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【家電量販店→営業→エンジニア】実務未経験から開発やれてる?ワークライフバランスは?

「SES会社に就職を考えているけど、本当に開発の仕事させてもらえるの?」と不安を覚えている人も多いのではないでしょうか。今回は2022年に入社した吉澤さんに、実務未経験からエンジニアになろうと思ったきっかけと、シスナビに入社した決め手、入社後の感触についてインタビューしました。

吉澤さんプロフィール:2022年入社。SI事業本部2G所属。開発エンジニア。シスナビがエンジニア実務初体験。

家電量販店での販売業務からIT業界へ

-吉澤さんはどんな職歴ですか

シスナビに2022年の10月に入社する以前は、1年弱SES営業をやっていました。その前は家電量販店でインターネット回線の契約業務やスタッフの管理業務を5年くらい。だから、シスナビ入社時点ではIT業界の経験としてはかなり浅かったですし、開発実務は未経験でした。

-未経験からシスナビでエンジニアへ転身できたのもすごいですが、その前の家電量販店からSES営業への過程も気になります

まず、前提として家電量販店での仕事自体はすごく楽しかったんです。ただ、転職を考えるようになった理由が大きく2つありました。

まず、1つは休みの日でもガンガン連絡が来て休んでいる気がしないのが辛いなと。特に勤務の後半はスタッフの管理もやっていたので、トラブルがあったりわからないことがあると対応しないといけませんでした。休みの日でも仕事の意識が抜けないのがメンタル的にキツかったです。

2つ目はコロナ禍になってどんどん予算が削られてきて、これは店頭で回線契約なり何かを販売するという業態がもう厳しいのかなと。今後のことを考えたら成長業界と言われるところに身をおいた方がいいのではと思って、当時お世話になっていた転職エージェントに相談したらIT業界を勧められたというのが、SES営業に転職した流れですね。

ちょっとした興味でPHPを触ってみたのがエンジニアになるきっかけに

-SES営業として経験した初めてのIT業界はどうでしたか

それはもう光と闇を見たというか(笑)。僕が入社した会社は、エンジニアよりどっちかというと事務職やコールセンターみたいな普通の人材派遣の色が強い会社だったんですよね。そういうところにこれから開発をやりたい未経験エンジニアを集めてたくさん送り込むことが多い会社でした。

未経験エンジニアはもちろん「開発をやりたい」と面接で伝えてくるんですが、結局未経験をアサインできる案件がないし、なんならベテランの先輩をセットで入れられるようなリソースもない。まあ、営業の私としては「まずはできる仕事から頑張ろう」みたいな話をせざるを得なくて、なかなか立場的に辛いなと。

あとは、法的には問題ないとはいえSESエンジニアの給与面もなかなか過酷な会社で、案件終了して待機期間に入った場合は給与が8割、さらに待機が続くとそこからさらに8割というように給与が減る仕組みでした。こんな現実があるというのはかなりの衝撃で、エンジニアで生きていくのって大変なんだなと思いました。

-SES営業をやめようと思ったきっかけ、エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください

未経験のエンジニアの皆さんに対して経験も資格もないから仕事紹介できませんって伝えると、じゃあどうしたらいいですか、何を勉強したらいいですかと尋ねてくる人が結構多かったんです。でも、私はその辺りの知識が1ミリもなくて、技術的な話は一切わからないみたいな状態でした。知識をつけるために一回自分でやってみようということで、PHPを独学で触り始めました。

ちょうど周りにエンジニアの友達がいたので、その人と一緒にフロント部分をわちゃわちゃいじってたら「結構これ面白いな」と思って。自分が開発の仕事をやれるんだったら挑戦してみたいということで転職を決めました。友達と一緒とはいえ、自分である程度のところまで作って面白いと感じられたのは、かなり決め手になったと思います。

シスナビなら未経験でも開発現場にアサインしてくれると確信を得て入社

-シスナビにエンジニアとして入社した決め手はなんですか

全部で3社くらいは面接まで行ったんですが、自分の中ではエンジニアとして開発経験を積めることを第一条件にしていました。まあ、私もSES営業やっていたからわかるんですが、「エンジニアになりたいけど、この会社だと未経験は全然別の仕事斡旋されるんだろうな」というのは何社かからは伝わってきて。

その一方、シスナビに関してはWantedlyのコラムで技術的な話を社員の方自身が執筆されていたのも見ていたので、ここなら開発できるはずだという安心感はありました。

