あたたかな人の手による心と身体の癒やしを軸に、全国の温浴施設で独自のくつろぎ空間を展開する株式会社リバース東京。同社では、セラピスト一人ひとりの個性や主体性を尊重し、型にとらわれず自分らしく楽しく働くことができる環境を大切にしています。
今回は、未経験からセラピストへ転身し、24年目を迎える徳田さんにインタビューを行いました。音楽の夢を追いかけた過去や数々の副業経験を経て、独自のリーダー像を築き上げた軌跡に迫ります。仕事もプライベートも全力で楽しむ、型破りな働き方のリアルをお届けします。
徳田 篤/セラピスト
大学中退後、音楽の専門学校へ進学。リゾートバイトでマッサージをして喜ばれた経験から、セラピストの道へ飛び込みリバース東京に入社。入社当初は着メロ制作や飲食店など6つの仕事を掛け持ちしながらキャリアをスタートさせる。エリアマネージャーを経て現場に戻り、現在はセラピスト、店舗リーダー、さらには北海道エリアの教育を担うインストラクターとして多方面で活躍中。
音楽の道からセラピストへ。数々の仕事を掛け持ちした異色のキャリア
──まずは、セラピストを目指したきっかけを教えてください。
手に職をつけたいと考えたことが一番の理由です。
もともとは音楽が好きで、曲作りの仕事をするために大学を辞めて専門学校へ進みました。でも、音楽の世界って本当に厳しくて(笑)。何千曲と応募があっても選ばれるのは1曲だけ、みたいな世界でしたから。
なかなか音楽だけで食べていくのは難しかったので、曲作りをしながらフリーターとしてリゾートバイトなんかもやっていて。そんな時に「そろそろちゃんと手に職をつけたいな」と思っていたら、バイト先で見よう見まねでやったマッサージがすごく喜ばれたんですよね。こんなに喜んでもらえるならこれを仕事にしてみようと思って、リバース東京に応募しました。
──音楽も...!色々なことをされていたんですね(笑)!
当時は本当に好奇心旺盛というか色んなことに興味が向くタイプで、仕事を6つくらい掛け持ちしてたんですよ(笑)。リバース東京で新橋の温浴施設の夜勤に入りつつ、朝はマクドナルドでバイトして、昼は着メロを作ったりWEBサイトを作ったり。夜勤明けでそのまま次の仕事へ行って、家で1時間だけ寝てまた夜9時に出勤する…みたいな、今思えばとんでもないスケジュールでした。
でも、当時はそれがすごく楽しかったんですよね。最初から「セラピスト一本でやっていくぞ!」と気負っていたわけではなく、数ある仕事のうちの一つとして気軽に始めた感じでした。一つのことにじっとしていられない性格だからこそ、いろんなことを並行してやれる環境が自分には合っていたんだと思います。
──数あるサロンの中で、リバース東京を選んだ決め手は何でしたか。
一番の決め手は、副業OKでシフトも含めてすごく自由な働き方ができたことです。
当時は音楽など他の仕事も掛け持ちしていたので、一つの場所に縛られず自分に合う働き方を試せる環境が何よりありがたかったですね。色々な仕事を並行しながら無理なく続けられたからこそ、結果的にここが一番長く残って24年も続いているのだと感じています。
「とにかく楽しく」がモットー。型破りなリーダーの愛される現場づくり
──現在はどのような業務や役割を担われているのですか。
店舗でのセラピスト業務や店長としての役割に加えて、グループ会社の教育部門でインストラクターとしても活動しています。お店で施術を行いながら、講師として研修を担当したりオンラインで指導を行ったりと、2つの役割を並行している形ですね。
──そうした働き方の中で、店舗リーダーとしてはどのような組織づくりを目指していますか。
「とにかく楽しく働く」ことを一番のモットーにしています。リーダーにも色々なタイプがいますが、私は背中で引っ張るのではなく、あえて肩の力を抜いて周りに頼るスタイルをとっているんです。完璧に振る舞うよりも等身大で接することで、周りのスタッフが「徳田さんをフォローしながら一緒に頑張ろう」と自発的に助け合ってくれて、自然とチームの結束力が高まっていますね。
──仕事を楽しくするために、具体的にどのような取り組みをされていますか。
店舗のスタッフと一緒にInstagramを運営し、面白い企画を積極的に発信しています。若いメンバーが多い店舗なので、SNSを通じて職場の明るい雰囲気を外部に伝えるようにしているんです。時にはバンド活動のような遊び心を取り入れた動画を投稿し、お客様からも「楽しそうだね」と声をかけていただけるようになりました。一般的に会社を離れてしまう原因って、仕事の楽しさを感じられなくなったり、職場の人間関係で行き詰まったりすることにある場合が多いと思うんです。だからこそ、みんなでふざけ合えるくらいの心の余裕を持って、笑顔が絶えない環境をつくることを何より大切にしています(笑)。
