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「やってみよう」が産んだ、ドラマの制作協力PJTに迫る。

今回は、いつもの記事とはガラッと雰囲気を変えて、アンティルが新たな挑戦として取り組んだテレビドラマの制作協力についてインタビューしました。

PR会社がドラマ制作協力に関わることになった経緯は?

現場では実際にどんなことが行われていたのか?

そして、エピソードから見えてきたアンティルの「今」と「未来」とは?

3名のメンバーにご協力いただき、オムニバス形式でお送りいたします。

ぜひ最後までご覧ください!

|目次|

⑴ すべてのきっかけは一本のDMから

ー松下さん

⑵ 社会人になって、かつての夢がかなった 

ー大森さん

⑶ 「新しいことをしなきゃつまらないじゃん?」チャレンジの先にあるビジョン

ー中野さん

すべてのきっかけは一本のDMから

本日は、ドラマの制作協力についてインタビューさせていただけるとのことで、何卒よろしくお願いいたします!まずは、プロジェクトの火付け役、松下さんにお話を伺います。

はい。お願いいたします!まずはドラマの制作協力の概要をお話しますね。

アンティルでは、10月10日(火)から放映開始となった、テレビ東京 ドラマチューズ!「くすぶり女とすん止め女」(毎週火曜日深夜24時30分~)に制作協力いたしました。

このドラマはPR会社が舞台となっており、様々な側面からサポートさせていただきました。

PR会社が舞台のドラマに、制作協力をすることになったんですね。どういったきっかけだったのでしょうか?

テレビのプロデューサーをしている級友から、インスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)で連絡をもらったのが始まりです。

PR会社を舞台にしたドラマをやることになったから、ヒアリングをさせてほしい、という内容でした。

友人同士のやりとりから、会社を挙げてのプロジェクトにつながっていったんですか?

そうなんです。

ヒアリングといっても私はまだ社歴が浅いので、業界やベクトルグループ全体に詳しい中野さんにも同席していただくことになりました。

そこで、私たちの会社がPR会社としてかなり充実した設備を持っていることや、実際に様々な案件に携わらせていただいているというところで、ドラマ制作にあたってヒアリング以上のことを何かお手伝いできるのではないか?という風に考えたんです。

最終的には、中野さんの営業力(笑)もあり、逆提案のような形で制作協力をさせていただくことになりました。

ヒアリングのご依頼が、まさか制作協力につながるとは…!ご友人も驚かれたでしょうね!

アンティルの文化が、本当に「新しいことをやってみよう!」という感じなんですよね。

あとは、もっと他にこういうこともできるんじゃないか?というサービス精神というか、他者貢献意識をみんなが持っているというのも大きかったと思います。

変化や挑戦をポジティブにとらえて面白がっていく雰囲気がつたわってきます。

桂社長も止めないし、上司の方もやろう!という感じだし、若手もどんどん乗ってくるような会社ですね(笑)

最高ですね!先ほど、「PR会社としてかなり充実した設備を持っている」というお話があったのですが、そちらについて詳しくお聞きしたいです!

はい、PR会社の中でも大手の会社にしかない強みなのではないかと思うのですが、私たちの会社はイベントスペースやスタジオを自社のオフィス内に持っているんです。実際にメディアの方やゲストタレントをお呼びして、そこでPRイベントを開催できます。

なるほど!ドラマの制作協力の際にも、一役買ったのではないでしょうか?

そうですね。

実際にロケハン(ロケーションハンティング/撮影で使用する場所を事前に下見すること)が行われる日に、ちょうどそこでイベントの準備をしていました。

記者会見の時に後ろに置いてあるパネル、バックパネルというのですが、ああいったものが設置されていたりと、PR会社のリアルな雰囲気をお見せできたのがよかったです。

実際にオフィスを使ってドラマが撮影されたとのことでしたが、アンティルのメンバーはどのような動きをされていたんですか?

