皆さんはをご存知でしょうか? 実は日本に上陸したのは1993年。 撤退期間も含めると、2019年まで一度も黒字化したことがなかったそうです。 そんなバーガーキングの逆襲劇を描いた本、 が最高に面白かったので、 今回はそこから学んだことを、鮮魚木村の実践と合わせてご紹介したいと思います。 この本の中で最も印象的だったのは、 「自社のコアコンピタンスを見つけ、それを起点に一貫性のある物語を作る」 という考え方です。 これは楠木建さんの
「ストーリーとしての競争戦略」
を参考にされたそうです。
バーガーキングの場合、そのコアコンピタンスは 「直火焼き」。 直火焼きにすることで余分な脂が落ち、 他店には出せない“美味さ”を実現していたそうです。 しかも、設備や手間の問題から簡単には真似できない。 つまり、 「他社が真似しにくい強み」 こそがコアコンピタンスになるという考え方です。 では鮮魚木村のコアコンピタンスは何か。 私は、 「魚を見極める力」と 「魚を最高の状態で届ける技術」 だと思っています。 そしてもう一つ。 それを“ライブ感”を持ってお客様に届けられること。 魚を捌く瞬間。 寿司になる瞬間。 お客様の笑顔。 そこには、 ただ魚を売るだけではない体験があります。 バーガーキングは、 「美味い」を軸に、 ユーモアや挑戦的な施策を組み合わせ、 ファンを作っていきました。 例えば、 渋谷ハロウィンで店舗を“ゴーストストア”化。 コンセプトは、 「ゾンビになっても食べたくなるバーガー」。 かなり攻めた施策ですが、 そこにも 「美味さ」 という軸がブレずに存在しています。 さらに、 絶対王者のに対して、 “挑戦者”として立ち向かう構図を徹底。 弱者が強者に挑む物語は、 人の感情を動かします。 実はこれ、 鮮魚木村も少し似ている部分があります。 大企業でもない。 巨大資本でもない。 小さな町の魚屋。 でも、 だからこそできる接客や熱量がある。 私は、 「魚って最高!」 を本気で届けられる魚屋を作りたいと思っています。 そして最後に、 私が特に感動した施策があります。 それは、 ファンに“覆面調査”をお願いしたこと。 普通なら外部業者に頼むところを、 「バーガーキング愛の強いファン」 にお願いしたのです。 結果、 サービス改善だけでなく、 ファンとの絆も深まったそうです。 これを見て私は、 「お客様と一緒に店を作る」 という考え方にすごく共感しました。 鮮魚木村も、 お客様やスタッフさんと一緒に、 もっと面白い魚屋へ進化していきたい。 そんなことを考えさせられる一冊でした。
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