者を決めて、叩きを作って提案するようにするのがオススメです。