今回は、清和ビジネスで大型プロジェクトをはじめ、数多くの空間デザインを手がけてきた入社10年目の佐々木健治さんにお話を伺いました。
清和ビジネス名古屋支店の立ち上げにも携わった佐々木さん。常に新たな挑戦をし続ける彼の仕事へのこだわりや、やりがい、そして未来へのビジョンに迫ります。
【プロフィール】
働き方デザイン本部 スペースデザイン部
首都圏デザイングループ デザイン1チーム 佐々木健治
大学で建築を専攻後、内装デザインの道へ進む。清和ビジネス入社後は、オフィス空間デザインに軸足を置き、10年にわたり活躍中。名古屋支店の立ち上げを経験し、現在は大規模プロジェクトを担当。顧客の要望を深く理解し、働きやすさを追求したプランニングと、常に新しい挑戦を続ける姿勢が強み。
▶建築を学び、空間をデザインする道へ。私が歩んだキャリアの原点
――まずは自己紹介をお願いします。
清和ビジネスで、オフィス空間の設計デザイナーを担当している佐々木健治と申します。大学では建築を専攻し、卒業後は内装デザインの仕事に就きました。清和ビジネスに入社してからは、オフィス空間の仕事に主軸を置き、現在入社10年目になります。
――大学ではどのような勉強をされていましたか?また、内装デザインに興味を持ったきっかけを教えていただけますか。
大学では、デザイン性の高い建築を学びたいという思いから、それが実現できる研究室に所属していました。学生時代は映画館でアルバイトをしていたのですが、そこから映画の世界観やセットに興味を持つようになり、それが内装デザインへの関心につながったのだと思います。
――最初に就職された会社では、どのような仕事をされていましたか?
1社目では、主にレストランの内装設計を担当していました。その後、さまざまなデザインや内装の仕事を探す中で、オフィス空間に興味を持つようになりました。オフィスは企業の顔をつくる特別な仕事であり、オフィスの中にも、さまざまなデザインがあることに魅力を感じたからです。
――清和ビジネスへの入社の決め手は何でしたか?
清和ビジネスはオフィスだけでなく、学校や病院など、さまざまな施設を手掛けています。その点に強く惹かれ、幅広いデザインの仕事に挑戦できるのではと思ったことが入社の決め手になりました。清和ビジネスで働く前から、新しいものを生み出していくことに、大きなやりがいを感じていたんですよね。
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▶名古屋支店の立ち上げ、東京での大規模プロジェクト。挑戦し続けるデザイナーの軌跡。
――現在の業務内容について教えてください。
現在は、オフィス空間の設計デザイナーとして、空間構成から内装、そして什器のレイアウトまで、トータルで担当しています。プロジェクトによりますが1~3人でプロジェクトを進めていくことが多いです。
――これまでのキャリアの中で、特に印象に残っている仕事はありますか?
名古屋支店の立ち上げですね。
入社してしばらく経った頃、名古屋支店を立ち上げる際に、デザイナーの代表として選ばれた経験は、今でも印象に残っています。営業とエンジニア、私の3人のチームでスタートし、最初は不安もありましたが、「自分のイメージに近いデザインを形にできる!自分らしいスタイルで仕事に取り組める!」と、楽しさの方が大きかったです。新規のお客様が多く、コンペ案件も多かったのですが、受注につながるケースが多かったことが今の自信にもつながっています。今までは、お客様と直接コミュニケーションを取る機会は少なかったので、とても貴重な経験になりました。
――名古屋での仕事は、特にどのような点にやりがいを感じましたか?
やはり、責任感を持ちながらも一人で自由に設計・デザインができたことですね。お客様の要望を叶えるために、自分のアイデアを全て出し切って提案することができました。東京の大きな案件では、さまざまな人の意見を聞きながら進めることが多いので、その意見をいかにまとめていくか、その中で最善の選択をしていくやりがいがありますが、名古屋での経験はデザイナーとしての、「個」の能力を試すことができ、本当に楽しかったです。
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▲ 清和ビジネス名古屋支店の様子
――その後、東京に戻られてからは、どのような仕事をしていますか?
