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~VISIBRUITはこうして生まれた Vol.2~顧客に価値を提供し、感動してもらえた先にフロンティアがある~


秋山です。創業ストーリー前編はいかがだったでしょうか?
前回は創業者2人の出会いから起業を決意するまでの道のりをお届けしました。
まだ前編をご覧になられていない方はこちら↓からご覧いただけますと幸いです!

~VISIBRUITはこうして生まれた Vol.1~スキルセットもキャラクターも対称的な2人の出会い~ | 株式会社VISIBRUIT
こんにちは。20卒内定者の秋山です。(こういう者です: https://www.wantedly.com/companies/company_6861606/post_articles/207466) ...
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今回は創業時の悪戦苦闘やこれからのヴィジブルートについてお伝えします。
ぜひ最後までお付き合いください。

起業にはどんな思いがあったのか?

専門家として目の前の顧客に価値を提供し、我々の仕事に感動してもらえた先に見えるものがある

平川:採用市場の効率化、学生と企業の関係をより対等にしたいという思いはありましたが、最初から絶対的なビジョンがあるわけではありませんでした。

世の中のスタートアップの形として、まず大きなビジョンとそれに沿った業務内容、そこから膨大な資金調達をして事業をスタートしていく、その後すぐEXITするなりうまくいかなかったら他の事業を行っていく、というスタイルもありますが、ヴィジブルートは違いました。

採用市場の非効率性、情報の非対称性について問題意識があり、どうにかしたいという思いはありながらも、まずは目の前のクライアントに対して価値を提供して、その対価を貰うべきだと考えていましたし、今もそうあるべきと考えています。その繰り返しの先にフロンティアが見え、新しいことに挑戦し、自分たちが実現したいことも形になると思っています。そして会社のビジョンも変わり続けると感じています。

佐藤:採用領域において圧倒的なNo.1になりたいとも思っていました。そのためにはいち事業会社の人事ではなく、自ら起業して勝負する必要があると感じていました。これは敬愛するシンプレクス株式会社の金子社長の影響もあります。大学時代にやんちゃをしていた人たちがアクセンチュア(当時のアンダーセン・コンサルティング)で出会い、厳しい環境に晒されながらも次々と難局を突破。その後さらなる刺激を求めて外資系投資銀行へと進み、グローバルナンバーワンと呼ばれるまでになる。それでも満足せずチームごとスピンアウトして、日本発のファイナンシャルイノベーションを世界へ発信すべく20年以上も日本の金融フロント領域のリーディングカンパニーであり続けている…。スケールもスピード感もまるで敵いませんが、我々も自分たちの経験や専門性で日本の採用市場に変化をもたらしいつの日かNo.1になりたいと思っています。

「VISIBRUIT」という社名の由来は?

佐藤:そもそもの着想はアダム・スミスの提唱した「神の見えざる手(invisible hand)」でした。“混沌を極める採用/就活市場において、自動調節機構のような役割を果たす企業を創りたい”、そんなイメージがありました(invisible hand of recruit)。

そこから平川さんと相談して、目に見えないものを“見える化”するという意味でvisibleを、採用領域でという部分にこだわってrecruitをキーワードとしてピックアップして、その2つを掛け合わせた造語を社名としたということです。

いよいよ創業5年目を迎えるが、創業当時はどんな苦労があったのか?

時給1500円での業務委託、会員学生10数人からのスタート

平川:立ち上げ期は右も左も分からず、人材系企業用の派遣会社などに登録して、面接の代行業務や中途入社者を対象とした営業研修など地道にやっていました。時給1500円くらいだったと思います。

佐藤:自社会員づくりについては、母校の出身ゼミを訪問して後輩向けに就活セミナーをやらせてもらいました。そこから学生が口コミで新規会員を紹介してくれるようになりましたが、しばらくはイベントを企画しても2,3人しか集まらない状態が続きましたね。駆け出しのお笑い芸人やアイドルと変わりません。

平川:学生向けのキャリアカウンセリングもまさに何でも屋のような感じで、特にニーズがあるわけでもないのに学生と毎月面談したり、一人の学生から十社分くらいのES添削を依頼されて毎日深夜3時頃まで添削をしていたこともありました。

どのような道のりで今の状態になったのか?

IT/デジタルの時代とは思えない泥くさいアナログな道のり

佐藤:古い例えですが、“わらしべ長者のプロセス”を思い浮かべて頂くとイメージし易いのではないでしょうか。最初のお客様に小さなチャンスを頂き、まずはそこにフルコミットして喜んで頂く。すると次にはもう少し大きなチャンスを頂けるようになり、また自分たちにしか出せない付加価値を付けて結果を残す。この愚直な繰り返しをめげずに続けていくと次第にお客様から新しいお客様へと広がっていく。

人事出身の創業メンバーにはITの専門性(プログラミングなど)が一切なかったので、これまでは“スマート”とはかけ離れた非常に原始的な道のりを歩んできました。でもそのお蔭で簡単に折れないだけの地力はついた気がしています。

この先、どのような会社を目指しているか?

「採用・就活の未来をヴィジブルートから」

平川:起業してからこの3年間で得た収穫は、採用と就活における「リアルな現場の課題」に対して様々な立場から向き合えた(収集できた)ことです。今後は、この「リアルな現場の課題」を、より本質的な問題に抽象化して、あるべき採用と就活の未来を構想し、実現することにも、力を注いでいきます。

例えば、 「多くの企業の面接で毎回同じことを聞かれるのは非効率だが、かといって一度の面接であらゆる企業の合否がついてしまうのはいいことなのか?」「人間が面接をするとどうしても評価にブレがでてしまうが、それは企業の人材多様性確保のためにはいいことではないか?」

このような答えの見えない問いに向き合い続けて初めて、今後の大きなトレンドを作るような採用と就活の未来を創造することができると考えています。一方で現実世界は常に変化をしていくので、「リアルな現場の課題」には今後も向き合い続ける必要があります。

「リアルな現場の課題解決」と「本質的な未来構想と実現」の両立が、これからのヴィジブルー トの目指す姿です。


以上、株式会社ヴィジブルートの創業ストーリー後編をお送りしました!

ヴィジブルートの価値観や事業にかける思いなど、私たちのコアとなる姿をお伝えできていたら幸いです。お読みいただきありがとうございました!

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現在の主な事業内容は以下3つです。(2020年1月現在) ① 採用支援業務(企業向け) 1.新卒/中途採用コンサルティング 2.RPO 3.各種研修の企画/運営 4.人材紹介(厚生労働大臣許可番号 13-ユ-307986) ② 就活支援業務(学生向け) 1.キャリアカウンセリング 2.各種選考対策イベントの企画/運営 3.キャリアイベント「VISIBLE TIME」の企画/運営 (http://visibruit.co.jp/visibletime) ③ 研究開発 1.ビッグデータとAIを駆使したマッチングシステム 2.人材のアセスメントワーク/相互理解のためのゲーミフィケーション
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