AMI株式会社は、「誰もがどこにいても、質の高い医療を実現する」をミッションに、超聴診器の社会実装や、遠隔聴診システムの活用により遠隔医療の質の向上を目指している研究開発型ベンチャーです。
今回のストーリーでは、「AMIで働くということ」をテーマに私たちの会社を紹介したいと思います。
AMIは何を実現したい会社か
◆聴診器にイノベーションを
AMIでは「超聴診器(心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器)」を開発しています。
聴診器は1816年にフランスの医師ルネ・ラエンネック(René-Théophile-Hyacinthe Laennec)により発明されました。現在では電子聴診器というものがあり、ボリュームの調整や録音機能などが実装されたものはありますが、真の意味でのイノベーションは起きていないと私たちは考えています。
AMIは200年以上の時を超えて、聴診器にイノベーションを起こすべく、「超聴診器」を開発しています。ところで、なぜ聴診器にイノベーションが必要なのでしょうか。私たちが「聴診器」に注目したことには理由があります。
◆大動脈弁狭窄症と心不全の早期発見を目指す
見つけたい病気〜大動脈弁狭窄症と心不全〜
大動脈弁狭窄症や心不全という病気をご存知でしょうか?大動脈弁狭窄症は心臓の出口にある一方通行の『弁』(大動脈弁)が狭くなる病気で、国内の推定患者数は約100万人と言われています。一方で心不全は、心臓の機能になんらかの障害が生じて様々な症状を引き起こしている状態(≒症候群)のことです。患者数は世界でも増加の一途をたどっており2025年~2035年には更に増えることが予想されています。感染症患者の爆発的な広がりになぞらえて「心不全パンデミック」と呼ばれたりしています。
この二つの病気に共通していることは、
①予後があまりよくない
②治療の選択肢が増えつつある
ということが挙げられます。
大動脈弁狭窄症は、“胸が痛い” “ふらつき” “息切れ” などの症状が現れてから平均生存期間が約3年と言われています。一方、心不全は急性心筋梗塞などによる心不全は突然死の原因になりますし、慢性心不全は入退院を繰り返す度に悪くなっていき、最終的には死に至ることもあります。
大動脈弁狭窄症と心不全の早期発見を実現したい理由
大動脈弁狭窄症の治療は薬物治療の他には開胸手術しか選択肢がなかったのですが、2013年からTAVI(経カテーテル大動脈脈弁留置術)というカテーテルでの治療が可能になりました。心不全に関しても新規の作用機序を持つ薬剤の研究開発が進んでいて、続々と申請や承認がされています。
治療の選択肢が増えた今だからこそ、早期発見することで適切なタイミングで適切な治療に結びつけることが重要だと考えています。
◆早期発見にはスクリーニングが大事
早期発見をするためには検査が必要ですが、一人一人に心臓超音波検査(心エコー検査)やカテーテル検査をすることは、時間的にもコスト的にも現実的ではありません。検査時間もかかりますし、患者の身体への負担がないわけではありません。また、健康診断で行う心電図の検査では、大動脈弁狭窄症などの心臓弁膜症の発見は困難です。
ところが、心疾患のスクリーニングについては、皆様もご存知の方法があります。それは、聴診です。
AMIは聴診というスクリーニングに革新を起こすべく、「超聴診器(心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器)」を開発しています。超聴診器は、胸に当てるだけで心電と心音を同時に計測します。また、独自の信号処理技術とAIを活用することにより、先に挙げた大動脈弁狭窄症や心不全などの心疾患の診断に必要な情報を医師に提供することを目指しています。
AMIで働いているメンバーと環境
◆AMIではこんなメンバーが働いています!
AMIには、医師・看護師・保健師・放射線技師・臨床検査技師・管理栄養士などの医療従事者と、メカ・エレキ設計エンジニア、ソフトウエアエンジニア、デザイナーなどがコラボレーションしながらプロダクトを開発しています。
これまで公開した社員インタビューもありますので、興味のある方はご確認よろしくお願いします! 今後も続々投稿予定ですので、是非お楽しみに!
(以下、掲載の新しい順)
エンジニア/医師 山田
エンジニア/博士(理学) 中野
メディカルリサーチャー/看護師 小城
AIエンジニア/博士(工学) 関
品質保証/博士(工学) 吉永
取締役CRO(最高研究責任者)/看護師 齊藤
技術顧問/博士(工学) 山川
COO(最高執行責任者)/CTO(最高技術責任者) 神尾
◆メンバーの働いている様子
経歴もバックグラウンドも異なるメンバーが互いに刺激し合いながら、日々事業を進めています。
ある日の解析風景
総務のおふたり
エンジニアのおふたり
※PCやモニターはご希望のものをご用意します。
◆オフィスの立地
研究開発拠点でもある鹿児島本社は、鹿児島市の中心部“天文館”にあります。バスや路面電車の電停もすぐそばでアクセスもよく便利な場所です。周辺には飲食店やコンビニをはじめ、ドラッグストア、居酒屋など、なんでも揃っています。つい先日は実験の為に100円ショップに走りました(笑)
AMIで出来る経験
◆前例のないことへのチャレンジ
「今、世の中に存在しないものを創っている」ので、前例があることは少ないです。世界初になるかもしれない仕事にチャレンジできます!
◆世界中の人々に価値を提供する
技術を極限まで高めることで、革新的な医療を世界中に届けることができると、私たちは確信しています。超聴診器は、世界中の人々に価値を提供できるデバイスだと、私たちは考えています。共に世界中の人々に価値を提供する仕事をしましょう!
いかがでしたでしょうか?「AMIで働く」想像していただけたら嬉しいです。当社に興味を持っていただいた方は、カジュアル面談もしておりますのでお気軽に問い合わせください。
AMIメンバー一同、お待ちしております!
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