現場はかなり過酷でしたよ(笑)

ドラマの制作チームは本当にハードに働かれていて、朝の5時から夜の11時まで撮影会場にいらっしゃるという日もありました。私たち社員は持ち回りで会場にいて、撮影スペースやその他着替えや控室などで使用する会議室を準備するなど、細かな作業や調整を任されていました。

ドラマ撮影にかかわる経験はこれまでになかったので、台本の読み方も、一日のスケジュールも、初めて教えていただくことばかりでしたね。どれくらいのカット数を撮るのかとか、控室はどれくらい必要なのかとか…。

おおー!想像以上の忙しさですね!

やるならとにかく全力でやってみようという社風なので、もう全面的に協力させていただきました。私たちとしてもこれまでにない貴重な経験をすることができたと思っています。

会社の業務と直接かかわりがあるわけではないのに、熱量が高いですよね。

そうですね。業績に直接的に影響することでもないですし、個人の目標数値や評価に大きく関係があるわけでもありませんが、それでもやりたいと言って手を挙げてくれるメンバーが多かったです。自分たちの目標以外のところでも何か頑張りたい、と思っている社員が多いのだと思いますよ。

会社の雰囲気と、ドラマ制作協力というプロジェクトがめちゃくちゃマッチしてますね。

はい!

新しいチャレンジに対して前向きなベンチャー感がありつつ、大手PR会社として提案の幅が大きいということが、今回のドラマ制作協力につながった理由であり、このプロジェクトが成功した要因の一つなのではないかと思っています。

アンティルの人、文化、環境の全てが相互に作用してプロジェクトを成功に導いたんですね。お話を聞かせていただきありがとうございました!

社会人になって、かつての夢がかなった

続いては、実際にドラマ撮影のエキストラとして参加された大森さんにお話を伺っていきたいと思います。

よろしくおねがいいたします!今年新卒入社した大森と申します。

どういった経緯で、エキストラとして参加されることになったのでしょうか?

アンティルの全社集会で、「ドラマの制作協力プロジェクトが始まるので、やりたい人は声をかけてください」というアナウンスがあったんです。

即挙手してプロジェクトに入れていただきました。

今年新卒入社とのことでしたが、入社してすぐにプロジェクトメンバーになったということでしょうか?

はい。アナウンスがあったのが7月あたりだったかと思うので、入社3か月とかのタイミングですね(笑)

本当に年次に関係なくチャレンジできる会社だな、と感じています。

入社すぐのタイミングということで、かなりの挑戦だなと思ったのですが、どうしてこのプロジェクトに参加してみようと思ったのでしょうか?

もともと、学生時代は演技の道を目指していて、演者として舞台に出たりしていたんです。だから、このプロジェクトのお話を聞いたときにぜひやりたいと思いました。

その後、エキストラとして参加できることになり…まさか社会人になってから、本物のドラマの撮影現場で演者としての経験ができるとは思ってもいなくて、棚から牡丹餅というか、自分ってすごいラッキーボーイだな!と思いました。

思いもよらない形で、自分の夢の実現に近づくことができるなんて、すごい展開ですよね。実際にやってみてどうでしたか?

出演できたこと自体が純粋に楽しかったです。小さいころからテレビで見ていた人が横にいて、その人のすぐそばで同じ画面の中で演技をする事ができるなんて、本当に役者みょうりに尽きるという感じでした。

逆に、大変だったことはありますか?

いちエキストラとして、現場の足を引っ張ってはいけないというプレッシャーが凄かったです。NGを出してはいけないのが大変でしたね(笑)

確かに、一瞬一瞬が真剣勝負の現場というのはずっと気が休まらないですよね…!今回のドラマ制作プロジェクトでの経験を通して感じたことや、今後やってみたいこととして見えてきたものはありましたか?

それでいうと、もともと僕はプレイスメント施策(テレビ番組や映画などの中で商品を登場させるPR手法)に興味があって、やってみようと思っていたんです。TikTokでショートドラマを作って、そこにPRしたい商品を登場させることで自然な形でブランドの認知向上やブランドイメージの定着を図る、というPR形式を作ってみたくて…。

このノウハウを確立して、クライアント様にパッケージとしてご提案できるものに仕上げるのが目標です。前からやってみたいと思っていた領域に今回本格的に関わらせていただいたので、これは運命だと感じました。目標達成に向けて取り組んでいきたいと思っています。

本当に運命的ですね!ぜひ引き続き頑張っていただきたいです。お話を聞かせていただきありがとうございました!