面接は藤田社長とお話ししたんですが、すごく大切にしてもらえそうだというのも感じました。面接で話している中で、求人記事で書いてあることとのギャップが一番少なかったのもシスナビでした。他の会社だと「それちゃんと書いてくれればいいのに」みたいなことが結構あったんで。

なんでも聞ける環境で疑問をすぐに解消できた

-入社後の研修や現場に配属されるまではどのように進みましたか

10月に入社して2ヶ月間外部研修を受け、Javaやデータベース系について基礎的なところを学びました。週に一回島田部長や福田部長とミーティングする機会があったので、そこでわからないところとか理解が追いついていないところをフォローしてもらえたのが良かったです。11月の中旬にPHP開発現場の面接があって、12月の頭から働いています。

-初めてエンジニアとして開発に挑戦して、大変だったことはありますか

外部研修を積んだとはいえ、現場に入ったらわからないことだらけでしたね。Webの基礎というか前提条件みたいな知識が抜け落ちていたので話が理解できない。例えば「これをやってみよう」と言われたときに、自分ができるのかできないのか区別があまりつかなくてうまく反応できないのは大変だったと覚えています。

ただ、同じ現場に島田部長と武田さんという技術的になんでも聞けるメンバーがいたので、すごく助かりましたね。「全然わかんないです」みたいな聞き方でもすぐにフォローしてくれたし、本当にためらわずに聞ける感じでした。

攻撃的な人がいないから好き。休日も仕事のことを考えず過ごせる

-シスナビの好きなところを教えてください

今までの職場と比べたときに、攻撃的な人が少ないのはすごく好きですね。もしかしたらアサイン先でそういう性格の他社のメンバーがいることはあるかもしれませんが、私がアサインされた今の現場にはシスナビのお二人を含めてマイルドな人しかいない。運も良かったなと感じています。

逆に私は今まで結構トゲトゲしたところで生きていたんで、そういう雰囲気を変に持ち込まないようにしようとは気をつけていますね。会話したりとか飲み会など、いろんな場面で良い人ばかりだなと感じます。

-月一回みんながオフィスに集まる社員会についてはどう感じていますか

一般的にSESの会社に勤めると働く現場は自社ではないので、同僚の人と絡むことは少ないですし帰属意識は低くなりがちかもしれません。

だから、シスナビのように月一回リアルで会うことができて、雑談したり報告会で今こんなことやっているよという進捗が見えることで、「ちゃんとシスナビの社員なんだ」と実感できるのはすごく良いですね。

-休日はしっかり休めていますか

シスナビに入社してから、休みの日に業務のことを考えずに済むようになりました。

家電量販店の頃は休日でも現場は動いているので業務用端末は手放せませんでしたし、必ず何かしら連絡が入ってくる。SES営業のころも通信インフラ系の案件の担当が多かったので、そうなると一般の会社が休みの土日祝日にエンジニアさんが動いていたりする。

自分はカレンダー通りの休日だったんですが、休日の昼前にお客様から「エンジニアの誰々さんが出勤していないんですけど!」とか連絡が入ってくると。休日でも気は休まらないですよね。

シスナビに入社して、数年ぶりに仕事のことを完全に離れられる時間が手に入りました。それこそどこか遊びに行く時も思いっきりフルに楽しめるようになりましたし、最近ではジムに入会して筋トレも始めました。昔だったらロッカーにスマホを入れている間に「何か連絡が来ていたらどうしよう」と気になっていたはずですが、今は自分がプライベートでそのときにやっていることに集中できています。

「生き抜く力」を身につけたい

-今後の目標を教えてください

社会情勢や会社の業績に左右されない「生き抜く力」を身につけたいと考えています。そう考えるとエンジニアって適職ですよね。

昔、エンジニアの友達から自分の会社の業績が悪くて潰れそうという話をされたことがあります。当時の自分の価値観だと「会社潰れるイコール路頭に迷う、どうしよう」だったので、すごく大ごとに聞こえたんですがその友達はなんだか飄々としてて。「次どうしようかな。○○の案件があるところだったらいいな」という感じで、すごく余裕があったんですよね。それが僕にとってはすごく衝撃的で。自信を持てる技術力を身につけることで、メンタル面でも人生が安定するんだなと強く感じました。

まずは、「生き抜く力」を身につけるために、エンジニアとしてたくさん経験を積みたいです。お客様や世の中に頼られ必要とされるようになりたいと思います。

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