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成功本、その通りやってみたらこうなった


株式会社リアライズ創業ヒストリー。今日は第9話なのですが、少し趣向を変えてお届けします。
僕の創業からの1年間は当初立てた目的を大きく上回る大成功だったと思っていますが、実はその1年間の苛烈な生活の中で僕はずっと本を読んでいました。
所謂「成功本」と言われるようなビジネスパーソン向けの本なのですが、その中に書かれていたことをそのまま自分に当てはめて実行し成果につながっていたものがいくつもあります。

大げさではなく僕の場合は"本を読んでいなかったら絶対に成功していなかった"と断言できます。

そこでふと疑問に思うのですが、世の中には溢れかえるほどの成功本があり新しい本も次々に発売されています。

でも成功してる人の数は増えているんでしょうか?

もちろん憶測でしかないのですが、増え続ける成功本の数とその影響を受けて成功してる人の数は比例はしていないのではないかと感じています。

同じものを受け取っても成功できる人とできない人がいる。環境が違うのでそれは当然なのですが、それよりも大きいのは書かれてる事に対する受け止め方の違いなのではないかと思います。

そこで、

僕が読んだ成功本にはどんなことが書かれていてどんな実践をして実際にどうなったかを紹介することは、目的を持ってビジネスをする方に向けた達成のヒントになるのではないか、と思い今回はこのテーマで記事を書こうと思いました。

成功本に書かれていること全てできた訳ではありません。いくつかを素直にそのままやってみただけです。

これは誰もが心を熱くする大成功者の長編小説とは全然違いますが、仕事のできない僕が小さな努力をして小さな達成を手にした誰もが真似できる普通の人のストーリーです。
だからこそあなたに続くストーリーとなることを願っています。

長くなりますが少しお付き合いいただけると嬉しいです。

成功本を読むようになったきっかけ

以前も書きましたが、30歳になる時に自分の人生を考えるようになりました。当時僕は売れないバンドマン。大学出ていない、就職も一度もしたことがなくバイトを転々としていました。
音楽では成功できないかもしれない。
そう思った29歳。自分の人生が急激に不安になり、その結果当時僕が出した答えはバンドをやめるではなくバンドを続ける為に自分でスケジュールが組める仕事で月2万円程度稼ぐ、でした。

ただビジネス経験が全くありません。その勉強を僕は本の中に求めたのです。

そんな僕が最初に買った本はコレ。

成功本を紹介するという趣旨の成功本です。その案内書を元に僕の成功本との出会いの旅が始まりました。2008年8月頃のことです。

心のブレーキの外し方

お金持ちがなぜお金持ちかというとお金持ちだからです。貧乏人がなぜ貧乏人かというと貧乏人だからです。

この本を読んだのは2008年8月、まだ企業する前ですね。記憶では2冊目に読んだ成功本だったと思います。その後いくつも読んだ成功本の中でもひときわ印象が強く、僕の人生を変えてくれた本だと思っています。

人間は潜在意識というものに支配されているということ、人生は慣性の法則の様に"止まっているものは止まり続けようとするし動いているものは動き続けようとする"それを教えてくれた本でした。

行動しまくって成功し続けてる人は案外涼しい顔で動き続けている、という考え方。
それらは全て潜在意識の現状維持プログラムが原因なんだということが語られています。まずはゆっくりでいいから動き続けてる状態が普通であると潜在意識が感じられるように丁寧にことをスタートすれば良いという考え方は今でも僕の行動の中心になっています。

"感動した"とは実は"感動させられた"というのが正解で、感動しただけではその思いや決意は潜在意識には落とし込めてはおらず、その感動を元に実際に行動して初めてその思いや決意が能動的なものとして保管されるということ、過去に起こった出来事の事実そのものは変えられないけどそれの持つ意味はいくらでも変えられるというのも印象に残った考え方でした。

☆本書のポイント
・潜在意識の現状維持プログラムにより止まり続けた人生を、できるだけ丁寧にゆっくりと小さな目標に向けて動き出し、動き続ける人生にすればあとは現状維持プログラムがその状態を保ってくれる。
・周りの人間も現状維持させようとしてくる
・感動させられた受動から、行動することで能動へ感情を落とし込むこと
・過去も未来も今の自分次第で変えられる

☆実際に自分がやったこと
大きな目標を立てずに小さな目標(月に2万稼ぐとか)をゆっくりと叶えることが普通になるようにしてみました。
※参照「最初の衝動は小さい方がいい」
その結果僕は月に2万円稼ぐという目標を創業から3ヵ月程度で叶え、周りからの雑音(缶バッジなんか小遣い稼ぎにもならねーよ、みたいな声)は彼らの中の現状維持プログラムがそうさせているものだと理解し、聞き入れもしなかったし不必要にムカついたり傷つくこともなくいられました。
受動的に得たあらゆる考えや思いつきを風化させず能動的に保管する為にできるだけ早く"まずやってみる"を信条に思い立ったことはすぐに行動するようにしました。
缶バッジの事業を始めたはいいけど友達経由では全然お金にはならない、宣伝しなくては、と思った時にすぐに書店でHTMLの本を買って猛勉強し3週間でホームページを開設させました。
その時(2009年2月)に誕生したhttp://realize-net.com/は何度かのリニューアルを経て今なお株式会社リアライズのエース事業として活躍してくれています。
過去も未来も今の自分次第で変えられるという感覚は今でも僕の中で大きな価値観になっています。そこから「何をするべきかを悩むよりも選んだ方を正解にする」という考え方が僕の座右の銘となりました。

