世界を代表する会社を創る。
その実現に向けて、日本トレカセンターは今まさに事業と組織を急拡大させています。
「トレカ×テクノロジーで、感情を動かす体験を届ける。」
トレーディングカードという領域にテクノロジーを掛け合わせることで、これまでにない新しい価値を生み出しているスタートアップです。
変化し続けながら、10倍・100倍の価値創造を目指す組織。
そんな環境で今回話を聞いたのは、管理部で情シス・総務を担う押田さん。
経理からSE、フリーランスを経て、スタートアップへ。
幅広いキャリアを歩んできた押田さんが、なぜこの会社を選んだのか。その背景に迫ります。
(自作のポケモン「ボクレー」の小物入れと一緒に📸)
浅草育ちの"ものづくり少年"が、情シスになるまで
押田さんは東京・浅草出身。
幼い頃から秋葉原に足を運び、パーツを買い集めてPCを自作していたといいます。
「作るのが好きなんですよね。なんでも。」
その言葉通り、趣味の幅は驚くほど広いです。3Dプリンターでケーキの型を作り、金属プレートを加工し、電子基板まで手がけます。靴やサンダルも自作です。
「既製品ってどうしても『これがあったらいいのに』って思うものがあるじゃないですか。自分で仕上げれば、そういうのを全部組み込めるんですよ。」
“面白い”を原動力に、あらゆるものを作り続けてきました。それが押田さんという方です。
そして今、手に入れたいと思っているのが、あるキャラクターのフィギュアだといいます。
「なかなか手に入らないんですよ、ずっと探しているんですけど。だから自分で作ろうと思って、昨日の夜もずっと作ってました(笑)。」
自宅にはサーバーも構築していて、NASやクラウドストレージを自前で運用しているといいます。
「作る」という感覚が、趣味だけでなく気づけばキャリアの軸にもなっていました。
商業高校卒業後、簿記の資格を活かして経理からキャリアをスタート。
派遣で大手通信会社に入社後、自ら経理システムを構築したことをきっかけに、社員として引き抜かれ、事業計画・経理・SEを兼務。
その後は100名規模の企業で管理部副部長、フリーランスとして弁護士事務所や企業のシステム支援も経験してきました。
「ルーティンに飽きた」から、0→1へ
順調にキャリアを重ねる一方で、どこか満たされない気持ちがあったといいます。
「大企業って、安定した基盤を守ることが仕事になるんですよね。新しいことを入れようとしても予算がおりなかったり、副業もできなかったり。だんだん飽きてきちゃって。」
何十年と続く企業。安定した基盤。変わらない仕組み。
それは安心である一方で、「作る余白」はほとんどありませんでした。
やったことのないことをやりたい。作ったことのないものを作りたい。
その気持ちが、転職の背中を押しました。
そんな時に出会ったのが、日本トレカセンターでした。
面接で、後に直属の上司となる方からこう言われました。
「うちの方が面白いよ。」
「まあ確かになって思って(笑)。まだ立ち上がって2年ちょっとしか経ってない会社で、0→1ベースでいろいろ始められる。何でもできるのがいい経験じゃないか、って言われて、確かにそうだなと。」
その一言が、決め手になりました。
入社してすぐ、まず手をつけたのが通信環境の刷新。
当時の回線速度は10Mbpsという、動画視聴もままならない状態でした。それを全面的に改善し、安定稼働できる環境を一から作り上げました。
その後もテレブース、会議室システム、受付システムと、次々に環境を整備してきました。
まさに「何もないところに、基盤を作る仕事」。
それは押田さんにとって、これ以上ないほど面白い仕事でした。
楽しいこと、大変なこと。正直に話してもらった
この仕事の面白さはどこにあるのか。
そう聞くと、間を置かずに答えてくれました。
「環境を整えて、それで誰かが『使いやすくなった』って言ってくれる瞬間ですね。あと、新しいツールや仕組みを入れる時。何もないところに形を作っていく感覚が、ものづくりと同じで楽しいんですよ。」
そして、こんな話もしてくれました。
