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働く心構え。ハーブが提唱する「マインドセット」とは?

私たちが所属しているハーブ健康本舗(以下ハーブ)という会社には、たくさんの社員が所属しています。経営ビジョンの実現に向けて、ハーブの社員ひとりひとりが、チームにおける自分の役割と責務を果たし、協力しながら日々の業務に取り組んでいます。

組織として大きな目標に向かって進んでいく上で、組織に所属する「人」はかけがえのないものであり、個人がパワーアップすることで、会社組織全体もさらに前進することが出来る、という考えのもと、ハーブは組織運営や教育体制を構築しています。

では、個人がパワーアップしていくためにはどうしたら良いのか…ハーブはこの問いに対し、「マインドセット」という、働く心構えを提唱しています。

実はこのマインドセット、会社の基本的価値観のひとつとして、 2021年1月より新たに資料化し、社内共有された考え方なのです。3年後の150億円達成という新しい売上目標が設定されたいま、なぜマインドセットを提唱したのか、そもそもマインドセットとはいったい何なのか…?ハーブの代表・永松に聴いてみました。

マインドセットってそもそも何?なんのためにあるの?

※普段とても忙しい永松を捕まえる(笑)ため、経営企画の朝礼に参加していた永松を突撃しました。

― いきなりですが、この前社内にも共有された「マインドセット」について、もう少し理解を深めたいと考えています。社長、教えてください!

永松
良いですよ。そもそも、「マインドセット」って何なのか分かりますか?

―  ネットで調べると「過去の経験、環境、教育、先入観から作られるその人の思考パターン、考え方、心の状態」を指す言葉だという風に説明が出てきます。 要するに、働く上での心構え、のようなものでしょうか。

永松
そうだね。このマインドセットには2つの種類があります。ひとつは「成長マインドセット」、もうひとつは「固定マインドセット」。どう違うかと言うと、「成長マインドセット」は、努力次第で能力はいくらでも成長できる!という考え方、「固定マインドセット」はその逆で、努力しても何も変わらない…という考え方なんですね。どちらが良いかは、言わなくても分かるよね?

― 成長するために努力し続ける、成長マインドセットが良いと思います。

永松
ですよね。たとえば仕事上でミスがあった時に、成長マインドセットをもっていれば、ミスした事実をありのままに受け止めて、どういう風に努力すればミスを挽回しさらに成長できるか…と、前向きに問題解決に取り組めますよね。会社としても、この「成長マインドセット」を皆さんにもってほしいと考えています。

― お話いただいた成長マインドセットをベースとした、ハーブで働く上で求められる“ハーブ流マインドセット”が、今年から会社の研修資料として言語化されました。なぜ会社としてマインドセットを提唱したのでしょうか?

永松
全員が共通のマインドセットをもつことで、組織を強くできると考えているからです。そもそも会社は、経営ビジョンを実現し、事業目的や全社目標を達成するための組織です。うちの会社の経営ビジョンは何だった?

― 「ユーモア」と「品質」を磨き、世界でいちばん強いファンをつくろう…ですね。

永松
そうですね。世界中にハーブファンをつくるには、まずはひとりひとりが経営ビジョンや事業目的を理解していることが大前提です。そして、みんなが「お客様に喜んでもらえる価値を提供しよう」という高い志をもって、同じ気持ちで業務を推進してくれることが重要だと考えています。

― そういった組織を可視化したのが、研修用の資料に載っている「組織形態の図」ですね。

永松
図のように、社員全員が同じ方向(目的とゴール)を向いて進んでいく組織が理想と考えています。でも、この組織づくりは本当に難しいですね…。少人数でやっていた時は、僕がどんな風に進めたいかがすぐに伝わっていたんだけど、社員が増えていくにつれて、自分の想いが伝わりにくくなったり、なんとなくバラバラだな、と感じていた時期があったんよね。あの頃は、どうすればうまく会社を良い方向に進められるんだろうかと思って、組織論の本を読んだりして色々勉強しましたね。

― 社長も悩まれていた時期があったのですね…。

永松
もちろん僕も人間ですから、悩むこともありますよ。そうして勉強していく内に、“会社は人で成り立っている”ということに改めて気付いたんだよね。だったら人にアプローチをしないといけない。会社に所属するひとりひとりが同じ志をもって前を向いて進むには、同じ志をもてるように言語化することが大事なんじゃないかと思って、ハーブの「理念」や「ビジョン」、「クレド(行動指針)」、そして今回の「マインドセット」をつくり、共通の認識をもてるようにしたんですね。

マインドセットで最も大切な○○○○○という考え

永松
ハーブにとってどんなマインドセットが大事なのか、いざ言葉にしようとすると結構難しくて、資料をつくる時点でも結構悩みましたね…。自分自身の経験も振り返りながら検討していく中で、仕事をする上で重要なマインドセットは色々あるんだけど、 会社にとっても社員(個人)にとっても、 「当事者意識」が 最も重要なんじゃないか、と考えるようになりました。

― 当事者意識、ですか。

永松
当事者意識というのは要するに、会社で起こる全ての問題や課題を、自分の問題や課題として捉えるってことなんだよね。つまり、会社の中で何か問題が起きた時は、見て見ぬふりをするのではなくて、自分に少しでも何かできることはないかと、自分が経営者の意識で主体的に考えて、発言したり行動したりしてほしい、ということです。

― 確かに大事だとは思うのですが、様々ある価値観の中で、なぜこの当事者意識が 社員(個人)にとっても重要なのでしょう?