現在は、某企業の大規模なプロジェクトを担当しています。規模が大きいため新しいことに触れる機会も多く、日々チャレンジの連続です。
例えば、お客様とワークショップを行い、現在のオフィスの課題や要望、デザインについて話し合う場の運営を担当しました。また、従業員同士のコミュニケーションを活性化することを目的として、フロアをつなぐ内階段のデザインも手がけました。階段のデザインは初めての提案だったため、専門誌を読んだり、実際に似た階段を見学に行ったりと、かなり勉強しました。
未経験の分野のため不安はありましたが、新しい知識を学べることへのワクワク感の方が勝っていました。
――仕事を進める上で、特に大切にしているこだわりや考え方はありますか?
まずは、その場所で働く人々が本当に働きやすい空間になっているかを常に考えています。また、オフィス空間の基本となるゾーニング(空間の区画分け)やレイアウト(家具の配置)を意識したプランニングをベースに、アレンジを加えたりデザインを行うことを大切にしています。
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▶成長をデザインする。主体性を育む清和ビジネスのカルチャー
――清和ビジネスにはどのような方が在籍していますか?
スペースデザイン部には、個性豊かで魅力的な方がたくさんいます。責任感が強く、プライドを持って仕事に取り組む上司に、仕事が大好きで、常に多くの案件をこなしている方、また、優しく、困ったときに親身になって相談に乗ってくださる方もいます。若手メンバーも、いつも一生懸命で、互いに高め合いながら仕事に励んでいます。
――社内の交流についてはいかがでしょうか?
中堅になってくると、現場に行く都合などで時間をずらしてお昼を食べることもありますが、社内にいるときには同僚とランチに行くこともあります。特に若手メンバーは同期同士で食事をして、交流を深めている様子をよく見かけますね。私自身も同僚や同期と仕事以外で飲みに行くなど、社外での交流を楽しんでいます。
――清和ビジネスで働いていて、働きやすいと感じる点は何ですか?
名古屋から東京に戻ってきてからは、以前よりも自由に設計を任せてもらえるようになりました。会社全体が、従業員の主体性を大事にする方向に変わってきており、とても働きやすいと感じます。
――会社で用意されているスキルアップの仕組みはありますか?
はい、あります。メーカー研修では、建築基準法などを学ぶ機会がありますし、若手向けには設計の基本的な進め方を学ぶプログラムもあります。また、家具メーカーなどが開催する勉強会に参加する機会もあります。新入社員には、先輩がOJTとして指導する仕組みも整っているので、安心してスキルアップしていくことができます。
――この10年間で、ご自身の成長をどのように感じていますか?
一番成長したと思う点は、1人で案件を完遂できるようになったことです。また、年々、難しいプロジェクトを任せてもらえるようになり、内装だけでなく、建築設計に関わる仕事も増えてきています。そうした挑戦ができるようになったことで、自身の成長を実感しています!
――今後、チャレンジしてみたいことや、身につけたいスキルは何ですか?
デザインスキルを高めるだけでなく、さらに建築面の知識を深めていきたいと考えています。今後、難しい仕事も増えてくると思うので、それに追いつけるように日々努力していきたいです。
――最後に、清和ビジネスで一緒に働くなら、どんな人に来てほしいですか?また、求職者へのメッセージをお願いします。
自分の思いを形にしていきたい、クリエイティブ性を伸ばしていきたい人に来てほしいですね。オフィス空間には、お客様のさまざまな要求や要望があり、それをデザインで形にできることが、この仕事の魅力です。清和ビジネスは、それができる良い環境だと思います。「一緒にオフィスをつくる!」そのような強い気持ちを持って、私たちと一緒に働きましょう!ご応募お待ちしております!