入社当初、新しいオフィスはまだガラガラでした。それが今や、毎週のように新しい顔が増え、次々と席が埋まっていきます。
「セットアップした人の顔、結構覚えてるんですよ。あ、この人のPC設定したなとか、片づけたPCだなとか。いっぱいになってきたなって思うと、自分頑張ったな、って。あと、チームができてきたな、って感じがして、それが嬉しいんですよね。」
大企業では「守ること」が仕事でした。ここでは「作ること」「増やすこと」が仕事になりました。
その違いが、押田さんにとって何より大きいようでした。
一方、大変なことについては、少し苦笑いしながら話してくれました。
「採用のスピードがとにかく速くて。入社2日前に『5名来ます』って連絡が来ることもあるんですよ。PCのセットアップからアカウント作成、入社説明まで一人でやっているので、正直リソースはギリギリです(笑)。」
週に4日、入社説明をこなすこともありました。
それが今の押田さんの日常です。大変ではあるけれど、その顔には不満ではなく、どこかやりがいの色がありました。
「会社が伸びてるからこその大変さなので、まあいいかなって思ってます。」
「勢いを殺したくない」。管理部という仕事の哲学
管理部の役割を、押田さんはこう表現します。
「レールの整備士だと思っています。AIも各ツールも自由に使える環境を整えつつ、個人情報やセキュリティのガバナンスというレールをちゃんと引く。会社の勢いを殺さずに、でもしっかり守る。」
新しいツールを入れたい、新しいことをやりたい、そんな声が日々あちこちから上がってくる。
それを頭ごなしに「ダメ」とは言いたくない。でも、無秩序に野放しにもできない。
そのバランスを取るのが、管理部の仕事だといいます。
AIツールの話をする時、押田さんはこんな例えをしてくれました。
「犬(新しいツールやアイデア)を危ないからってケージに閉じ込めるのは嫌なんですよ。僕らの仕事は、どこまでも走り回れる、広くて絶対に破られない『ドッグラン』を作ることだと思っています。柵(セキュリティやルール)さえしっかり作ってあげれば、ノーリードで思いっきり走らせてあげられますからね。」
止めるんじゃなくて、ちゃんと走れるようにする。それが、この会社における管理のあり方です。
「今のところ、全然飽きなさそうですね。」
そう笑いながら、今の状態をこう表現します。
「やらなきゃいけないことをこなして、その後にやりたいことをやる。今は正直、いろんなものがぐちゃぐちゃで乗り換えながら動いてる状態なんですよ。それを新幹線みたいにスムーズにしたい。そのためにはコストもかかるけど、ちゃんと理解してもらえているので。」
縁の下で、誰よりも会社全体を見ている。それが管理部という仕事の本質です。
向いているのは「料理人気質」の方
管理部・情シスに向いている方を聞くと、押田さんは迷わずこう言いました。
「料理人気質の人ですね。」
料理人は、複数の鍋を同時に管理しながら、それぞれの火加減を見極め、タイミングを合わせて仕上げていく。
情シスの仕事も、まさにそれだといいます。
総務・ネットワーク・PC・セキュリティ・アカウント・アプリケーションと、まったく性質の異なるタスクが同時に走り続ける中で、優先順位を整理しながら全体を動かしていく。
「スペシャリストよりも、ジェネラリストが向いています。PCスキルは後からでも全然身につくので、パソコンが苦手でも全然大丈夫です。」
そしてもう一つ、押田さんが大切にしていることがあります。
「困っている人に、自分から声をかけられる人。それが一番大事かもしれないです。」
押田さんは浅草の観光地育ち。道に迷っている外国人を見かけると、自然と声をかけてしまうといいます。
「どこ行きたいんですか?って、普通に聞いちゃうんですよね。英語が得意なわけじゃないんですけど、なんか放っておけなくて(笑)。」
この会社には「ええ奴」と「総力戦」というバリューがあります。
スキルよりも先に、人としていい方であること。
それが、この会社で働くうえで大切な要素だといいます。
人を放っておけない方が、会社を支えている。そんな場所です。
まずは一度、気軽にお話ししましょう。