2年間！沖縄から東京へ飛行機通勤していた採用担当

長田珠里, 村岡昂哉他2人

人材開発マネージャー, ITサービス事業部セールス

長田珠里

株式会社ハイパードライブ / 人材開発マネージャー

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村岡昂哉

株式会社ハイパードライブ / ITサービス事業部セールス

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浅田剛治

株式会社ハイパードライブ / 代表取締役社長

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永江愛香

株式会社ハイパードライブ / 管理部長

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on 2021/08/11

ハイパードライブで働き始めて今年で4年目。

夫の転職で沖縄に引っ越しました。

実は、結婚するタイミングで東京に来て、自分の転職でハイパーと出会い、今度は主人の転職で沖縄に戻ることに。行ったり来たりを繰り返しています。

今回は、私が沖縄行きを会社にどんな風に報告し、今どんな風に仕事をしているかをお話しします！

沖縄行きの話を上司に報告するにあたり、辞めろと言われたら辞める覚悟で時間をもらいました。コロナ禍でリモート勤務も増える中、東京でオフィス勤務することが条件だと言われることがあるとしたら、それはもはや自分の実力不足だと思っていました。

どうやって働こう。

不思議がられるかもしれませんが、辞めるという選択肢は1mmもなく、どう続けていくかで悩みました。

採用に関する業務は自分に任せていただいていることがほとんどです。この状況で辞めることは、会社に対する責任を放棄するのと一緒だと思っているし、体制も整っていなければ後輩にも教え切れていない。応募者の方々や取引先など関わる全ての人にも多大な迷惑をかけてしまう。複数の理由から、辞める選択肢はありませんでした。

辞める選択肢はありませんでしたが、夫と一緒に引っ越しするか、私は東京に残って単身赴任(?)するかは迷いました。

自分の仕事もあるし、数か月東京で働いてから沖縄に行こうかとも思いました。そのことを上司に相談したときに言われたのが

「今の珠里が充実しているのはご主人と良い時間を過ごしているからでしょ？こっちに1人で残ると仕事だけになるよ。あなたの人生はそれで良いの？」

主人と一緒にいたいし仕事も辞めたくない。この言葉に背中を押され、沖縄で働く意思が固まりました。

とはいっても前例はありません。社長がOKと言う保証もありません。

担当しているのは人事業務ですから、全部がリモートで完結する仕事ばかりではありません。気軽に行き来できる距離ではないですし、対面の面接はできないし、研修も担当できないかもしれない。それでも変わらずにいられるベストな働き方を模索しました。

心配事や問題を一つずつ潰しながら検討を重ねた結果、学生の採用イベントなどを中心に、月に２回程度東京に出勤する事で、会社の変化をきちんと把握して、温度感がズレたりスピードが鈍る事なく、これまで通りマネージャーとして人財開発部の業務を担当するという方針が決まりました。部長と一緒に「資料を作って浅田さん（社長）にプレゼンしよう」と話もしていました。

そんな中、人事MTGが急遽行われることになり、何の準備もできていないまま、社長に伝えなければいけないタイミングがきてしまいました。

「主人の仕事の都合で沖縄に行くことになりました！」

結論から伝えたので、とても驚かれました。

辞めずに続けたい大好きな会社で、誇りを持って取り組んでいる仕事なのだということ。どうしてその決断に至ったのかということ。どんな働き方をしたいと思っているのか。そんな話を真心を込めてお伝えしました。

浅田さんは第一声

「（続ける選択をしてくれて）ありがとう」

と言ってくれました。

「家族との時間があってからこそ。体は資本だから体調管理に気を付けて、無理のない範囲で貢献して。」

自分の担当業務やこれからの働き方に対して、全面的に信頼していただけることに心から感謝しました。

こうして、当社初の飛行機通勤という、新しい働き方が始まりました！

最初はリモートに難しさを感じました。

同じ空間で顔が見えない分、声をかけて良いタイミングか迷うことも多々あり、共有事項がどうしても遅れてしまう気がしたし、その場で行いたいミーティングなどもリモートでやることに、すぐには慣れませんでした。

後輩も遠慮があったのか、確認や共有の電話をする時「電話してもいいですか？」とチャットやメッセージなどを挟んでくれていたので、通知に気付くのが遅れると時間がかかってしまう。業務全体のスピードが落ちてしまうのではないかと心配したこともありました。

確認している場合じゃない！とお互い思い始めてからは、遠慮なしに電話をしまくっています！今ではWEBカメラ越しに以前と変わらない「指導（叱ることも！褒めることも！）」ができていると思います！

もし私と同じような状況になる人がいたら、その人が何も躊躇せず世界中のどんな場所からでもハイパードライブで働き続けることができるように、遠隔勤務の壁を解消しておいてあげたいと思います。それから、その人のパフォーマンスは、今の私が基準になると思いますので、しっかりと業務の量と質にこだわり良い見本になりたいと思っています。