合同会社Projimo 代表の西川です。 PMOとして4年、現場を回してきました。その前は公務員を16年。 この記事は、PMOという仕事に少しでもモヤモヤを感じたことがある人に向けて書きます。 「で、あなたは何をやってるんですか?」 PMOをやっていると、一度はこう聞かれたことがあると思います。 家族に。友人に。場合によってはプロジェクトメンバーに。 うまく答えられない。 「プロジェクトの管理を…」と言うと、「マネージャーとは違うの?」と返される。「進捗を管理して…」と言うと、「それって誰でもできるんじゃない?」と返される。 PMOの仕事を一言で説明するのは本当に難しい。 でも、説明できないのは、PMOの仕事に価値がないからじゃない。PMOの仕事が正しく定義されていないからです。 議事録係になっていないか 僕がPMOとしてアサインされた最初の現場で、求められた仕事はこうでした。 ・定例会議の議事録を書く ・課題管理表を更新する ・進捗報告のExcelを毎週埋める やりました。真面目に。 でも、半年やって気づいたんです。「これ、プロジェクトの成功に貢献してるか?」と。 議事録を完璧に書いても、プロジェクトが炎上する時は炎上する。課題管理表を毎日更新しても、誰も見ていなかったら意味がない。 PMOが「管理する人」として定義されている限り、この構造は変わりません。 PMOの本当の仕事 僕が現場を回る中で見えてきたPMOの本質は、「管理」ではなく「判断の材料を作ること」でした。 プロジェクトが迷った時に、意思決定者が正しく判断できるようにする。そのために必要な情報を集めて、整理して、見える形にする。 課題管理表を作ることが仕事なんじゃない。「この課題を放置すると、3週間後にリリースが遅れます」と言えることが仕事なんです。 議事録を書くことが仕事なんじゃない。「先週の合意事項と今週の発言に矛盾があります」と指摘できることが仕事なんです。 でも、多くの現場でPMOはそこまで求められていない。求められていないから、やらない。やらないから、「PMOって何やってるの?」と言われる。 日本のプロジェクト成功率は30% この数字、PMOをやっている人なら実感があると思います。 10本プロジェクトを走らせたら、予定通りに終わるのは3本。残りの7本は遅延するか、スコープを削るか、予算を超過するか、最悪の場合は中止になる。 これをPMOの力で変えられるのか。 僕は変えられると思っています。ただし、「議事録を書くPMO」ではなく、「プロジェクトの成否に責任を持つPMO」としてなら。 Projimoを作ったのは、そういうPMOチームを作りたかったからです。 PMOのキャリアに天井を感じている人へ PMOのキャリアパスって、実はかなり狭い。 SIerの中でPMOをやっていると、次のステップは「PMになる」か「管理職になる」か。でもPMO固有のスキルが正当に評価される場面は少ない。 フリーランスでPMOをやっていると、単価は上がるけど、結局は一人で現場を回すだけ。チームで大きな成果を出す経験がなかなか積めない。 どちらのパターンでも、ある時点で「この先どうするんだろう」と思う瞬間が来る。 僕自身がそうでした。 Projimoでは、PMOのキャリアに第三の選択肢を作ろうとしています。PMOとしてのスキルを活かしながら、チームで事業を作る。プロジェクト管理のノウハウをSaaSプロダクトに変える。 「管理する側」から「仕組みを作る側」へ。 まだ小さな会社です 設立1ヶ月。社員は僕だけ。売上はこれから。 でも、PMOという仕事の価値を本気で証明しようとしている会社は、日本にまだほとんどない。 もし今、PMOとしてのキャリアに少しでも疑問を持っているなら。 話を聞きに来てください。転職を考えていなくても構いません。 「PMOって、こういう仕事であるべきだよね」という話ができる相手がいるだけで、見え方が変わることがあります。 僕がそうだったので。 合同会社Projimo 代表 西川貴弘
合同会社Projimo
合同会社Projimoは、「PMOコンサルティング」「ITエンジニアSES」「AIプロジェクト管理プラットフォーム」の3本柱で事業を展開するスタートアップです。 【PMOコンサルティング事業】 PM(プロジェクトマネージャー)、技術リード、実務メンバーのチーム体制で、クライアントのITプロジェクトに参画し、品質管理・進捗管理・リスク管理・ベンダー調整を支援します。大手コンサルファームのような数百万円の費用ではなく、チーム型で品質とコストのバランスを実現します。 現在、大手企業のID基盤移行プロジェクト(予算8,000万円規模)にPMとして参画中。スクラム開発チームのマネジメントを担っています。 【ITエンジニアSES事業】 PMO・PM・フルスタック・AIエンジニアの常駐・リモート支援を行っています。東証グロース上場企業を含むパートナー企業と連携し、幅広い案件に対応。SES案件で実績を積みながら、将来的に自社SaaS開発チームへの転換パスも用意しています。 【AI業務支援SaaS(開発中)】 「PM初心者でも、このツールだけでプロジェクトを回せる」をコンセプトに、PMO業務をAIで自動化する自社プロダクトを開発中です。ワンクリックでの週次レポート自動生成、プロジェクト健全性ダッシュボード、Backlog/JIRA連携など、現場のPMOが本当に欲しかった機能を実装します。 技術スタック:Next.js / Python / AWS / Claude A