永松
それは、当事者意識を持って行動することが、周囲からの信頼を集め、その人の成長にもつながると思うからです。自分のことではないのに親身になって相談にのってくれたり、困っている人や会社全体のことを思って一生懸命サポートしてくれる人を見てどう思いますか?

― やっぱり、その人のことを「いい人だ!」「信頼できるな!」と思います。

永松
そうだよね。これって長期的にみると、その人にとってもの凄くプラスになると思います。それに、会社の中で起こる問題に対して、当事者意識をもって発言・行動するというのは、経営者の感覚を持っていないと出来ないよね。そういう人は、「この部署にはこんな問題があるんだ」とか、「この問題はこうしたら解決できるんじゃないの?」とか、今まで知らなかったことを知れたり、色んな気付きを得られて、知識・経験・対応力が自然と身につくと思います。

― 視点を変えることで物事の見方が変わり、それが問題解決や自分の成長に繋がる、ということですね。

永松
しかも、ここ数年の社会は、働き方改革だとかコロナだとか、変化が本当に激しいよね。その中で、たくさんの課題に対しどう考え、どう行動するか、もはや他人事ではいられない世の中になっていると感じています。自分事として捉えて積極的に関わることで、成長のきっかけを増やし、この激動の時代を生き抜くことが出来るんじゃないかなと思い、当事者意識を会社の大事な考えであるとしました。

― いまハーブでも一部リモートワークを実施していますが、リモート中って会社の人と離れている分、今まで以上に自分自身で仕事を推進することが求められているように感じています。設定された目標に向かってタスク管理したりモチベーションを維持したり、いままで会社で近くの同僚と話しながらやれていたことを、自宅でひとりで推進しないといけなくて。当事者意識の“自分事として考える”のは、こういう場面で必要性を実感するんじゃないかと思いました。

永松
ひとりでやっていくのは大変だよね。もうひとつあるとすれば、そもそもで仕事している時間って人生の大半を占めているから、そこを受け身で過ごしてほしくないなってところなんだよね。どのくらいの割合を仕事で占めているか、計算できる?

― 単純計算すると、仮に1日8時間働くとして、それが週5日だから1週間で40時間。1ヶ月でだいたい160時間、1年で1920時間を働く時間に費やしているということになります。

永松
これだけの時間が有意義で充実したものになれば、人生ってもっと豊かにすることが出来ると思うんだよね。だから、仕事を自分の人生の重要な一部として捉え、「私の会社」という当事者意識のマインドを持って仕事をしてもらいたい、と思っています。

― 当事者意識をもって仕事に取り組むには、具体的にどうすると良いでしょうか?

永松
一番早いのは、発言・会話の主語を常に「自分」に変えるのが良いですね。意外とやっていない人が多いんやけど、それって当たり前なんよね。自分のこととせずに、別の人や会社にやってもらった方が楽やからね。ここをしっかり意識して、発言・会話すると、すごい人になると思いますね。

― まずは言動を変える、ということですね。

永松
その他で言うと、物事を素直に受け止めるというのも、この当事者意識をもつ上で大切なことですね。

― 素直な心が大切だというのは、クレド(行動指針)にも書いてありますよね。

永松
何か困ったことや問題が発生した時、言い訳や責任逃れをせず、まずはありのままの現状を素直に受け止めることが出来ないと、当事者意識で「これは自分の問題だ」とは思えないよね。素直な心はプロを目指す上でも非常に重要な要素ですから、常に自分を見つめ直して、何事も素直に捉えることを習慣にしてほしいと思います。

おしまいに

先日、3年後の年商150億円達成に向けての会社方針についてブログを公開しましたが、そこでもお伝えした通り、いまハーブは会社全体として、「お客様にファンになっていただく」というビジネスの本質に立ち返り、提供する商品・サービスをさらに磨いていこうとしています。

お客様に期待を超える喜びと感動を提供する、高品質で魅力的な価値を生み出すためには、社員ひとりひとりのちからが大きく影響します。だからこそ、いま改めて、ハーブ社員の心構えとしてマインドセットが提唱されています。

「すごいの出そう」の会社の名に恥じぬ、すごい商品やサービスで、お客様にファンになっていただくためにも、当事者意識をもって仕事に取り組み、高いマインドセットで常に成長できるよう、気を引き締めて仕事に取り組みたいと思います。

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