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航海士からスタートアップへ!過去の自分を救うためSaaSセールスに挑戦【社員インタビュー】

この夏、フィールドセールスとしてジョインした二之方。

船の仕事からキャリアを始め、コールセンター→IT営業→人材と多彩な道を歩んできた彼がアッテルに入社を決めた理由と、実現したい世界について聞きました。

ーこれまでの経歴を教えてください。

母子家庭で4人兄弟の一番上として育ち、働いて食べていく、家族を養っていくということについてはずっと身近で切実な問題として考えていました。親が医療職だった影響もあり、資格を持っていれば食べるのに困ることはない、と思ったのが一番最初に考えたキャリアです。そんな時、地元の高校説明会で、のちの母校となる高等専門学校と出会い、航海士になることを決めました。当時の自分にとって、最短ルートでお金を稼げる方法が船の仕事に就くことだったんですね。

5年半の学校生活を経て、21歳で就職しました。給与水準は一般的な21歳と比べてだいぶ高かったと思います。ただ、それまで仕事はお金をもらうことがとにかく重要だと思っていたんですが、内容や職場環境が自分に合っているものではないと感じるようになりました。このままこの環境で働き続けることに疑問を抱いて、そこで改めて自分がどういう人間になっていきたいか、どういう働き方をしたいかを考えるようになったんです。

そして23歳の春にキャリアチェンジを決めました。

ー船の業界からITの業界への転身を決めたんですね。

そうですね、産業として広がっていくIT業界で働きたいなと。そして自分自身机に向かって作業をするよりは人と会話する方が向いていると思ったことから営業の道を考え始めました。とはいえ学歴も職歴もない状態からのスタートなので、顧客対応や言葉遣いから学ぼうと、まずコールセンターで1年半働きました。そこでやっぱり人と話すのは性に合っていると再確認しましたね。

ちょうどインサイドセールスという言葉が一般的になり始めた時期で、経験を活かして念願のIT企業に営業として転職し、業界構造や基礎知識を身につけました。

契約社員として時給が上がったタイミングで、それでは次どうしようか、と考えたんですが、そこで思ったのが「自分の過去を救えるような事業をしたい」ということでした。自分は船の世界からIT業界に入るのに回り道が必要で大変だったけれど、今そういう立場にある人を助けられるような仕事をしたい。そう考えて、プログラミングスクールを運営している会社に転職しました。

スクールを受講してもらうtoCのセールスから、受講生の就職支援のための人材紹介の営業など、幅広い業務を経験しました。そしてこれからもHR関連の仕事で採用支援をしていくのであれば、人材紹介という枠組みだけじゃない支援の仕方がしたいと考えるようになりました。そんな中で会社の経営的な問題もあり転職を考え始めて、Wantedlyを中心にいろんな会社さんとカジュアル面談をしていた時に出会ったのがアッテルです。



ーアッテルに興味を持ったのはどういった点でしたか?

組織を分析して、会社に合うかという目線で採用を作っていくことで、いわゆる「上司ガチャ、配属ガチャ」という世界線をなくせるんじゃないかという可能性を感じたことです。

船の業界に入った時、完全にミスマッチを感じたんです。それは乗っている船の環境とか当時の上司との相性とかいろんな要因があったと思うんですけど、そこでもし何かひとつ違っていたらずっと船乗りでいたかもしれない。どこで誰と働くかというのは人生を大きく左右する問題ですよね。その人生に左右する問題をアッテルなら、「転職しない選択ができる状態、逆に満足した転職ができる状態といった人と企業のミスマッチを、仕組みの上で解決できる状態」を作れるんじゃないかと思いました。

それからもう1点、カジュアル面談で初めて塚本さんとお話しした時に「スタートアップだからこそ、今のフェーズだからこそ経験できることがたくさんある」という話をされて。これまで経験した企業が大企業と急拡大したスタートアップだったので、経験したことのない規模で挑戦したいな、シードかシリーズAあたりがいいなと思っていたので、シードフェーズのアッテルは魅力的だったというのもあります。

ーアッテルの選考では最終選考で、入社後の動きを想定したディスカッションを実施しています。受けてみてどうでしたか?

めちゃくちゃよかったです!可能ならどの会社でも絶対やったほうがいいと思ってます。

僕はフィールドセールスの選考テーマだったのですが、そもそも転職活動は自分を商材にした営業活動だと思っているんです。自分がどういう価値を提供できるかを訴求して、どう動いていくかというのを自分の提案を通して考えるのが大切だと思うので、それを実践するすごくいい機会になりました。

塚本さんからロジカルなフィードバックをもらって、自分がどれくらいの数字をあげられるか、どういうスタイルで、どういう考えで動いてきたのか、逆にどういう視点が抜け落ちていたのか、新たな気づきを得られました。もちろん緊張しましたが、転職面接はこれくらいの緊張感があった方がいいとも思います(笑)。

提案して自分の考えをぶつけて、至らなかったところをフィードバックしてもらえる。正直選考の後は「落ちた」と思ったんですけど、この選考で話した、考えたことは別の会社を受ける時にも活かせるなあと考えていましたね。入社後の具体的な動きをディスカッションするので、オンボーディングもスムーズになると思いますし、いいことだらけじゃないでしょうか。

ー大絶賛ですね!では、実際に入社してみてどうでしたか?

ちょうどコロナが大変な時期で、フルリモートでの入社になりましたが、リモートで仕事する環境を整えていなかったのが大変だったくらいで、それ以外はスムーズでした。

でも、塚本さんは話す言葉とかよりもご本人の空気感が優しい人なので、直接話した方がその優しさが伝わる気がしますね。オンラインだけだと伝わらないかもしれない(笑)。

一緒に働くメンバーは、正直みんな優秀すぎて怖いくらいです。だからこそ新しい刺激を受け続けてますし、逆境の心が身につきました。

個人的には入社と同時期にセールスの学校にも通っていて、営業の本質を考えるようになりました。営業と販売は違うとか、ただ単純にアッテルのサービスを売るのか、本質的なアプローチをするのかとかいうことですね。


ーアッテルで働くことで得られると感じたものはありますか。

まずロジックの組み方、ロジカルな考え方ですかね。ミーティングでよく言われるのは「現状と、目的と、そのギャップを埋めるための課題と打ち手」ということなんですけれど、すごくロジカルシンキングのトレーニングになると思っています。

それから、単純にプレーヤーじゃなくマネジメントとして事業を作る側になるために必要なことを近くで学べる、吸収できるということです。特に塚本さんみたいな人と密にコミュニケーションを取れるのは仕事においても人生においても貴重な機会だと思っています。事業を伸ばしていくタイミングで、事業責任者の方とフラットに話せるというのは今だからこそできる価値だなと感じていますね。

ー転職活動されている方へのメッセージをお願いします。

経験から言いますと、特に異業種の転職を志している方は、まず自分が何をしたいか、どういう状態でいたいかというのを決めたほうがいいと思います。僕の軸のひとつは過去の自分の負を救うみたいなところだったりするんですけど、自分自身どういう事業をしている会社でどうなっていたいのか、を定義するとうまくいくと思います。

ーありがとうございました!

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