小さな会社儲けのルール 

この本を読んだのは2008年の9月頃、まさに何か自分の仕事を持とうと思って何をしようかと探している頃だったと思います。この本に書かれていることが僕が缶バッジの製造を仕事にすることにとても影響を与えてくれた本でした。
この本に書かれているランチェスターの法則はもともとは第一次世界大戦に影響を受けたイギリスのランチェスターさんが考案した戦いの法則で、

①攻撃力=兵力数×武器性能
②攻撃力=兵力数の2乗×武器性能

①は近距離戦闘の場合の攻撃力を表したもの、②は遠距離戦闘の場合の攻撃力を表したものになります。
つまり、近距離の刀や槍で戦うような5人対3人の場合はあぶれた4人目と5人目が劣勢の3人に与えられる影響は少なく、遠距離の銃撃戦で戦う5人対3人の場合は5人全員が均等に劣勢の3人を狙える為に兵力数の2乗の影響が出るというものです。

このことを経営に置き換え、劣勢企業の取るべき戦略として一騎打ちがしやすい商品に絞りエリアも絞るということが書かれています。

俗に言うニッチ戦略というものです。ニッチな部分だと大手の介入が少ないということもありますがリソースを集中することで小さなNo.1を目指すことの有効性が説かれています。
この考え方は事業として缶バッジという商品を選ぶ大きな動機づけとなってくれました。

☆本書のポイント
・ニッチな商品に絞ってサービスを尖らせる
・営業手法も一つに絞る

☆やってみたこと
自分にできそうなものの中から缶バッジというニッチな商品を選んで商売を始めることにしました。他に選択肢としてはスクリーン印刷でTシャツのプリント事業をやるというのも可能性としてはあったのですがTシャツの方が競争は明らかに熾烈でした。
宣伝方法はWEBサイトをつくりバンド系の掲示板に投稿しまくるということに絞りました。狭い範囲でもいいから1番になる何かをつくるつもりで当時ネットで缶バッジの製作を請け負っていたどのサイトよりも1円安い価格設定をして"日本一安い缶バッジ屋さん"を名乗りました。
※参考「何かのチャンピオンを目指せよ」
結果、当時は缶バッジの製造請け負いのサイトは5社程度しかなくいくつかのキーワードで検索上位をとることができ、多くの問合せをいただくことができるようになりました。

思考は現実化する

この本を読んでいたのは2009年の2月頃、株式会社リアライズのREALIZEはこの本からとりました。そのくらいに僕にとっては思い入れのある本です。

想像できるものは必ず実現できる

と言い切るこの本は成功哲学の父とも言えるナポレオン・ヒルがアメリカの大富豪アンドリュー・カーネギーの依頼を受けて行った様々な成功者へのインタビューをもとに成功に関する多くの法則が実話と共に紹介されています。
願望を今まさに手に入れているかのように徹底的に細かくフルカラーでイメージすることができればあとはそこに向かって進んでいくだけ、と説いています。
この考え方に僕は衝撃を受け最初に缶バッジ製作サイトをつくっていた2009年の2月頃にサイト名として「REALIZE NET」と名付けました。
かなり強い言葉が多様されていて僕には性格的にとてもあっている本だったと思います。

☆本書のポイント
成功は成功を確信する人の元に訪れる
信念は願望実現の原動力である
批判を恐れることは成功を恐れることだ
人は好きなことに対しては努力を苦としない

☆やってみたこと
常に成功をイメージする癖をつけました。それを忘れないためにサービス名にREALIZEと付けました。「必ず月に2万円は稼ぐぞ」から始まりその時々の目標を強く意識する為に書き出す習慣などは今でも様々な思いを強くしてくれています。さらに前向きに努力をし続けたら仕事がどんどん好きになりました。どんなに忙しくても時間がなくても常になにか新しい挑戦ができたのも仕事を好きになり熱狂できたからなんだと思います。
※参照「どんなに忙しくても必ずやらなくてはいけないこと」
LIZEというのは「する」とか「させる」という時に使われるようで、「REALIZE」はつまり「リアルにする・させる」自己実現という意味合いでつけたREALIZEですがちょうど生業にもマッチしてるという事に気付いたのは実は結構あとになってからでした。
リアライズと名付けた結果、多くのものを手にいれ11年経った今もお客様の思いをリアルにする仕事の経営者としていられていることはこの本がもたらしてくれた大きな実現です。
11年経った今でもいろんな方にこの本の話はします。ですが最近スタッフにはこの話をしていなかったのであらためてちゃんと伝えようと今思いましたw。

最後に

今回は創業期の僕を形作ってくれた本の中から土台になっていると言える3冊を紹介させていただきました。
振り返ってみるとそれぞれの本に書かれていることには重複しているものも実は多いということにあらためて気付きます。つまり成功に必要な考え方はもう随分前にある程度は確立されていて、成否の鍵を握るのは結局それらを受けてどう行動するか、だと思うんです。

凡人の僕達には小さな成功でいい。大丈夫、弱くても勝てます。

僕もまだ道半ばですが、僕の成した程度のことならきっと誰にでもできます。少しでも多くの人がなりたい自分に近づく実感をもちながら生きる人生を歩んでくれたらと願っています。
これまでに読んだ成功本とその行動結果の紹介はまだまだたくさんできるので今後も記事にしていきたいと思います。

さて、長々と続けてきました創業から社長になるまでのお話しですが、次回は最終回「社長になった日」です。

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

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