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「SOZOWでの体験があったから、いま私は私らしく生きれてます!」っていう子を一人でも増やしたい。

子どもたちの想像力・創造力を育もうとオンライン教育事業を展開するわたしたちSOZOWが、どんな思いや背景を持ちながら向き合っているのかを紹介します。
今回、SOZOWのアクティビティのガイドやSDGsコースのメンターとして活躍している、「リッキーさん」こと板倉優也さんにインタビューしました。

ガイドは子どもの”感性を引き出す”仕事

―リッキーさんはSOZOWで*アクティビティの司会進行を務める「ガイド」をされていますが、ガイドをやっていて得られるものはなんですか。
ガイドとは、アクティビティの司会進行を務めるだけでなく、子どもたちに問いを投げかけ、意見をすくいとることが主な役目です。

ガイドだからこそ得られるものは、子どもたちの多様性を直接感じられることです。
SOZOWが大事にしてる価値観に「人と違っていい」があります。
ぼくはSOZOWと出会ってからは、むしろ「人と違う方がいい」くらいに思うようになりました。
ガイドをやってて、「こんなにみんな意見が違うんや!」とか「こんな意見もあるのか!」なんて具合に毎回、驚きの連続です。笑

プロライブでガイドをするリッキーさん。子どもたちからの意見やアイデアにワクワク!

ガイドとして子どもたちの意見に触れていると、自分自身も新たな認識を得ることができるし、心底「楽しい空間にいるんだるな」って実感してます。
SOZOWのガイドの最大の魅力は、子どもたちの個性が際立っていくことを目の前で見れることなんですよね。
アクティビティが終わった時なんかは、すごく充実したエネルギーを子どもたちからもらってるような気がします。
あと、何より子どもたちのリアクションが大好きで、笑顔をしわくちゃにしながら笑ってる表情を見てると心の底から幸せを感じちゃうんですよね…。

ーガイドとして常々、意識してることは何ですか。
過去に人力車を引いてたんですが、人力車の仕事はただお客さんを乗せて走ることじゃなくって、お客さんの感性を引き出すことだと考えてました。

「お客さま、あちらに注目してみてください!」
「目を閉じて、耳をすませてください。何か聞こえませんか?」

そんな風に声がけしながら、お客さんがそれまで見たことのない景色とか、一見すると大した価値のないように思えるけど知るとおもしろいなって思えることを案内するんです。
SOZOWのガイドもそれと似ているなと思っていて、子どもたちの「今、この瞬間に感じてること」をどうやって引き出すか、が大切だと思っています。

それをうまく引き出すために、ぼくがガイドをやる上で意識してるのは、子どもたちに「これが答えなんだよ」って誘導しないこと。

むしろ、子どもたちからそれぞれがたどり着いた答えが出るような問いかけをすること。

「何を言ってもいいんだよ」「どんな答えでもいいんだよ」という雰囲気を作ることを強く意識していますね。


―SOZOWでのガイドを通じて、子どもに対する見方や接し方はSOZOWに関わる以前と比べて変化は起きましたか。

ちょっとおかしなことをいいますけど…子どもって人間の最終進化系なんじゃないかと思っています。
遠慮のない物言いをするし、目で見たままの情報や体感したことを率直にぶつけてくるし。
あの自然体というか、ありのままの状態で生きれてることってとても幸せなことじゃないかなぁ…なんて思ってます。
よく大人になってから「子どもの時は楽しかったな」なんてなげいてしまう人がいますが、「そこや!そこをどうにかせなあかんのや!」と思っています。

子ども時代をふりかえりながら「今も最高に楽しいな!」って言える毎日でありたいですよね。

子どもの時って余計なことを考えずに素直な感情や主張を率直な言葉でいえてたのに、大人になっていろいろな知識や経験が増えてくると、周りの視線を気にしてついつい賢く振る舞おうとしてしまう。
大人になってから学ぶこともたくさんありますが、一方で、大人になったからこそ失っていくものもありますよね。

たとえば、時間を忘れて没頭するとか、大人になるとつい時間を気にして没頭する時間を取れなかったりしますよね。
だけど子どもの頃には時間なんて気にせず、のめり込みたいだけのめり込んでたと思うんです。
それをいつでも取り戻せるようにするためには、素直に自己表現ができるようにしていくことが大事なんだろうと思っていますし、それに気づけたことで改めて「子どもって偉大やな!」って心底思えてます。


ガイドとしての”ブランド力”を高めたい

― そもそも、どういった経緯でSOZOWへ参画することになったんでしょう?

