実務メンバーの多くが女性である株式会社Wewill(以下Wewill)。
変化と成長を志す企業のバックオフィスを業務のデジタル化とBPOで支えています。働き方改革やワークライフバランスの向上が求められる中で、クライアントの「働きやすさ」をサポートする企業の代表は、どのように自社の「メンバー」たちの環境を整備しているのでしょうか?
そしてそもそも、働きやすさの実現にはいったいどのようなことが必要になるのでしょうか?
そこで本記事では、Wewillの代表の杉浦さんに、
・理想の会社の在り方
・働きやすさのために行っていること
・働きやすさを実現するために必要なこと
について伺いました。経営者だけでなく、従業員からもどうすれば「働きやすい」会社を作れるのかが分かります!
理想の「生き方」が実現できる会社を目指す
―Wewillで重視している価値観について教えてください。
まず“生き方”を重視しています。私は、仕事は“どう生きるか”と密接にかかわっていると考えています。仕事を通じて、私たちは自らが思う理想の世界を作り出すことができるため、本来仕事はとても楽しいものだと思っています。Wewillの組織づくりにおいても、仕事のやりがいが人生の充実感を高めるような、仕事と人生が融和する状態を目指しています。
次に、“世界への共感”も忘れてはならない観点だと思います。私は、AAで独立自尊という考えのもと、多様性や創造性を大切にするという価値観を従業員一人一人に持ってもらいたいと考えています。お客様を含めてチームとして課題に向き合う時、AAのメンバーはお客様に共感し、解決に向けてホスピタリティをもって真摯に取り組むことが重要になります。
以上のような“生き方”や“世界への共感”に基づき、Wewillでは“科学的な育成”を志しています。この“科学的な育成”とは、メンバーへの育成方法について実地での検証を積み重ねることで最適解を見つける取り組みのことです。例えば、仕事内容の効率的な学習方法や、実務とどのように組み合わせればスキルアップのスピード向上につながるのかについて探求しています。結果はまとめ、導き出されたあるべき組織像や仕組みを制度化しています。どのような制度が組織に合っているのかは、その都度メンバーの方々と検討し、より良い物への変化し続けていきたいと考えています。
以上を実践する企業は“箱”です。箱にかかわる全員が幸せになれる方法を常に思案しております。
特に女性メンバーの働き方をサポートしたいと思ったのは、育児の大変さを経験したから
―Wewillの実務メンバーは多くが女性だと伺いました。どのような背景から女性が働きやすい環境を目指し、取り組まれていますか?
女性は家事育児に追われ、仕事復帰しにくいという問題がありますが、Wewillでは女性、ひいてはすべての人が働きやすい場を創りたいと考えています。これには、私自身が半年ほど育児に集中した経験が背景としてあります。長男が生まれた時に、実は失業中で、多くの時間を育児に使うことができました。その際に夜泣きの多さや子供の急変する体調などを目の当たりにし、子育ての大変さややりがいを痛感しました。この経験から、子育て世代が世の中で力を発揮したいと思うこと自体が非常に稀有なことだと想い、働きやすい職場でこのモチベーションに応えたいと強く思うようになりました。
女性中心のチームにしているのも、お互いに子育てなどの苦労を理解しやすく、補いやすくなることが多いと考えているためです。困った際にフォローしあい、苦労を分かり合えるいい循環のあるチームを実現したいですね。他にも、具体的な取り組みとして、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年の早い段階で、テレワーク中心の働き方に切り替えました。その後、社労士とともに就業規則についても検討を重ね、制度の面でもきちんとテレワークを設計しました。こうした制度や、互いに助け合う社風を整えることで、クリエイティビティや安心してチャレンジする気持ちも生まれてくると思います。メンバー全員が高いモチベーションで仕事ができる土壌がAAにあってこそ、お客様に対して良い仕事ができ、ともに成長できるのだと確信しています。
自由と自律のバランスでホスピタリティあふれるチームが育つ
―最後に、杉浦代表が思う「働きやすさの実現」に必要なことを教えてください。
「自発性」や「創造性」がキーワードになってくると考えてきましたが、ここに「好奇心」も加わる時代となったと思います。バックオフィスにも「好奇心」が求められる時代です。Wewillでは経理をはじめとするバックオフィス業務を行うため、もちろん会計などに関する知識は必要になります。しかし実際、昨今の経理業務はそのほとんどがITの仕事となっています。そのためこうした会計ソフトやクラウドサービスをどのように扱い、組み合わせるか、それぞれの現場に合わせて考慮することがWewillのメンバーとして必要になります。基礎的な知識を越え、扱われるサービスやソフトの特性を理解し、お客様によりいい提案をするにはこの三つのキーワードが欠かせないと言えるでしょう。
最近では、経験を積んできたメンバーさんの自発的な取り組みから、データの扱いや各デバイスとの連携のポイントなどを、独自にマニュアル化するという良い文化も生まれています。このマニュアル化によってWewillのメンバー自身の業務理解や知識の定着というスキル向上にもつながっています。働きやすさの実現には、以上のようにお客様の成長を第一の目的とし、従来の枠組みを超えた自由な発想と自律心が重要だと考えています。
Wewillで扱っているものがバックオフィスである以上、メンバーの経歴はどんなものでも重宝しています。前職の経歴が経理や人事、法務と違うからこそ、一人一人の柔軟な発想で組織に多様性や幅が生まれると考えているためです。何事でも、自ら言い訳の利かない状況で責任を持って仕事をやり切った経験のある方は、自転車に乗るが如く、職場復帰されてもすぐに成長軌道に乗ります。ご自身の経歴を、ぜひWewillで活かしていただきたいと思います。面白い経歴を持った方は大歓迎です。
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Wewillでは、「バックオフィスをハックする」というミッションを掲げ、SaaSサービスを活用して中小企業のバックオフィスのデジタル化を支援しています。
私たちはメンバーが仕事を通じて自らの人生を設計できるよう、自律的に仕事を進められる環境づくりに努めています。この記事を読んで少しでも共感くださった皆様、是非Wewillで一緒に働きませんか?
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