「新しいことしなきゃつまらないじゃん?」チャレンジの先にあるビジョン

最後に、この企画の立役者であり、アンティルの変革者である中野さんにインタビューしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

よろしくおねがいいたします。

中野さんは、今回の制作協力だけでなく、さまざまな新規プロジェクトの立ち上げに関わっておられると伺ったのですが…?

はい、そうですね!

「なんかこんなことできたら良さそうじゃない?」みたいな僕の提案から、本当に実現してしまうというケースは、今回の件以外にも多々があります。失敗することもありますが、今回のように全社を挙げた取り組みになるのは嬉しいですね。

巻き込み力や提案力だけでなく、実行に移すパワーがすごいですよね。なにかモチベーションがあるのでしょうか?

アンティルという会社を、PR業界で1番の会社にしたいという話は社内でよくしています。もっと規模の大きな会社もたくさんある業界の中で一番になる、というのはとてもハードルが高いことです。だから、普通のPRをやっているだけではなかなか逆転するのは難しいと思っていて…それが色々やってみよう、というモチベーションにつながっているのだと思います。

普通のPRをやっているだけでは競合他社に勝てない、だから新しいチャレンジに積極的ということでしょうか?

そうです。他社も日々成長していますから、彼らと同じスピードで成長していてはいつまで経っても1位にはなれない。そこをひっくり返すためには、おそらく今まで他社がやっていないことをやらないとだめなんです。新しいチャレンジが、アンティルのブランド価値の向上とか、新しいサービスの開発に繋がっていくかもしれない。だからいろいろ取り組んでいきたいというのが僕のスタンスです。

ものすごくハイスタンダードな考え方ですよね。そして、皆さんのお話を伺って、会社全体にそのスタンスが浸透しているようにも感じます。

「運命の出会いを、人と、モノと、コトの間へ。」というのがアンティルが掲げているミッションです。

史上初めてのことをやろう、初めてを作っていこう、という試みやスタンスが、運命の出会いを作り出すことに繋がっていると思います。他社がやっていないこと、特にPR業界の中で誰もやっていないことには、積極的に取り組んでしていきたいですね。

今回は新たなチャレンジとして、ドラマ制作協力プロジェクトをされていましたが、なにか今後の展望などはありますか?

これからも、ドラマの制作協力をしていきたいと考えています。

例えば、PRの観点から考えて、ドラマの中にこういう要素を入れるのはどうか?というような提案ができると考えていますし、すでにテレビ局の方と、今後のドラマについての議論をスタートさせています。

すでに今後のことを見据えたアクションをとられているんですね!

PR視点で制作協力をすることはアンティルにとってももちろんメリットですが、テレビ局にとっても価値を提供することができると思うんです。

アンティルのほうは、ドラマが有名になってファンがつくことで、知名度を上げることができ、武器や強みになります。

一方で、ドラマの中で効果的なPR施策を提案することで、テレビ局側も新しいサービスを作っていくことができるかもしれないですよね。例えば、クライアントさんに対して、ドラマの中に商品を登場させる権利を「広告枠」のような形で販売したりすることで、新しい価値を生み出すことができます。

番組制作にも費用が掛かるので、こういった新しいサービスのアイデアが、制作費を集める手助けになるのではないか…みたいなことを考えています。

Win-Winの関係で価値創造をして、新しい可能性を考えていきたいです。

ドラマの制作協力から、新しいサービスの着想へ、そしてテレビ局に対しても新しい価値を生み出していくアイデアづくりへ…と、可能性は無限大ですね。

でも、個人としては、単純に「新しいことをやってないとつまらないじゃん」とも思っています(笑)

かっこいいですね…!大変勉強になりました。お話を聞かせていただきありがとうございました!




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