サイバーエージェントの採用基準はたった一つ
サイバーエージェントは例年、新卒を300人前後採用していますが、私たちの採用基準は一つだけ。「素直でいいやつ」を選んでいます。
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こんにちは、unname代表取締役の宮脇啓輔です。
私が新卒で入社したサイバーエージェントに有名な採用基準があります。
それは「素直でいいやつ」を選ぶというもの。
確かに、サイバーエージェントの人はいい人ばかりで、何かあれば助けてくれました。他人の足を引っ張ろうとしたり、無関心な人はほとんどいませんでした。
今回は、自分なりに「素直でいいやつ」の解像度を高めてみようという目論見です。
①素直でいいいやつは、愚直に受け入れられる
②素直でいいいやつは、周りが面倒見たがる
③素直でいいいやつは、仕事が集まる
④素直でいいいやつは、AI時代にも強い
サイバーエージェントで言われている素直さというのは、「従順である」という意味ではありません。言われたことを思考停止でやることは、素直さではないのです。しっかり考える姿勢は持ちつつも、一旦言われたことを受け入れてやってみることができる力なのです。
これは、いい意味で自分を信じていない状態とも言い換えられます。
自信があること自体はいいと思うのですが、若手の頃は先輩のやり方を模倣してやった方が早いことがほとんどです。そんな時に、自分ではなくアドバイスをくれた先輩を信じ「その人のやり方でやった方がいいに決まっている」と受け入れることができることが、素直さなのです。変なこだわりがある人ほど、自分のやり方を主張してしまうのですが、「その時の自分が考えても、よくわからないことがあるもんだ」と割り切れることが重要です。
これは、やり方にこだっているのではなく、成果に対してこだわっている状態なのです。
素直でいいやつは、言われたことをすぐに実行します。これが意外とできない人が多いのです。
・おすすめされた本はその場でアマゾンでポチります
・おすすめの飲食店は1週間以内に食べに行きます
・おすすめの仕事術はその日からマネします
言われたことをまずは一旦やってみる。
その上で、どうだったか結果や感想まで報告してくれます。こういう人は行動力が高く、試行回数が圧倒的に増えます。"試行"回数が増えれば"思考"回数も増えるので、マネから入ったことでも、早いタイミングで自分のやり方を習得することができるのです。
それだけでなく、何といっても「こいつ打てば響くな」と思ってもらうことができます。しかも、打てば響く"顔"をしているのです。
一方で、素直じゃない人は顔つきや反応でわかります。そのうち「言っても無駄だな」と諦められていくのです。しかし、言ったことを素直に実行できる「打てば響くタイプ」の人間は、周りの人からすると育て甲斐があるのです。なので、優秀な人が面倒を見たがってくれるので、放っておいても勝手に成長環境が醸成されるのです。
周りが助けてくれるので、成果も出るし、成長もしてゆくのです。
「ちょっとめんどくさい仕事なんだけどなぁ」
「これ、誰にやってもらおうかな・・」
という仕事ってありますよね?
素直でいいやつにはそんな仕事が集まります。「あの人にお願いしたら快諾してくれるはずだ」と思ってもらえると、そういう機会が回ってくるのです。
もちろん中には、ただめんどくさいだけの仕事もあるでしょう。しかし、そんな仕事の中にも、何かの機会につながる仕事は玉石混交しているのです。なので若い頃は、仕事を選ばず、二つ返事で何でもやっておくべきなのです。その積み重ねが信頼と変わってゆくので、いい仕事が巡る運気が高まるのです。
若い頃は実績が少ないので、なおさら仕事が集まる状態を作っておくことが重要になるのです。
生成AIがビジネス領域に染み出して2~3年ほど経ちますが、加速度的にゲームチェンジののスピードは高まっています。
しかし、素直でいいやつは、何かに固執することがないので、過去の成功パターンも簡単に捨てることができます。現実にも素直に向き合えるので、時代の変化にも強いのです。
また、AI時代では議事録、データ入力、リストアップ、リサーチ、企画出しなどの若手社員が修行タスクとして取り組んでいた業務から淘汰されていきます。修行タスクをこなすことで成長をしてきた若手社員の成長機会を奪われることになるのです。
さらに、転職が当たり前の時代になると、終身雇用を前提とした教育コストを会社側が負担しづらくなってきます。これまでとは違い、若手社員は勝手に成長する必要があるのです。
しかし素直でいいやつはどうでしょう?
素直で可愛げがあり、打てば響くので、周りが喜んであなたの成長に貢献してくれるのです。素直でいいやつであることはAI時代のキャリア戦略の1つとも言えるのです。素う
若い頃こそ、「早く即戦力となって成果を出したい」と願う気持ちは痛いほどわかります。しかし、目先の短期合理に目を奪われ、長期で大きく成長するためのスキルを身につけないと、成長の踊り場が早めに訪れてしまいます。
若い頃こそ、複利のように早く身につければ身につけるほど成長できるスキルを身につけておくべきです。