こんにちは。日本一ワクワクする会社、インバウンドホールディングスの山崎です。今日は、性格診断をきっかけに「自分の話し方」ではなく「相手に届く話し方」を考え始めた、コンサルティング事業部の林真希さんの話をします!
日々の営業現場では、意図せず不思議なすれ違いが起こります。
こちらは丁寧に説明した。必要な情報も伝えた。内容も間違っていない。
それなのに、なぜか相手には伝わらない。
反対に、同じ内容を別の人が話すと、すっと伝わることがある。
「何を言うか」は同じなのに、「どう届けるか」で結果が変わる。
これは営業だけでなく、上司と部下、チーム同士、家族や友人との会話にも起こることだと思います。
林真希さんはもともと、行動が速く、物事を前へ進める力があるコンサルタントです。
お客様に必要だと思ったことは、曖昧にせず伝えようとする。
課題があれば、解決へ向けてすぐ動く。その行動力は、大きな強みです。
ただ、強みは使い方によっては相手との距離を生むこともあります。
自分にとって分かりやすい結論が、相手にとって安心できる順番とは限らない。
こちらが「早く解決したい」と思っていても、相手はまず気持ちを受け止めてほしいかもしれない。数字から理解したい人もいれば、全体像や未来のイメージから入りたい人もいます。
林真希さんがそこに本気で向き合うきっかけになったのが、社内で受けた性格診断とコミュニケーション研修でした。
診断は、人を決めつけるラベルではない
性格診断と聞くと、「あなたはこのタイプだから、こういう人です」と分類するものを
想像する方もいるでしょう。
私たちが仕事で大切にしたいのは、分類そのものではありません。
自分はどんな話し方の癖があるのか?
相手は、どんな順番で話を聞くと理解しやすいのか。
会話がうまくいかないとき、内容ではなく伝え方に問題がなかったか。
一度立ち止まって、自分の話し方を見直すきっかけとして使います。
研修を受ける前、林真希さんは自分の診断結果を見て、思い当たる部分があると受け止めていました。でも、本当の変化は受講後に現れ、研修後も「自分には、まだ身につけるべき話し方がある」と振り返りました。
周囲が困っている小さなサインに気づき、相手が受け取りやすい言葉で声をかけたい。
お客様との商談でも、説明資料や話す順番を見直したい。
自分の性格や他社とのかかわり方を知識として知って終わるのではなく、
すぐに仕事へ活かそうとしたのです。
私はそのとき、林真希さんが人を育てる立場として一歩進んだと感じました。
「何を伝えたか説明したか」ではなく、「どう相手に伝わったか」を常に考えるようになっていたからです。
苦手な相手を、避ける理由にしない
営業の仕事をしていれば、どうしても話しやすいお客様と、話しにくいお客様がいます。
テンポよく結論へ進みたい人と、背景を一つずつ確認したい人。
大きな構想にワクワクする人と、数字やリスクを細かく確かめたい人。
関係づくりから入りたい人と、最初から要点だけを知りたい人。
相性は確かにあります。でも、「自分と合わないから仕方ない」で終われば、
本物のコンサルタントとして導くことができるお客様の幅は広がりません。
林真希さんが選んだのは、苦手意識のある性格や話し方の相手を避けることではなく、相手に合わせた話し方を身につけることでした。
例えば、結論を急ぐ前に相手が大切にしている背景を聞く。数字を重視する方には、感覚的、定性的な表現だけでなく、前提条件や比較の根拠を整理する。
不安が強い方には、正論を重ねるより、まず何が不安なのかを言葉にしてもらう。
大きな未来を描きたい方には、細かな手順へ入る前に、実現したい姿を一緒に確認する。
もちろん、これは相手を診断して攻略する、という話ではありません。
会話だけで他人の性格を断定することもできません。
大切なのは、自分にとって話しやすい方法が、全員にとって分かりやすいとは限らない、と知ることです。
林真希さんは、性格診断でお客様を決めつけるのではなく、自分の話し方を見直すために使いました。だから、苦手なお客様が現れたときも、「この人は難しい」で終わらず、「ほかにどんな話し方なら伝わるだろう」と考えられるようになったのだと思います。
部下の「困った」は、言葉だけで伝わるとは限らない
この学びが生きるのは、コンサルティングだけではありません。
林真希さんは今、自分の担当で成果を出しながら、後輩の育成にも挑戦しています。
そこで向き合うのが、「自分には分かりやすい説明」と「相手が理解して動ける説明」は違う、という現実です。
上司側が「困ったら言ってね」と伝えていても、部下が相談できるとは限りません。
何を質問すればよいか分からない人もいます。迷惑をかけたくなくて抱え込む人もいます。言葉では「大丈夫です」と言いながら、仕事の遅れによって、困っていることが伝わる人もいます。
林真希さんは研修後、「相手に合う方法で声をかけ、支えたい」と考えるようになりました。
私もここを高く評価しています。
上司らしい言葉を覚えるより、目の前の一人を見ようとしているからです。
相手によって説明の詳しさを変える。質問する順番を変える。すぐに答えを伝えるのか、まず本人の考えを聞くのかを変える。必要なら資料や、仕事の進み具合を確認する表の見せ方も変える。
こうした工夫は地味です。翌日いきなり売上が倍になるような魔法でもありません。それでも、チームが安心して動き、本人が自分で考えられるようになるためには欠かせない仕事です。
変えたのは、相手ではなく自分
「苦手な相手とも、完璧に話せるようになった」という成功談ではなく、
まだまだ挑戦の途中です。実際の商談や育成では、思い通りに伝わらない日もあるでしょう。忙しいと、自分の得意なテンポへ戻ってしまうこともあると思います。
それでも「相手が変わればいい」とは考えなえず向き合う姿勢で取り組んでます。
行動の速さと、物事を前へ進める力は大切な長所です。その長所を一方的に押しつけず、目の前の相手に合わせて生かせれば、コンサルタントとしても上司としても、さらに大きな力になります。
インバウンドホールディングスは、全員へ同じ話し方や考え方を求める会社ではありません。それぞれの強みを生かしながら、自分に足りない話し方を身につけていくことを大切にしています。
少なくとも、林真希さんの挑戦はそれを見せてくれています。
この会社で、コミュニケーションも鍛える
採用面談では、「営業経験があります」「人と話すのが好きです」という言葉をよく聞きます。
もちろん、それも素晴らしい強みです。でも私たちが一緒に働きたいのは、話すことが得意な人だけではありません。
伝わらなかったときに相手のせいにせず、届け方を考え直せる人。
自分とは違う価値観に出会ったとき、面白がって学べる人。
後輩が困っている小さなサインを見逃さず、自分の説明も変えてみようと思える人。
そういう人にとって、林真希さんと一緒に働く環境は、きっと面白いと思います。完成された上司から一方的に教わるのではなく、林真希さん自身も試しながら、「どうすればもっと伝わるか」を一緒に考えているからです。
もしあなたにも、「悪気はなかったのに伝わらなかった」「苦手なタイプを避けてしまった」「後輩への教え方が分からなかった」という経験があるなら、それは弱みだけではありません。
成長の入口です。
あなたなら、明日から誰への伝え方を変えてみたいですか?
林さんが発信する「まきの民泊チャンネル」も、ぜひご覧ください。
その人の顔が一人浮かんだなら、あなたにも変えられることがあるはずです。少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。仕事内容や、コンサルティング事業部での働き方をご案内します♪