第1回紫大学「PM・PMOに求められる能力とキャリア構築」を実施しました👏

以下の記事でご案内した通り、5月28日に「PM・PMOに求められる能力とキャリア構築」というタイトルで第1回紫大学を実施しました！

当日は、これまで数々のプロジェクトへの参画経験があるＮ氏をお招きし、「PM・PMOが行う仕事とは何か」という基本的な部分から、求められるスキルやマインドセットなどについてお話いただきました。
また、実際のプロジェクトケースを想定し、PMとしてどのように対応すればよいかについてのワークも行いました。
以下、プロジェクトマネジメントを行う上で、私が特に重要だなと感じた点を簡単ではありますがまとめます！

①目的を常に意識すること
・プロジェクトを推進する立場として、目的（ゴール）を常に意識することが大切
・本来の目的から逸れた方向に進まないよう、本質に立ち返りながら、「この作業は本当に必要なのか」という視点を持つべき

②情報の非対称性の理解
・プロジェクトメンバーとの関わりにおいては、「自分と相手は違う」という前提のもと、自分の常識で話を進めないこと
・立場や役割が異なれば解釈も異なる。相手の考えに理解を示しながら全体最適を実現する方法を考える

③できない理由より、「どうすればできるか」を考える
・計画通りに進まないのが当たり前
・追加予算や増員などを検討する前に、今のリソースで対応できる方法がないかを考える

全体を通じた感想として、PMには高度なヒューマンスキルとビジネススキルが求められると改めて感じました。特に業界もメンバーもカルチャーも全く異なるプロジェクトでPMとして結果を出すためには、「柔軟な対応力」と「高いコミュニケーション能力」が不可欠だと感じています。

弊社のメンバーは大半が開発者としてプロジェクトに参画しておりますが、将来PMを目指すかどうかに関わらず、PMの視点を理解しながら日々の業務に取り組むことは、エンジニアとしての価値を高めるうえでも非常に重要だと感じました。PMがどのように物事を捉え、判断し、コミュニケーションを取っているのかを意識することで、自身の立ち位置や役割をより俯瞰的に捉えられるようになり、結果としてプロジェクト全体の成功に主体的に関わることができるのだと思います。

以上、第1回紫大学の振り返りでした！今後も紫大学を通じてメンバーの成長につながる機会を提供できるよう努めて参ります！