ぼくが友人に誘われて行ったバーの店主の方がSOZOWの立ち上げに関わっていた方で、ぼくがバーに行ったときに「いま、こんな仕事あんねんけど、興味ある?」とフランクに紹介されたのがきっかけでした。

SOZOWの様子を動画で見せられて、漠然と「おもしろそう!ぜひ関わってみたいな!」と思いすぐにSOZOWのオフィスに訪問しました。

そこで代表の小助川さんといろいろとお話をして「リッキー、ガイドやる?」って誘っていただいたんです。

ぼくもぼくで好奇心旺盛だから、自分が興味を持ったことはとにかく何でもやってみたいタイプで…。
とんとん拍子に話が進み「ガイド」として正式にSOZOWの一員になりました。
ただ、働きたいと思った理由はいくつかあって、まず1つは「やってることが最先端やな…!」と。

実は、SOZOWに出会う前にもZoomを使ったオンラインツアーの仕事をやっていたんですよ。
ぼくが現地の様子をZoomを使ってリポート形式で紹介する様子を観覧してもらうんです。

でもSOZOWの場合、*OBSで一度に何十人何百人の子どもたちの表情をドーンっとガイドの背景に映しているんですが、最初にそれを見たときに子どもたちの反応をリアルタイムで知ることができる体制が整えられていることにすごくワクワクしたんです。

⋆OBSとは、Open Broadcaster Softwareの略で、OBS Projectが開発・保守している無料のストリーミング配信・録画が可能なソフトウェアです。リアルタイムなエンコードとブロードキャスティング(配信)ができることが特徴。

配信する側からの一方通行じゃなくって、参加してくれてる子どもたちと相互にやり取りができるし、一対多数のオンライン上でのコミュニケーションをここまでインタラクティブに実現できるものか…と面食らいました。

ガイドと子どもたちが同じ熱量で、気づきや学びを共有しながら進行していく様子を見てただただ純粋にすごいなって…。

それを自分ができる!と考えるだけでとてもワクワクしたのをよく覚えてます。
あとは代表の小助川さんの「教育を変えていきたい!」という熱い想いに共感したことも理由のひとつです。
ぼく、SOZOWに関わるようになるまで、正直「教育」についてあまり考えたことがありませんでした。

でも、小助川さんの話を聞くと「教育をマジで変えたいんだ!」っていう情熱がビシビシと伝わってきて、思いきり感化されました。

―SOZOWにはガイド以外の役割もありますが、なぜガイドとしての活動を選ばれたんですか。

ぼくが仕事をするうえで大切にしている考えの一つに「この仕事をすることで何を自分の中で価値とするのか」を自身へ問うようにしてるんですね。

そこで、ぼくがSOZOWで働く価値として見出したことのひとつが自分のブランド力を高めることです。

SOZOWのガイドは表舞台に立つ人であり、サービスの先端に立つ人です。

自分自身がキャラクターとして商品になり得るポジションで、なおかつ、自分のブランド力を高めるための最適なポジションでもあると思っているので、そこに価値を感じました。

オンラインでしかも複数相手となると新しいチャレンジでワクワクしますし、子どもたち相手だと何より楽しいですしね!

