「営業力を強くしたい」
多くの経営者から、この相談を受けます。
そのときによく出てくる答えは、
営業マンを増やす。
テレアポを増やす。
広告を増やす。
営業代行会社を使う。
といったものです。
もちろん、これらも必要です。
しかし30年以上、営業・マーケティング・経営の現場を経験してきて、私が感じていることがあります。
営業マンを増やすだけでは、強い営業組織はつくれない。
必要なのは、
「売れる人」を増やすことではなく、
「売れる仕組み」を会社に残すこと。
私たちは、その仕組みを
「営業OS」
と呼んでいます。
トップ営業マンが辞めた瞬間、売上まで消えてしまう
多くの会社では、営業力が「人」に依存しています。
例えばトップ営業マンの頭の中には、
「この業界には、この話から入る」
「このタイプの社長には、この資料を見せる」
「この質問が出たら受注確度が高い」
「このタイミングでフォローする」
という大量の経験があります。
ところが、それが言語化されていない。
だからトップ営業マンが辞めると、
会社から営業ノウハウまで消えてしまう。
これは非常にもったいないことです。
営業OSとは何か
私たちが考える営業OSは、
マーケティング → リード獲得 → アポ → 商談 → 提案 → クロージング → 契約 → オンボーディング → 継続
までを一つにつなぐ仕組みです。
重要なのは、それぞれを別々に管理しないことです。
例えばマーケティングで100件の問い合わせが来た。
営業が20件商談した。
5件受注した。
ここまでは、多くの会社でも数字を見ています。
営業OSでは、さらに、
なぜ5件が受注できたのか?
まで分析します。
業界。
企業規模。
流入経路。
営業担当。
商談内容。
提案内容。
失注理由。
受注までの日数。
契約後の継続率。
これらをデータとして蓄積する。
すると会社独自の、
「売れるパターン」
が見えてきます。
そこにAIを入れる
営業OSと生成AIは非常に相性がいいと考えています。
例えばAIが、
商談前に企業情報を整理する。
過去の成功商談から提案仮説を出す。
商談内容を要約する。
提案書のたたき台を作る。
次に聞くべき質問を提示する。
失注理由を分析する。
受注確度を予測する。
そして営業責任者には、
「今月、どの案件を優先すべきか」
をダッシュボードで提示する。
営業マンの仕事を奪うのではありません。
営業マンが、
「人と話す」「相手を理解する」「信頼関係をつくる」
ことに集中できる環境をつくる。
これがAI営業OSです。
「売って終わり」にしない
CENTROTUSで特に重要だと考えているのが、
オンボーディング
です。
営業会社では、
契約=ゴール
になりがちです。
しかし企業経営から見れば、契約はスタートです。
契約した。
↓
導入した。
↓
実際に使われた。
↓
成果が出た。
↓
継続した。
↓
紹介が生まれた。
ここまでつながって、初めて本当の営業成果になります。
だから私たちは、
マーケティング → 営業 → オンボーディング → 定着
までを営業OSとして考えています。
営業担当者を「個人商店」にしない
営業担当者によって、
資料が違う。
説明方法が違う。
顧客情報の残し方が違う。
フォロー方法が違う。
これでは会社に営業資産が蓄積されません。
営業OSでは、
個人の経験 → 言語化 → データ化 → AI化 → 組織の資産化
を進めます。
トップ営業マンの経験を、新人営業マンも使える。
新人の商談データから、組織全体も学べる。
さらにAIも学習する。
つまり、
人がAIを育て、AIが人を育てる営業組織
をつくる。
これが私たちの目指す姿です。
CENTROTUSが目指すのは「営業代行会社」ではない
私たちは、単純に営業人員を提供する会社を目指しているわけではありません。
企業の営業活動そのものを設計する。
マーケティングをつなぐ。
営業プロセスをつくる。
AIを実装する。
人材を育てる。
オンボーディングまで追う。
そして、その仕組みを企業に残す。
だから、
「営業を代行する会社」から、
「営業OSを一緒につくる会社」へ。
これをCENTROTUSの一つの大きな役割にしたいと考えています。
営業経験者の価値も変わる
そして、ここには新しいキャリアも生まれます。
これから必要なのは、
「自分だけ売れる営業マン」
だけではありません。
売れる理由を分析できる人。
営業プロセスを設計できる人。
AIに営業ノウハウを実装できる人。
チーム全体の数字を改善できる人。
つまり、
営業マン → AI営業コンサルタント → 営業OS設計者
というキャリアです。
営業経験は、AIによって価値がなくなるのではありません。
むしろ、
営業経験 × AI
によって、新しい専門性に変わる可能性があります。
「売れる人」を採用する会社から、「売れる仕組み」を持つ会社へ。
営業マンを10人増やす前に、
その会社に営業OSがあるかを考える。
マーケティングと営業はつながっているか。
成功した商談は会社の資産になっているか。
失注から学習できているか。
契約後まで追えているか。
そしてAIを活用できているか。
私たちCENTROTUS・NLVグループは、
マーケティング × 営業 × AI × 人材育成 × オンボーディング
をつなぎ、
企業ごとの「営業OS」をつくろうとしています。
完成された答えは、まだありません。
企業ごとに正解も違います。
だからこそ、実際の企業と一緒につくる。
そして私たちは、その挑戦を一緒に進める仲間を探しています。
営業経験者でもいい。
マーケターでもいい。
AIに興味がある人でもいい。
PMを目指したい人でもいい。
「売る人」から「売れる仕組みをつくる人」へ。
そんな仕事に興味があれば、ぜひ一度話を聞きに来てください。
折瀧 浩二
CENTROTUS × NLVグループ
AI企業OS/営業OSプロジェクト