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【社員紹介】会社愛で溢れる下田林也が若手社員に伝えていきたいこととは

【プロフィール】大学卒業後、株式会社小松製作所にてバックオフィス業務を担当。その後、日興證券株式会社(現 SMBC日興証券株式会社)、株式会社SBI証券にてIPO業務に従事。2019年より株式会社ハイブリッドテクノロジーズにジョインし、IPO担当として上場へ導く。現在は内部監査と社内の教育を推進中。

今回は下田林也さんにお話をお伺いしました!

ー今までの経歴について教えてもらえますか?

大学卒業後、株式会社小松製作所という建設機械のメーカーに入社し、工場と本社で管理・予算業務などを経験しました。30歳で現在のSMBC日興証券株式会社へ転職し、その後入社した株式会社SBI証券を含めると通算30年近く、IPOコンサルや資金調達の業務を担当したことになります。最初に証券会社に入社した当時、ちょうどIPOが盛んになり始めた時期で、様々な業界のお客様に多くのIPO支援をしました。

法人のお客様と会って話を聴いたり、話したりすることが自分に向いていたようで、気づけば自分のキャリアの多くを証券会社で過ごすことになりました。

ーハイブリッドテクノロジーズへの入社はどのようなきっかけでしたか?

当社への入社のきっかけは、証券会社の方から紹介いただいたためです。当時のハイブリッドテクノロジーズはIPOを目指しており、私の今までの経験がお役に立てるのならばと思いました。また、多くのベトナム人社員が在籍しており、若くて勢いがあるのも魅力的でしたね。

ーそうだったのですね!ハイブリッドテクノロジーズに入社してからどのような業務を担当されていますか?

最初の3年はIPO業務を担当しました。無事に上場してからはIR業務を1年、現在は内部監査とランゲージー相談グループの業務を担当しています。

ーランゲージ相談グループは下田さんが新たに始めたいと手を上げたと伺っています。どのような経緯でランゲージ相談グループを作ったのですか?

実は、私は会社というものが結構好きなのですよ。ですから、当社の社員には長く安定的に働いてほしいと思っています。特に、ベトナム人社員にとって、日本語でのコミュニケーション能力は極めて重要で仕事に直接影響するため、サポートをしたいと思い、ランゲージ相談グループを作りました。こちらでは主にビジネス日本語のレッスンをしています。

ーそのような経緯があったのですね。現在、力を入れて取り組んでいることは何ですか?

広い意味での勉強会ですね。ひとつは「会社を知る会」の運営です。数ヶ月前から始めたもので、隔週ごとに行っています。私もプレゼンターになりますが、他の人にも交代でプレゼンターを務めてもらって、部署や業務の紹介など、広く会社のことを知ってもらう場をつくっています。

この勉強会は元々、IR業務を担当していた時、投資家向けのIR情報を社内の人にもっと知ってもらいたいと思っていたことがきっかけで始めました。そして折角やるなら情報の幅を広くしていきたいと思い、ハノイ拠点のダイレクターや開発部門のマネージャーなど様々な方にも支援してもらい、情報発信をしています。主催者の立場から見ても新鮮な情報が多くあり、自分自身も楽しんでいます。

「知ることは好きにつながる」という想いが根底にありますので、もっと会社を知ることにより愛着を持ってほしいと願っています。みんな忙しくて参加できないこともありますが、何とか時間を作ってもらって、参加者がもっと増えることを期待しています。

ーとても良い取り組みですね!その他にも最近、新しい勉強会をスタートされましたよね?

はい、「社会人基礎力」という勉強会を10月にスタートしました。こちらは若手プロジェクトマネージャーなどを念頭に実施している勉強会です。

プロジェクトマネージャーはシステム開発のプロジェクト進行を担っているので、大きな期待を背負っています。自分の成長にもつながり魅力的な仕事ですが、経験の浅い社員にとっては苦労することも多く、期待とのギャップが生まれたりもします。そこで、そのギャップを少しでも埋めるために、何か支援ができないかと思い、この勉強会を立ち上げました。

内容としては、経済産業省が提唱している「人生100年時代の社会人基礎力」を基に行っています。「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力から構成されており、さらに、発信力、計画力、ストレスコントロール力、傾聴力、自主性など12個の能力要素に分かれています。

ただし、このようなものは、硬い話を知識として聞いただけでは印象に残りませんし、うまく吸収できません。そこで、やり方を考えていたのですが、池井戸潤さんの小説でTVドラマにもなった「下町ロケット」を題材にしたテキストを見つけ、これを使うことにしました。用語の説明だけでなく、小説から抜粋した「会話」やミニ理論も含まれていて、コンパクトでやさしい内容ですけど、よく工夫されています。

この方法が最良かどうか分かりませんが、止まっていても仕方がないからやろう!と前だけ向いて進めています。

ー会社を想ってのたくさんの取り組み素晴らしいですね!これらに取り組む前と後でどのような変化がありましたか?

なかなか自分で変化は見えにくいですが、日本語の勉強はみんなついてきてくれているので、プラスになっていると感じています。

会社を知る会については、社内の情報インフラとして育てていければと思っています。

社会人基礎力の勉強会はどの部署でも関係する内容だと思うので、今は小規模でのスタートですが、もっと広められたらと思います。基礎力とは初歩的ということではなく、仕事をする上での根幹で一生使えるものだと捉えています。

ー今後、取り組みたいことはありますか?

始めた勉強会はまだ小さな種みたいなものですが、この種を大きく育てたいです。特に「社会人基礎力」の12個の能力要素は、専門知識をアプリにたとえれば、ちょうどOSに相当するもので、実際の仕事の場ではとても重要です。完全にひとりで完結する仕事であれば別ですが、ほとんどの仕事は他の人と連携しますから、気合と根性だけでは無理ですね。必要な基礎能力はだれでも鍛えられると思いますし、ここを強くすれば仕事がずっと楽になるはずです。

ーまだまだ挑戦は続きますね!下田さんから見たハイブリッドテクノロジーズの魅力について教えてください。

挑戦というほど勢い込んでいるわけではありませんし、やっていることはまだまだ小さいですけどね。とにかく、当社は、文化が異なる日本人とベトナム人が、しかもベトナム開発拠点と一体になって、1つのプロジェクトを成功に導くために遂行している点で、とてもユニークです。まだまだ完全にできているとは思っていませんが、大きな可能性を秘めているところがとても魅力的です。

ー逆にここをもっと変えていきたいなどあれば教えてください。

大きく変えるべきことがあるとは思いませんが、会社にもっと愛着や好きという感情を持ってもらえたらいいかな、とは思います。今の時代でも若い人が会社を好きになることは恥ずかしくないと思っています。会社を好きになると、仲間のありがたさも感じられ、もっと仕事がやりやすくなりますよ。

ー最後にどのような人がハイブリッドテクノロジーズに合うと思いますか?

異文化の人とも一緒に仕事をするわけですから、オープンマインドで周囲と助け合える人、自分には無理そうだと早々と諦めない人がいいですね。一度失敗しても、自分に足らなかったところを放置しないで修正して次はできるように頑張ればよいと思います。それと、やはり自己の成長が必要ですから、学ぶ意欲の高い人が合うと思います。前向きな人に対しては大いにバックアップしたいですね。

ー本日はインタビューありがとうございました!



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