「出会いが、私の仕事観を変えた。」人と向き合い、想いを伝える採用支援の仕事とは

こんにちは！
株式会社siroの岡と申します。

仕事を続けていく中で、「この出会いが自分自身を成長させてくれた」と思える瞬間があります。

さまざまな職種・業界の人と関わる採用支援の現場は、そんな出会いの連続。

人とのつながりが、自分の“働く意味”を変えていく——
そのリアルをお届けします。

岡祐佳里　プロフィール

株式会社siro 採用広報
2012年に株式会社パルコスペースシステムズへ入社。インフォメーションスタッフとして接客業へ従事。その後、2023年9月より株式会社siroへ入社。現在はクライアントの課題解決に向け、採用事業支援をメインにWantedlyやSNSの運用に携わる。

ー現在の仕事内容を教えてください！

「企業と人に、いい出会いを」をテーマに、クライアントの採用課題を解決するための採用支援サービスを行っています。私はその中でも採用マーケティングやSNS・Wantedlyの運用支援を担当しています。

ただ求人を出すのではなく、「どうすれば企業の魅力や人の想いが正しく伝わるのか」を一緒に考え、形にしていくことが私の役割です。

ーこの仕事を通して出会った人の中で、特に印象に残っている出会いはありますか？

私の仕事は、対話を通じて企業や社員の魅力を引き出し、発信していくことです。その中で様々な職種の方にお会いしますが、特に印象的だったのは運送会社のドライバーさんへの社員インタビューでした。

正直に言うと、それまでドライバーの仕事に対して「運転して荷物を運ぶ」というシンプルなイメージしか持っていませんでした。ところが実際に話を伺うと、荷物をただ届けるのではなく、 “お客様のもとへ安全に届ける責任” を強く意識し、仕事に誇りを持って取り組んでいらっしゃったんです。その想いに触れたときに胸を打たれました。

自分が知らなかった世界を知ることができ、その人の仕事への情熱に触れる瞬間こそ、この仕事の醍醐味だと感じましたね。

ー出会いから学んだこと、刺激を受けたことはどんなことでしたか？

毎回、様々な方と出会う中で刺激を受け、自分自身の仕事への意識も大きく変わりました。
以前は「与えられた仕事をただこなす」ことが中心でしたが、いろんな方と関わることで、自分の意識の甘さや責任感の不足に気づかされました。小さな会社だからこそ、一人ひとりがしっかりしないと全体が崩れてしまう。そう実感してからは、自然と自分の行動や発言にも責任を持つようになりました。

ー初対面の人と向き合うとき、どんなことを大切にしていますか？

やはり「相手に心から興味を持つこと」です。社員インタビューという立場上、形式的に質問するのではなく、その人自身にしっかり向き合う姿勢を意識しています。

ー相手の魅力を引き出すために工夫していることはありますか？

意識しているのは「聞き上手」になることです。相手が話しているときは途中でさえぎらず、最後まで耳を傾ける。そのうえで「はい、いいえ」で終わらないように、会話を広げる質問を投げかけています。

また、質問ばかりだと相手も緊張してしまうので、自分自身のことも適度に話すようにしているんです。そうすることで安心感が生まれ、相手も本音を話しやすくなると感じています。

ー「採用支援をしていてよかった」と実感する瞬間はどんなときですか？

いろんな職種の人と関われること！採用をやっているからこそですよね。単なる「作業の代行」ではなく、クライアントの未来を共に創るパートナーとして、事業の根幹に深く関与できること。これこそが、採用代行としてクライアントに関わることの最大の醍醐味だと思います。

さらに、企業ごとの独自の文化や価値観に触れられるのもこの仕事ならではです。担当するクライアントが変わるたびに新しい挑戦があり、常に学び続ける環境にいられることで、自分自身の成長を強く実感できます。

ー人と向き合う仕事ならではの難しさや、それを乗り越えるための工夫を教えてください。

人と向き合う仕事の難しさは、やっぱり相手が一人ひとり違う価値観や背景を持っていることですね。同じ質問をしても返ってくる答えが全然違ったり、言葉にしづらい想いを抱えている方もいます。その“言葉にならない部分”にどう寄り添えるかが難しいところだと感じます。

そのために意識しているのは“聞く姿勢”です。雑談を交えてリラックスしてもらったり、相手の言葉を繰り返して受け止めたりしながら、少しずつ本音を引き出せるようにしています。

ー出会いを通して、仕事に対しての価値観や考え方は変わりましたか？

人との出会いを通して、自分の仕事は大きく変わりましたね。運送会社のドライバーさんにインタビューさせてもらったときに、ただ荷物を届けるのではなく、“お客様に安全に届ける責任”や“プロとしての誇り”を胸に仕事をされていることを知り、考えが一気に変わったんです。

それ以来、仕事というのは単なる作業の積み重ねではなく、誰かの役に立つことに責任を持ち、誇りを持って向き合うことなんだと意識するようになりました。自分自身も言われたことをこなすだけではなく、相手や会社の未来にどう貢献できるかを考えるようになりましたね。一つひとつの出会いが、自分の中の“仕事の意味”を深めてくれていると感じますし、その積み重ねが人生観にも大きな影響を与えていると思います。

『企業と人に、いい出会いを』というテーマの通り、これからも多くの出会いを大切にし、クライアントと共に未来をつくっていきたいです。