こんにちは！

先週、こちらの記事で準備していたイベントが開催されました。

ゲストはTwitterでおなじみのリュウジさん！

かなりの高頻度で料理投稿をし、そのいずれも数千リツイートという拡散力の持ち主です。

どの料理もシズル感がたまらない！絶対美味しいと思わせるツボをしっかり抑えてますね……

（油めし……卵黄は無敵……）

（キュウリのオーブン焼き……お酒が止まらない予感……）

リュウジ哲学に浸る

この世界観をどうやって作り上げたのか、社員もみんな興味津々です。

打ち合わせの時点で質問攻め。

「どうやってレシピ開発しているんですか？」

「どうやってフォロワー数を伸ばしたんですか？」

リュウジさんは自分の中にしっかりとした軸をお持ちだということが判明しました。

「料理は別にやりたくなければやらなくていいんですよ。でもやってみたら楽しいから、ハードルを下げるのが自分のミッション」

料理家さんは皆「料理する人が正しい！」という思想なのではという私の偏見が覆されました。

中でも私の心に刺さったのは、

「自信をもってプレゼンすることが大事だと思います」

「僕は常に大げさなくらい誇張した文章で思わずやってみたくなるようなツイートをしている」

「同じものでも美味しいよ！って出されたら美味しく感じるけど、微妙かもと言われながら出されたら、美味しくは感じられないでしょ」

（確かにリュウジさんはたびたび悪魔を召喚しています）

料理にかかわらず、さまざまな場面で同様のことが言えると思います。

最近プレゼンで自信なさげに振る舞ってしまう私の反省です。

自信をもってプレゼンするには……

相手に委ねる姿勢をやめないといけないなと思います。

これで大丈夫かな？OKしてもらえるかな？私なんかでいいのかな？　ではなく、

わたしの100％はこれです！あなたはどう思いますか？意見があれば聞きます！という姿勢。

フリーランスの厳しさ

家族に反対されながらも、自分のやりたいことを副業から本業へシフトさせたリュウジさん。

「フォロワー数の多い人は、人気者ってだけで稼げるなんてすごい時代だ」と思っている人も少なくないのではないかと思います。

しかし成功しているインフルエンサーさんにお会いするうちに、これは全く違っていると感じるようになりました。

フォロワー数が増えるのは、自分をブランディングし、アウトプットした結果から試行錯誤し続ける努力ができる人だけです。フォロワー数はその意欲と努力の結果としての数字なのです。

今や料理家一本で活躍するリュウジさんですが、懸念していることがあると言います。

「料理家は頭脳労働なのに対価が安すぎる状況を変えたい」

「僕が金持ちになりたいからではなく、このままでは料理家になりたいという人が出てきても生活できなくなってしまう」

副業や雇用形態にとらわれない働き方が注目される昨今、フリーランスの良い面が話題にのぼることは多々あります。一方で、力のある企業が、組織に属さないフリーランスの足元を見て仕事を提供する構図があるとすれば、広がりつつある働き方の選択肢が狭まってしまいます。

食べる人も作る人も幸せになれる料理。関わる人全てが幸せになれる構図を目指したいものです。