ただ、同じことをやり続けるよりも、ドンドンと新しいことにチャレンジして自分の可能性を広げていきたい性分なので、居心地のいいことだけに安住することはしません。

最近だとガイドのような表面に立つだけでなく、サービスの根幹でもあるコースプログラムの設計やコンテンツを考えたり、プロライブをはじめとした単発イベントや企業等とのタイアップ企画にもガンガン関わったりと自分の中で新しいことにも挑戦しています。

「Money Forward×アビスパ福岡」による共同企画で、「お金の勉強会」のガイドをするリッキーさん

マイク持って喋るだけじゃなくて、登壇してくれるプロにインタビューしたりリアルイベントで他県に赴いたりすることは、ぼく自身の好奇心を掻き立ててくれるものですし、これからもやっていきたいなって思ってます。

SOZOWにかかわる人を増やしたい!

―ガイドとして、メンターとして、これからSOZOWをどんな場所にしていきたいですか。

「SOZOWでの体験があったから、いま私は私らしく生きれてます!」っていう子を一人でも増やしたいです。

いまも保護者の方から「SOZOWに入ってうちの子、ほんとに生き生きしてるんです!」というお言葉をいただくことがありますが、それが本当に本当に嬉しくて…。

そんな風に生活体験が変わったと実感できる人たちを増やしていきたいと考えてます。

そのための具体的な方法として、SOZOWのコースの種類がもっと増えるといいかもしれませんよね。

これはぼくの個人的な願望も入っていますので、実際にプログラムとして組み込まれるかどうかは別なことを前提に話していますが!笑

今のSOZOWのコースはデジタルクリエイティブによってるものが多いですよね。

これはこれですごくいいと思っているし、ぼく自身もガイドとして、メンターとして子どもたちと一緒に活動する中で学びも気づきもたくさんあるし、生きていく上で必要不可欠なものだとも考えてもいます。

ですがもし、今よりもバラエティ豊かなコースがたくさん用意できたら、よりたくさんの子どもたちがもっと自分らしく夢中になれるSOZOWになるんじゃないかと思っています!

もちろん自分が新しいコースを生み出せるような人間になっていきたいですし、「面白いコンテンツを生み出せるような楽しい大人たちが集まるSOZOWになっていけば最高だな!」と思います。

そのためにも、SOZOWの認知度をもっともっと上げていきたい!

いろんな面白い大人たちが関わってくれて、もっとたくさんの子どもたちの好奇心と探究心を刺激しまくっていきたい。

それを実現するためにも、いまはまだまだ世間的な認知が足りてないと実感するし、大きな課題だなと。

だから認知度を上げていきたい。それこそ、「SOZOWタイムスタート!」が流行語になる未来が訪れるようにしたい。

流行語になるかどうかも含め、世間の認知をどうやって獲得していくのか。

そのために自分に何ができるのかを考えると、媒体を問わずに多くの目に止まりやすい場所で、認知してもらうことなのかなと思っています。

そのためにもこれからはもっとYoutubeにも力を入れて、企画をどんどん出していきたいなと思ってます。

満面の笑みのリッキーさんですが、この後、真冬の寒空の下で滝に打たれます。
※リッキーが滝行やボルダリングに挑戦している、SOZOWのYouTubeチャンネルはこちら

面白い企画をバシバシ出していくためには自分自身が子どもたちに負けないくらいいろんなことに挑戦して、感性がつきうごかされることをやっていくことも必要でしょうし、そんな「夢中になれる大人」の姿を見て、子どもたちも「自分らしくやりたいことをやって幸せに生きたい!」って好奇心を爆発させるようなサイクルを生み出したい。

ぼくのライフテーマでもある「自然」をうまく絡めていけた方が絶対いいなぁ…なんて漠然と思ってたりします。

それこそアクティビティはオンラインでのアクティビティもいいけど、外に出ていって自分で体を自然を相手にぶつけていく、自然に立ち向かっていくなんてことでもいいんじゃないでしょうか。

とにかく、個人としてもSOZOWとしても、こんな風にいろんな未来が想像できちゃうのがいいところだと思ってます。

夢中になれる人たちがいるからこそ面白いですし、繰り返しになりますが関わってくれる大人も子どもも増えていってほしいし、増やしていきたいですね。

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