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ローコード開発”OutSystems”のチームリーダーを直撃!日々のやりがいや今トライするべき理由を聞きました。

ローコード開発のプラットフォームとして注目される、OutSystems。
NTTデータさんとの協業で開発・導入をいち早く進めています。
プログラマーからキャリアを広げたい、新しい分野を学びたい、というエンジニアさんを中心に
世界的にも注目される技術を学び、仕事で生かしているスキルについてお話をお伺いしました。


そもそもOutSystemsとは?



一言で言うと、直感的に画面を作れるシステムですね。従来のプログラムやコードなどをガリガリ書くのではなく、例えば、配置したいテキストボックスはドラッグして、画面の置きたい場所に持っていくだけで完了します。もちろん、CSSを活用して細部までこだわって作ることもできます。従来と比べて文字がたくさん書かれているのではなく、画面上で誰でも把握しやすいシステムになっています。

OutSystemsは、2001年に参入以降ローコード市場を牽引している、リーダー的立ち位置にあります。現在では87カ国22業種、数千社もの企業が活用しております。日本でも大手企業を筆頭に活用する企業が年々増えており、開発案件を多くいただくようになってまいりました。今、身につけておけば、今後いろいろな活用場面がありそうです。


ローコードならではの面白さを教えてください!

OutSystemsをやりはじめた当初は、人が作ったシステムなのでどうなっているのかわからない部分もありました。他の開発でも同じだと思うのですが、人が作ったものって意外とわかりづらいんです。それでも、ローコードは理解しやすい仕組みになっていて、毎日の自分の成長や進歩がわかりやすい。自分の技術力が日に日に上がっていくのを実感できるのが、OutSystemsなどのローコード開発ならではの面白さだなと思います。

ーー成長がわかるのは面白いですね!当初躓いたポイントを具体的に教えてください!

例えば、javaで開発されたシステムがあったとします。書かれているコードを読めば、ある程度やっていること、書いてあることが理解できるのですが、ローコードではそうはいきません。まず出会うのが、デフォルトのグラフィックアイコン。そこには、開発者に意図されたテキストボックスなどが配置されています。そのアイコンをクリックした先に、さらにロジックがあったりするので、仕組みや構造を理解するのに初めは苦戦しましたね。慣れるにつれ、面白いぐらいわかってくるので楽しさに変わっていきました。


OutSystemsをやっていて良かったと思う経験はありますか?


お客様の考えや満足度、やりたいことを理解しながら開発を進めることができる点です。例えば、要件が朝令暮改のように変わったとしても対応できるのがOutSystems。テキストボックスの配置を左から右に変更したいという要望に対して、javaで開発していると修正したり、テキストを打ったりと数分以上かかりますが、OutSystemsであれば1分で終わります。
お客様を比較的お待たせすることなくオーダーにお応えできるので、感謝していただけることも多く、モチベーションにつながっています。
お客様が使いたいと思ったタイミングでスピーディーに動けるので、お役に立てていると実感する機会が多いです。

ーーなんだかお客様との距離も近いですね。

従来であれば、きっちり決まった設計書に合わせて開発を進めるので簡単には要件を変えることができません。一方で、OutSystemsの開発では、設計書は作成しません。お客様のイメージをお伺いし、ニュアンスで作っていってだんだん詰めていくという手法をとっています。それゆえ、意図を確認したり、方向性がずれていないかを都度確認することができます。会話する機会も多いので、これまでの開発プロジェクトよりもお客様との距離感は近くなりやすいかもしれないですね。

コミュニケーションに自信がないという方でも、サポートスタッフがいますし、一人でお客様と会話するわけではないので問題ありません。営業メンバーとお客様の要望をヒアリングしたり、独り立ちまではチームでしっかりサポートするので、安心して飛び込んでみてください。

先輩一同、ふっかふかのマットのように、あなたを全力で受け止めます。


なぜ今、OutSystemsの開発案件にトライするのでしょうか?

OutSystemsはベトナムの会社から流通し、今や世界各国で利用されるようになりました。日本はまだまだ遅い方ですね。逆にいうと、今やっておけば世界の先端技術を身につけられるということなんです。世界では重宝されるスキルですし、日本でもシェア率は上がってきているので、始めるなら早い方がいい。ローコード開発というカテゴリーを一つ追加しておくと、今後仕事をする上でも幅が広がりますよね。一生エンジニアとして生きていきたいという人にとっても、これから伸びるであろう技術を知っておくのはよい機会だと思います。

ーー実際に今やっている開発はどのようなものなんですか?

ある大手企業さんの労災関連のシステムを開発しています。社内管理用の情報を蓄積するシステムですね。
その他にも多数手掛けていますが、詳しくは書けないので、気になる方は面談の時にご質問ください。


研修や育成はどうやって進めていらっしゃいますか?



最近はコロナ渦もあり、リモートが増えたのでオフラインでの研修会というのは実は最近やっていなくて。代わりに、ノウハウやナレッジを決めた場所に貯められるようにしています。困った時に頼れる辞書のようなサイトになっていて、関わるエンジニアがそれぞれ自分のタイミングで見れるようになっています。

そのサイトと合わせて、チームに質問できる環境も整っています。簡単に質問を投げられるようになっているので、新しい方でも全員でサポートしています。わからないことは全員で勉強したり、会話しながら進めていますね。


プログラマーからローコード開発へ転向した
エンジニアのリアルな声をヒアリングしました!



元々プログラマーやエンジニアだった方も、別業界から転職して活躍しているエンジニアも多数います。エンジニアからは開発しやすいことと、要件設定がしやすいという声がよく上がりますね。一方で、イメージ通りの操作ができなかったり、ごく稀にシステムのバグがあることも。そんな時はエンジニアの本領発揮!プログラミングでイチから開発することもあります。部品が壊れてたら自分たちで作れる。痒いとこには手が届くシステムですね。

同じようなローコードを活用したシステムとしては、kintoneやサイボウズなどいくつかの選択肢があります。一度ローコードの基本を学んでしまえば、他のツールに適応するのはそれほど難しくありません。ローコードのスキルは他システムでも応用できる、非常に有意義なスキルです。

また、トライアローのクライアント先には大手企業が多数。これが何より強いところ。それゆえ、トライできる環境が多く、作成するシステムや用途も様々。多角的にトライできますよ!

ローコード開発はエンジニアデビューには持ってこいなシステムだと思うんです。新しいもの好きな人にも合いそうですね。IT知識は後学でも身につけることができるので、新しい技術を学びたい・知りたいという知的好奇心を持っている方だったらきっと活躍していただけます。

エンジニアもあと数年経ったら何万人足りないっていうレベルになってきています。全くわからんという人でも入ってきてくれたら嬉しいですね。ローコードは直感的に組み立てやすいので、言語を知らないという方でもトライしやすいと思います。ローコードの世界への一歩を踏み出していただければ幸いです!



エンジニアを取り巻く環境はものすごいスピードで変化しています。
人だけではなく、chat GPTを始めとしたAIも脅威だと感じている人も多いのではないでしょうか。
私たちは「モノづくりが好きなエンジニアが、エンジニアらしく働き続けられる」環境を作るためのサポートを惜しまずやっていきます。
OutSystemsに限らず、キャリアに迷ったら一度ご相談ください。
エンジニアのあなたと一緒に今後のキャリアを考えるスタッフがお待ちしています。


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