▼徳田さんが勤務している「絢ほのか あくび」のSNSはこちら
https://www.instagram.com/aya_akubi?stkn=MXVjM2FieTRhYXd4Yg%3D%3D
ゴールがないからこそ面白い。24年続けて気付いたセラピストの奥深さ
──24年間という長い間、セラピストを続けられている原動力を教えてください。
やっぱり、自分の技術や知識が少しずつ上がっていくことと、それがお客様の反応として返ってくることですね。「前よりすごく良くなったね」とか、「これでまた頑張れるよ」と言っていただけると、やっぱり嬉しいですし、もっと頑張ろうと思えます。
同じ手技でも、少しやり方を変えるだけでお客様の反応が変わることもあって。経験を積むほど「まだこんなやり方があるんだ」と思うことがあるので、長くやっていても飽きない仕事だと思います。
──長く続ける中で気づいた、技術の奥深さとはどのようなものでしょうか。
正解が一つじゃないところじゃないですかね。
例えばストレッチでも、先にほぐす方がいいという人もいれば、先に伸ばした方がいいという人もいます。いろいろ試しながら、「自分にはこれが合うな」「このお客様にはこっちがいいな」と、自分なりの型を見つけていくのが面白いんです。
同じ施設で働いている80代の整体の先生も、今でも熱心に勉強されています。その姿を見ていると、この仕事は何歳になっても学び続けられるんだなと思います。明確なゴールがないからこそ、長く続けても面白いんでしょうね(笑)。
──教育もされていると思いますが、これまでの経験を通して、後輩にはどんなことを伝えていますか。
そうですね……やっぱり、基本の大切さでしょうか。自分も昔は自己流にこだわっていて、ランクアップ試験になかなか受からなかったことがありました。その時に「普段から基本をやっていないことが手技に出ている」と言われて、改めて基本から練習し直したんです。すると、お客様からの指名も少しずつ増えていって。なので新人には、早く新しい技を覚えるより、まずは基本をしっかり身につけようと伝えています。自分の失敗談を「しくじり先生」みたいに話しながら(笑)。
あとは、長く続けるためにはちゃんと休むことも大事だと伝えています。真面目な人ほど頑張りすぎてしまうので、仕事の日はしっかりやって、休みの日はちゃんと休む。そういうバランスも含めて、後輩には伝えるようにしています。
目指すは「世界を旅するセラピスト」。面白そうなことへ挑み続ける未来
──今後、リバース東京で挑戦したいことを教えてください。
海外に行って、「世界を旅するセラピスト」みたいなことをやってみたいですね。
実は今、グループ全体でオーストラリアなどの海外店舗展開を進めていて、社内からチャレンジできる機会があるんです。私も先日そのプロジェクトの面接を受けまして、現在はビザ申請に向けて少しずつ英会話を始めています。
これまでも国内の色々な店舗を巡りながら働いてきたので、今度はその舞台を海外まで広げてみたいなと。リバース東京に所属しながら、グループの大きなスケール感を活かして新しい挑戦ができるのも面白いところです。「自分はここまで」と決めつけず、面白そうなことがあれば軽やかに飛び込んでいきたいですね。
──素敵です!では最後に、未経験からセラピストへの挑戦を迷っている方へメッセージをお願いします。
学歴やこれまでの経歴は、そこまで気にしなくていいと思います。自分自身も最初から「セラピスト一本でやっていこう」と思って始めたわけではないですし、いろいろな仕事をしながら始めて、気づけば24年続いています(笑)。
自分のペースを大切にしたい方や、人から直接喜ばれる仕事がしたい方にはすごく向いていると思います。もちろん最初は覚えることも多くて悩む日もありますが、できることが増えるとそれがそのままお客様の「ありがとう」や笑顔に返ってくるので、すごく面白いですよ。
少しでも興味があるなら、難しく考えすぎずに一度飛び込んでみてほしいですね。最初から完璧を目指さず、できることを一つずつ増やしていけば大丈夫ですから。
===================
★こちらもあわせてご覧ください★